【ムサビ生限定】東工大EDP&社会連携活動&旅ムサ説明会が開催されるってよ

2019年4月12日(金)

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今日は完全にムサビ生限定情報なので、他美大の方はここで退出されて大丈夫です。


先週はオリエンテーション、今週はお試し授業期間的な週で、やはり気になるのは新学科クリエイティブイノベーション学科。
初授業をチロっと見てきました。

これは新学科生対象の学長による特別授業の様子。
「普通じゃ考えられないけど、前の席から埋まっていった」「終わった後に質問攻めになった」と興奮しながら報告する先生たちに「そりゃそうでしょうそりゃそうでしょう」と自分事のように喜ぶ手羽なのでした。でも新学科の過酷なカリキュラムが始まるのはこれから。覚悟しといてね。

で、いよいよ来週からムサビは本格的に授業がスタートしていくわけですが、大学の活動が活発化するのも来週からでして、古巣の社会連携チームでは様々な説明会を用意しています。手ぐすね引いて待ってたんです(笑)
5つの説明会を解説含めて紹介しておきましょう。


■東工大エンジニアリングデザインプロジェクト参加者募集説明会


  • 昨年度の東工大での最終プレゼンの様子

●募集説明会日時:4月12日(金)16:30-(1時間程度)
●説明会会場:本学鷹の台キャンパス 12号館2階201教室
●説明者:東京工業大学EDP担当教員、昨年度受講ムサビ生

すいません・・・今日の説明会です・・・昨日紹介すりゃよかった・・。

東京工業大学エンジニアリングデザインプロジェクト(以下EDP)とは、ムサビ提携校の東京工業大学が開設する異分野融合型授業で、協力企業が策定したテーマに基づいて、東工大生・藝大生・ムサビ生・社会人・企業人が一緒になりチームで課題を発見し、解決手法を提案する授業です。

例年夏にやっている東工大×ムサビ合同ワークショップの長期実践型デザイン思考WSてな感じで、本学からもファインアート系・デザイン系関係なく毎年複数名学生さんが参加してます。
前期期間中、東工大大岡山キャンパスに2週間に一度頻度ぐらいで通わなくちゃいけないから、かなりヘビーではあるんだけど、参加者の満足度は毎年かなり高いです。
「デザイン」とつくけどEDPは参加学科・コース不問。ただ東工大さんにご迷惑かけないようにちゃんとやれる人だけ申し込んでください。
あ、夏の東工大合同WSの方はもう少ししたら募集スタートする予定です。

どんな授業内容かはこちらの「エンジニアのためのデザイン思考入門 」をご覧くださいませ。

他美大では体験できないプログラムで、なおかつムサビ生はTA(Teaching Assistant)としての参加だから、時給と交通費がでるんですよ。お金をもらえてなおかつ東工大で学べるというのが最大のポイントでもあり。
時給など詳しくは説明会で。

あ、EDPの対象は学部3年生以上及び大学院生ですが、募集説明会には1・2年生の参加も歓迎します。次年度以降の参考にしてください。 


続いてこちら。
■社会連携活動説明会


  • 去年の説明会の様子

●日時:2019年4月15日(月)17:00~(1時間程度)
●会場:2号館205教室


「社会連携」という言葉には様々な意味があるんですが、ここでは「産官学連携」「地域連携」「大学間連携」「美術・デザインの振興・普及」など「大学と社会とのつながりに関係するもの」をおおざっぱに「社会連携」と定義付けしています。
最終的にはなんでも「ムサビと社会とのつながり」になるので、他部署から「これも社会連携ですよね?」と仕事を押し付けられることがよくあるけどね(ぼそっ)


ムサビには(大袈裟ではなく)ありがたいことに1週間に1,2件頻度で産官学含めて社会連携がらみの依頼があります。
「ムサビの社会連携」というと旅ムサが有名ですが、自治体・他大学・企業との共同事業から似顔絵描きまで、お金をもらえるものもあれば完全なボランティアもあり、その形態はさまざま。
膨大な依頼に対応するため、それらを厳選・取りまとめ、コントロールしてるのが社会連携チームで、多くは


  • 去年の説明会の様子

「MAUクリエイターズバンク」(通称MCB)という仕組みで回してます。
やる気のある学生さんだけ登録してもらい、そのメンバーだけに社会連携チームが厳選した依頼を紹介するシステム。逆の言い方すると、MCBに登録しないと面白い話はやってこないってことで去年は300名以上が登録してました。約4000人の大学で300名以上の登録ってすごくありません?
当日の社会連携活動説明会では過去の事例とこのMCBの説明が中心になると思います。


次はこれ。
■旅するムサビプロジェクト活動説明会


  • 去年の説明会の様子

●日時:2019年4月18日(木)17:00~
●会場:2号館205教室


学生さんによる昨年度の活動報告と今年予定されている旅ムサの参加者募集です。

中学校美術教員から「生徒に本物の美術作品を見せたい」という相談を受け、学生の作品を中学校に持ち込んで鑑賞授業を行ったことからスタートしたのが旅ムサ。「鑑賞型授業」をはじめとしてご存知「黒板ジャック」、地域に長期滞在して制作する「旅ムサステイ」(今年は千葉県いすみ市、北海道や鳥取県等で旅ムサステイをやります)、中学校などの空き教室でムサビ生が制作に取り組む「公開制作」、中学校を美術館に作り替えてしまう「ムサビる!」等いろんな活動に派生しています。

単位も出ず、公欠にもならないし、基本自腹(交通費を出してくれるところがずいぶん増えたけど)なのが旅ムサ。でも上記写真は昨年度の説明会風景で、これだけの学生さんが興味を持って参加してくれることが本当にありがたいです。
ただ、こちらも登録しないとダメでして、ムサビを使い切りたい人はぜひMCBに。
詳しくは説明会で。

あ、旅ムサの一環であるムサビる!ですが、別個にスタッフ募集説明会をやってます。
ムサビる!2019 スタッフ募集説明会
●日程:4月15日(月)、4月18日(木)、4月22日(月)*3日間同じ内容
●時間:16:30~17:30(終了後も同教室で質問を受け付けてます)
●場所:2号館206教室

活動詳細については、こちらを参照ください


そしてこちらも。
■2019年度わらアートまつり製作メンバー募集説明会

●説明会日程:4/12(金) 、16(火) 、18(木)
●時間:16:30~
●説明会会場:10号館409号室

ご存知「わらアート」。
新潟県西蒲区で1週間合宿状態で巨大わらアートを作ります。こちらの活動も早10年。


て、これらの説明会案内は既に学生さんにはメールで配信されてたり、SNSや学内張り紙でお知らせがでてる情報です。
また、翌週はあるコンペの募集説明会や東京ミッドタウンアワード募集説明会も予定されてます。(お知らせは近日中)

課外講座もどんどん始まるし、
【入学式の服装は?】美大新入生に6つのアドバイス【友達作りは?】
ここで書いた、「大学の様子がわかるまで・・・できればゴールデンウイークぐらいまで・・欲をいうなら夏までは、アルバイト等動かせない夜の予定はいれない方がいい」というのを実感してもらえれば。


以上、先月、東工大WSをやってもらってる油絵学科の袴田先生に「手羽は異動することになりました」とメールで連絡して「えー、手羽くんがいなくなると東工大WSはつらいなー」という返事を期待してたんだけど、「そうか。木反橋くんがいなくなるとつらいから彼を異動させないでね」と全然手羽のことは触れてもらえず、若い芽は早く摘もうと誓った手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。