【EXHIBITIONとPLAY】SICF19が参加クリエーター募集開始しましたよっ!

2017年11月17日(金)

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SICFとは、Spiral Independent Creators Festival (スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)の略称で、南青山にあるスパイラルが若手作家の発掘・育成・支援を目的として2000年から開催しているアートフェスティバルです。毎年ゴールデンウイークにやってます。


公募によって選ばれた様々なジャンルのクリエーターがブース形式で出展していて、旬の若手作家作品を一気に見れ、なおかつ作家さんもその場にいるから、この数年手羽は必ずチェックするようにしてます(さすがに全会期は無理ですが)
SICF16に行ってきた!!
SICF17に行ってきた!
SICF18に行ってきた!

ちなみに2017年開催のSICFだと「SICF18」と表記されるんですが、18は西暦下2桁ではなく回数で「第18回SICF」という意味です。これがいつもごっちゃになって。ま、「それをいうならSICF18でしょ」と突っ込まれるとそれまでなんだけど、「1個違いならあえて1年休催して数を合わせてくれないかな・・」と書類で西暦と元号をいつも間違える手羽は思うのです(どういう論法)。
もうひとつちなみに手羽がいつもごっちゃになるのは、SICFはSpiral Independent Creators Festival の略だけど、文字が二つ同じのSFFはStudent Freepaper Forum、学生フリーぺーペーパーの祭典で、3文字同じのICAFはInter Collage Animation Festivalの略で、やはり3文字同じのSFCは湘南藤沢キャンパスの略で、SFCがミッドタウンでやってるイベントはORFで、文字面が似てるSMEはSony Music Entertainmentで・・・手羽キャパオーバーっす・・。


で、19回目を迎える来年SICF19の参加クリエイターの募集が一昨日からスタートしましたよ。
ブース出展形式の「EXHIBITION」と、パフォーマンス部門「PLAY」の2部門があります。

「EXHIBITION」応募要項

●応募受付期間:2017 年11月15日[水]~ 2018年2月15日[木]
●応募資格:
(1)国籍、年齢、作品ジャンル不問。ただし、期間中、会場に常駐できること。
(2)個人もしくはグループ。
●出展料/2日間:¥ 43,000 (税込)
※出展料は審査を通過後、参加決定の際に振込。応募は無料。
※個人、グループ出展共に同額。
●ブースサイズ:高さ2,400 x 幅1,650 x 奥行き1,650 mm
●応募方法:応募フォームに作家・出展情報などの必要事項を登録し、展示プランや過去の作品画像をweb上にアップロードするか、SICF事務局に郵送。
●会期:
A日程 : 2018年4月29日(日)〜30日(月・祝) 11:00-19:00
B日程 : 2018年5月3日(木・祝)〜4日(金・祝) 11:00-19:00
C日程 : 2018年5月5日(土)〜6日(日) 11:00-19:00
※全日程ともに50組2日間ずつ



「PLAY」応募要項

●応募受付期間:2017 年11月15日[水]~ 2018年2月15日[木]
●応募方法:基本情報などの必要事項を記入したメールに応募資料2点(a.作品コンセプトシート、b.審査映像)を添付の上、SICF事務局に送信してください。
●参加条件:
①パフォーミングアーツ、アートパフォーマンス、インスタレーション、メディアアート、プレゼンテーションなど表現方法は自由。
②準備時間は5分間、本番時間(撤収含)10分間の計15分以内で行なうこと。
③国籍、年齢、グループの人数は不問。
④指定の期日に実施する現地説明会に出席すること(指定期日は後日発表のため、都合が付かない場合は応相談)。
⑤火気・液体の使用は不可。施設を汚損しないものとすること。
⑥交通費、衣裳・小道具・大道具・稽古場・小屋入り等の費用は個人またはグループの負担。
⑦事前の場当たり/リハーサルは、出演日当日の開館時間前、1団体15分以内で行なうこと。
●参加料:個人15,000円(税込)、グループ20,000円(税込)
※「SICF19 EXHIBITION」にも参加する方は個人/グループ問わず3,000円(税込)
※参加料は審査を通過後、参加決定の際に振込。応募は無料。
●会期:
Ⅰ日程:2018年4月30日(月・祝) 13:00-17:00 [1組10分]
Ⅱ日程:2018年5月4日(金・祝)13:00-17:00[1組10分]


学生さんからすると、EXHIBITION出展料が2日間43,000円って結構な大金だと思うけど、SICFで受賞した人がその前後に他で受賞してるケースを最近ほんとによく見るんですよ。
SICF16 スパイラル奨励賞の後藤宙くんが翌年Tokyo Midtown Award 2016 アートコンペでグランプリを獲ったり、「第18回岡本太郎現代芸術賞展」特別賞受賞を受賞した江頭誠さんが翌年SICF17グランプリ受賞したのは典型例。
また、去年はGWの間の平日昼間に行ったけど来場者がすんごく多く、注目されてる展覧会なのが改めてよくわかりました。
去年からEXHIBITIONは100組から150組に枠が増えたので、このチャンスは使っておきたいもの。
美大生は申し込みましょっ!


以上、SICFで「この作品いいなー」と思ったものが結構な確率で賞を獲るんだけど、ミッドタウンアワードでグランプリを当てたことがない手羽がお送りいたしました。だからSICFの審査員にしてください(どういう論法)

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。