わらアートまつりレポートをやってます。
これまでの話はこちら。
■【9月2日からスタート!】巨大わらアート制作風景を見に行ってきた
■ニコニコ町会議in新潟わらアートまつりに行ってきた
屋台が出てのお祭りはこの土日で終わりましたが、展示は10月末までやってる予定なので新潟にお立ち寄りの際はぜひ。
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▼第10回 わらアートまつり
●作品の展示:平成29年10月31日(火)まで(予定)
●会場:上堰潟公園(うわせきがたこうえん)
●住所:新潟市西蒲区松野尾1番地
https://www.facebook.com/waraartmatsuri
https://twitter.com/waraartmatsuri
https://www.instagram.com/wara.art/
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では、お待たせしました。
わらアートまつり2017の会場を見ていきましょう!!
まずは、全長約10メートル、高さ約5メートルと過去最大サイズの「ライオン」。
これでサイズ感がわかるんじゃないかしら。
ちょっと歩いて、「うし」と「サイ」がいる場所へ。
今年は10周年ってこともあり、テーマが「10×獣(じゅう)」。
なので全部が猛獣系ってことですね。
あ、宮島先生も作品紹介でニコ生に登場してまして、2時間35分あたりをチェックしてみてください。
でも、ニコニコ町会議目的で来た人は、わらアートも見て帰ってくれたかな(ぼそっ)
公園は広いので、次の場所へテクテク移動。
つづいて「ワニ」さん。
みんなでお約束のショットを。
「わらアートと言っても、骨組みに藁をくっつけただけじゃないの?」と思ってるかもしれませんが、よーーーくみてほしいんです。
ちなみにこの上堰潟公園は水と土の芸術祭のサテライト会場でも使われてまして、
建築学科・土屋公雄先生の作品「海抜ゼロ」がすぐそばにあります。
向こう岸で鳥が休んでる。
ちなみに「水と土の芸術祭」は3年に一度開催だから次は2018ですね。
さ、もう一体!
丘を登ると「ゴリラ」がいます。ウホっ
手羽はゴリラが一番好きだったかな。
顔の表情とか筋肉とかお腹の質感とか、ほんとよくできてた。
このわらアートまつりでは「既存キャラクターは作らない」というルールはありますが(黒板ジャックもそうです)、特に動物縛りでやってるわけでなく、カブトムシやヘビなども作ってるし、過去には「お城」ってパターンもありました。
宮島先生に聞いたところ、「10年間で同じ種類のモノはほとんど作ってないはず」とのこと。
「え。1年5,6体計算だと9年で50体ぐらいになるはずでしょ?ほんまかいな」と、意地悪な手羽は検証してみました。
過去9年の画像とタイトルはこちらに出ています。
■平成20年度 わらアート作品
雪の精、かたつむり、きのこ、かも、羽黒山
■平成21年度 わらアート作品
マンモス、森のフォリー、ネッシー、カメ
■平成22年度 わらアート作品
カブトムシ、風のフォリー、靴、龍、家、鯨、リング、武者、きらりん(市民作品)
■平成23年度 わらアート作品
マウンテンゴリラ、トトロの穴、武蔵丸、ニャレオパトラ、カンガルトンネル、タコろう
■平成24年度 わらアート作品
もしもしカメよ!カメさんよ!、わらおばけ、ライト号、リラックスモアイ像、つかまれ!じゃんわらじむ!、藁青龍
■平成25年度 わらアート作品
サメキング、わら戦車、わらゴン、飛び乗れバタフライ、わらィンクス、かくれんぼの花
■平成26年度 わらアート作品
わらキャッスル、伝説のわらペガサス、ティーポット&カップ、わら星人のsos、ガリバー、わら星人
■平成27年度 わらアート作品
ティラノサウルス、トリケラトプス、コブラ、カマキリ、カニ、アヒル
■平成28年度 わらアート作品
ワシ、キツネ、アリ、カメレオン、セイウチ、イカ
昔はお相撲さんとかUFOとかも作ってたんだな(笑)
写真見ると、平成27年ぐらいから「こういうのを作ればお客さんに喜ばれるんだ」ってのが見えてきた感じがしますね。って結構最近。
で、ゴリラとカメがかぶってるくらいで、確かに同じ種類は作ってないことが判明。すごい・・。
そして、実はですね。
今まで秘密にしてたことが2つありまして。
ひとつは、
10周年で、わらアートまつりの切手が発売されたんです!!
新潟の方はぜひ買ってね(手羽も記念に2セット買いました)
そしてもうひとつは。
わらアートは全国各地に広がり、
■巨大わらアート:スライムがあらわれた! 埼玉・行田 - 毎日新聞
■【西予市】わらマンモス!2017年春にリニューアル~田んぼに巨大な親子が出現
■「巨大わらアート(バッタ)」がダイコン6000本とサツマイモ4000株の収穫体験者をお迎え -- 東京農業大学厚木キャンパス収穫祭
既に10数か所でやってたりするんですよ。
んで、わらアート10年を記念して、10月末にわらアートに関するイベントが岩室で開催されることになりました。詳細についてはおいおいと。
会場にはメディアもたくさんきてて、パっとわかり限りだとこんな感じで紹介されてます。
■西蒲のわらアートまつり 新潟|NHK 新潟県のニュース
■迫力満点!巨大ライオン像 新潟・西蒲区でわらアートまつり|社会|新潟県内のニュース|新潟日報モア
■わらアート 節目の年に大作挑戦 9月2、3日 新潟西蒲区|地域|新潟県内のニュース|新潟日報モア
■巨大なライオンやゴリラが出現! 迫力満点、リアルさを再現 きょうから「わらアートまつり」 学生と市民が協力し5作品 - 産経ニュース
宮島先生、そして学生の皆さん、本当にお疲れさまでした!!
以上、
あの水平線へ大きな一歩を踏み出した学生さんに感動してる学長を激写した手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。