「手羽イチロウ」はペンネームです。本名ではありません（笑）

新宿に「手羽一郎」というお店があり、それが本名とそっくりな字面なので、2006年頃からペンネームとしてずっと使わせてもらってます。
お店には美大広報飲み会で数回行ってまして、店内はあちらもこちらも全部手羽一郎。個人情報を晒されてるような感じになります。想像してみてください。自分の名前がお店中に張られてる様子を。
ちなみに名刺とムサビ日記を店員さんに渡したら「ふーん」と全然興味ない風な対応でした。シャレのわからない人は嫌いだ。

かれこれ10年この名前を使ってるんで、先生から「手羽さん、いる？」と職場に電話がかかってきたり、郵便が「武蔵野美術大学　手羽イチロウ様」宛でちゃんと届いたり、10年ほぼ毎朝「手羽です」と書いてるから、大事な文書に「手羽一郎」と書いてしまったことも（実話）

今や美大業界では「西の京都造形・吉田さんか、東の手羽さんか」と言われ・・たらいいなーぐらいの存在の名前になってますが、月1ぐらいでエゴサーチする限り、ネット界で「手羽さん」と言えば、完全にこっちです。

　
ネット界でこれだけ「手羽さん」が浸透したのは、やはりハンズネットさんのツイッターですね。

ユルいツイートで親近感を与え、異業種・同業種さんとのSNSのやり取りなど「企業SNSの成功事例」としてよく紹介されます。企業大喜利をやったり、エイプルフールでは「ロフトです」とライバル会社である禁断の店名をつぶやいたり、ロゴを真似してみたり、ツイッター始まりでキングジムさんとコラボ商品を出し、即売り切れになったりもしてます。
■東急ハンズとのコラボ商品「キングジム×ハンズ　トラベル・オレッタ」発売 | ニュース | ファイルとテプラのキングジム
広報SNSの可能性を広げた存在といっても過言ではないでしょう。
手羽も他美大ブログさんとの連動企画をやったりしましたが、ニッチな世界だけにほとんど評判にならず（涙）
毎日「手羽さん」でエゴサする身としては、悔しい限り。


そんな東急ハンズさんですが、今年で40周年なんだそうです。

同じ手羽として、心からおめでとうございます！！

ハロウィン準備でハンズさんにこれからお世話になる方も多いと思いますが、様々な企画が11月から展開されます。
ワークショップだったり、
　

コップのフチ子さんや日清どん兵衛やハッピーターンとのコラボなどなど。

フチ子はともかく、どん兵衛とハッピーターンも同じく40周年なんですね。
パンナム（ロゴマークが大好き）の東京/ニューヨーク直行便就航もBEAMSさんも40周年だし、おっと忘れちゃいけない京都造形さんも40周年ですな（笑）

テレビ放映50周年を迎えるウルトラマンともコラボしてるから、同じくウルトラマンとコラボしてる東京造形さんも50周年記念で、ハンズさんと何かコラボやればよかったのになーと。渋谷つながりもあるし。


ただ広報SNSの難しいところは、
■東急ハンズで個人情報８６１件が流出の恐れ　すでにカード不正利用発生 - 産経ニュース
こういうことが起きた時にどう対応するのがベスト（炎上しないのか）の模範例があまりないことで・・。
なので「広報SNSはやらない方がいい」と判断する企業もあります。


ちなみに。
■不動産大手ヒューリック、「東急ハンズ渋谷店」入居ビル取得
なんて話題が2013年にありました。
渋谷もどんどん変わっていきますね。