7月31日（月）、朝10時に岡山駅到着。

倉敷には小さい頃家族旅行で来てるはずなんだけど（写真がある）、記憶が全く無く。
なので肉体的には2回目だけど記憶的には初上陸という、手羽にとってグリードアイランドにおけるゴン的な土地、それが岡山県なのです。

金曜まで続く岡山・広島での相談会・高校予備校訪問ツアーがとうとう始まりました。
しばらくはこのレポートをお送りいたします。


夕方から美術予備校を訪問するので、それまでレンタカーで少し観光を。
まず向かったのは、

吉備津神社。
ブラタモリを見て一度行きたかった場所。

桃太郎伝説ゆかりの神社なんです。
　
百済からやってきた巨漢の温羅（うら）が吉備で悪行をしてたのを成敗するために吉備津彦命（きびつひこのみこと）が派遣され退治した・・というのが桃太郎伝説の原型と言われてます。
吉備津彦命が本陣を構えたのが今の吉備津神社あたりだったり、温羅が拠点とした鬼ノ城が実在したりします（ここもほんとは行きたかった）

吉備津神社で有名なものはいろいろありますが、手羽が見たかったのは

これを見るだけでも来たかいがあった

で、少し離れたところに

その桃太郎のモデルとなった吉備津彦命を祭る神社「吉備津彦神社」があります。

ここから30分ぐらい車を走らせて、

岡山城。
宇喜多直家が創設し、そのあとは宇喜多秀家、小早川秀秋（！）、池田光政が城主になっています。
日本でもかなりめずらしい不等辺五角形をした三層六階建ての天守閣を配し、黒い下見板張りの外観から、別名「烏城（うじょう）」と呼ばれています。

NHKの番組でよくみかける磯田先生は岡山出身なんですね。

地方で城があればできるだけ行くようにしてるけど、外観含め手羽的にかなりトップクラスに入ります。

橋を渡って対岸にある

後楽園へ。
水前寺公園や兼六園とかいろいろ見てるけど、今のところこの後楽園が手羽的にベスト1ですね。

このマップの見せ方は参考になりますね。
現在地だけだとどっちの方向に何があるかわからなくなるけど、「見ている方向」が示されてるんで方向がちゃんと把握できる。

ただ、個人的には岡山城もそうだったけど、このバズるのを目的とした作品があんまり好きじゃなく・・。夜になるとライトが灯ってきっときれいなんだろうけど、素の状態を楽しみたいわけで。
何かの時間帯だけこうなるっていうならいいんだけども。でもよくあるイルミネーションは夜のことしか考えられてませんが、昼間のことも考えて作ってあるだけマシかな。

観光はこれくらいにして、車を返却してホテルへ早めにチェックイン。
そこからずっとスライド作り。広島で３つスライドを使うんだけど、学年も時間も全然違うのに、まだ全くできてなくて（涙）

おっと。もう時間だ。
デザイン情報学科の白石先生（岡山出身）と合流して、

18時に美術予備校「グランガルル」さんへ。

おお。この雰囲気、久しぶりだなあ。

手羽は横で見てるだけのつもりでしたが、最後振られたのでPC持ってきてたから「『なんで東京で学んだ方がいいのか？』話と『ムサビの卒業生はこんな人いるよ』話と『こんな専任教員がいるよ』話と『学科の違いを見分ける３つの方法』話とどれがいい？」と聞いて、一番多かった「学科の違いを見分ける３つの方法」を話しました。
そのあと、個別相談して終わったのが20時半ごろ。
　　
「せっかく岡山に来たから、おいしい魚と日本酒でも」と思ってたら、白石先生が「奥さんが『手羽さんに食べてほしい』って言ってるお店があるんで、そこ行きません？ボクは行ったことないけど」と。
そりゃ行くでしょ。

お店の名前は「スパゲッツ　ダンディ」。

事前情報が全くないから、とりあえず鉄板ナポリタンの大をオーダー。
　
しばらくして出てきた料理を見て唖然。

学生の頃でもこんな量食べたことないんだけども・・・。

「し、白石先生は何を頼んだんですか？」
「ボクはミートソースの中にしました」
「え。え。」
「Youtubeで事前学習してきたんで（キリっ）」

そりゃないよ・・・。

アツアツで味もおいしいんだけど、この量は食べられない・・。
食べても食べても全然減らないし、暑さとは違うなんかへんな汗がダラダラ出てくる。
しかもニンニクがたっぷり入ってる。明日は女子高行くねん。なにしてくれとんねん。
　
出されたものは残さない主義の手羽もさすがに途中でギブアップ。

自分の中で3分の2ぐらいは食べたつもりだったけど、写真で比べると半分食べたかどうかだったんだな・・。
残りは20円出してタッパをもらい、テイクアウトしました。


以上、いい岡山の思い出もすべてダンディで上書きされてしまった手羽がお送りいたしました。
ゲッツ！


今日も岡山の画塾を訪問し、夕方から広島入りします。