わらアートまつりレポートをやってます。
これまでの話はこちら。
■【9月2日からスタート!】巨大わらアート制作風景を見に行ってきた
■ニコニコ町会議in新潟わらアートまつりに行ってきた
■【長澤学長ゴリラに襲われるの巻】わらアートまつり2017に行ってきた
わらアートまつりのレポートは以上で、話は9月1日に戻ります。
今回の出張はスタッフのAB沢さんと一緒だったんですが、必ず見なくちゃいけないのは、もちろんわらアートまつり(笑)
で、ムサビが昔からお世話になってる岩室温泉、いわむろやも会場から20分ぐらいの場所にあるんで一度見ておきたい(手羽は以前行ったことがある)
多分それでも時間が余るはずで「もう一か所ぐらい回れるなー、手羽一人だったら絶対にあそこに行くんだけど。一応ルートも調べてあるんだけど」と思いつつも、「あとの時間はどうする?岩室といえば弥彦神社だから、そこに行ってみようか。パワースポットだし」と提案すると、「実は●●に行きたかったんです」と。
おおおおおお。手羽もそうだったの!!!!美大職員の鏡っ!!
てなわけで岩室温泉から、
高速に乗って、
某所に到着。
さて、そこがどこかというと
長岡造形大学さんです!!
っておもっきしタイトルに書いてるんでこんなに引っ張る必要はなかったけど。
知り合いの職員さんが数人いますが、急きょ決まったので完全にノンアポです。
長岡造形さんのことを紹介しましょう。
地元産業界や保護者から「地域のデザイン力 と商品開発力を強化したい」「地元の大学に通わせたい」と熱い要望を受け、1994年に市が建物などを整備し学校法人が運営する「公設民営方式」で開設された大学です。
それもあって、長岡造形さんは「造形」を「design」と訳しており、「デザインの大学」、略して「デ大。」をコピーに使ってました(今も使ってるのかな?)
手羽は一度訪問したことがあって、いつか調べてみたら2007年ですね。
■ムサビ日記|手羽日記 07/20 -長岡造形-
こういう時にブログ書いてるとすぐにわかるから便利(笑)
ムサビ日記を出した直後・・・ってちょうど10年前なんだなあ・・・。
でも、長岡造形さんは手羽が訪問したあたりから厳しい状況が少し始まっていて、2010年から3年連続で定員割れになってしまいました。これはまずいと2014年に公立化したところ、受験生が激増。今も安定した受験生確保ができてて、この変化は入試業界で語り継がれてるし、「公立化の成功例」として必ず挙げられます。
・・・ってそういう話はいいですね。
じゃ、どんどんキャンパスを紹介していきます。
しかし、公立のいいところは交差点表示ですな。
大学名の交差点はよくありますが(多摩美大前とかね)、こうやって矢印が入った交差点表示は私大じゃ無理なわけで。
ちょいと外回りを見ていきましょう。
「デザインの大学」ですが、美術・工芸学科もあります。
「デザインの中でアートを学ぶ」ってことですね。
個人的には、せっかく「造形」という大きな概念の言葉が大学名に入ってるんだから「デザインの大学」とあえて領域を狭めなくてもいいんじゃないのかな、と思ったりはしてましたが。
歩いてたら、小林花子先生に遭遇。
小林先生・・・というか花ちゃんはムサビ彫刻の後輩で、一緒に展覧会をやった関係だったりします(笑)
今は長岡造形で教えてるんですわな。
たまたま一緒に話をされてた油絵の先生もムサビ油絵学科卒で、長岡造形でムサビOBOG3人で記念撮影。
でもやっぱり一番見たかったのはこちら。
第3アトリエ棟です。
2010年グッドデザイン賞にも選ばれてるし、やっぱりこの不思議な窓と建物の形。
中はどうなってるんだろ?と昔から疑問で。
中に入ってみよう。
この外観だと普通はデザイン系の演習室として使いそうなもんですが、名称の通り、ほんとにアトリエや工房として使ってるんですね。
いやー、感動。
長岡造形さん、ありがとうございました。
10年ぶりの長岡の夕焼けはきれいでした。
てなわけで、新潟レポートはこれにて終了。
以上、
おっさんが燕三条のコッテリ背油ラーメンを夜中に食べるのは危険だよね、の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。