東工大×ムサビ合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング」中間プレゼン!

1年ぶりの東工大な手羽です。

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▼これまでの話
東工大×ムサビ合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング2016」スタート!
Tokyo Midtown Award 2016アートコンペ2次公開審査会に行ってきた


合同ワークショップ3日目からは、東京工業大学大岡山キャンパスに場所を移して行われます。
あ、東工大については、7月27日朝日新聞で記事広告が出てましたね。
「国公立大学進学のすすめ」東京工業大学 記事

大岡山キャンパスはこんな感じですんごく広いのです。
工事スペースも無くなってたし、ずっと続いてたキャンパス計画も一段落ついた感じなのかな?

何はともあれ学食へ。
サラダトッピングしてこのボリュームで539円。安い。しかも東工大さんの学食の味は手羽好み。

でもいつもそうなんだけど、学食が男の子ばかりでドキドキしちゃう自分がいます。あ、そういう意味じゃなく(汗)
ムサビの学生男女比はだいたい3:7だけど、東工大は9:1で男性なんですよ。来るたびにいつのまにか女社会に慣れてしまった自分に気が付くのです。

まだ時間があるから、お腹がいっぱいになったところで学内を散策することに。

東工大さんには原子核工学コースがあるし、原発問題は私たち以上にリアルな話なんでしょうね。

写真でわかるかな?一番手前にある壁は床についてないんです。完全な飾り壁。
東大もそうだけど、古い大学の建物はこういう半円状の通り道があちこちにあって、その形をくみ取ったデザインになってるんです。こういうのを専門用語でなんていうんだろ?誰か教えてください。
 

地球生命研究所(略称ELSI)。


おっと、もう時間だ。いつものあそこへ。

ものつくり教育研究支援センター!
学生にものつくりの楽しさを満喫してもらうためにできた施設で、事前に講習を受ければ自由に機材を使用する事ができ、創造性育成科目、研究に使用する装置製作、サークル活動など幅広い用途に活用されています。

この合同ワークショップでも毎年お世話になってまして、もう恒例となりましたね。

ロボコンに出場したり、ロケットサークルがあるっていうのもすごいんだけど、やはりここに来るたびに感動するのは、

鳥人間コンテスト出場機です。

今展示されてるのは2014年出場機「宙(そら)」。片翼が17m!!
ただ悪天候により残念ながら飛べなかった機体でして、詳しくはこちらをご覧ください。
マイスターに聞く ―鳥人間コンテスト2014を終えて― | 東工大ニュース

コクピットは思ってたよりはるかに狭い。ふくよかな手羽は入ることさえできない。

コクピットのふたには山本五十六さんの名言「男の修行」が書かれてました。これを見ながらパイロットはふんばるわけですね。個人的には「俺の人生は晴れときどき大荒れ!いいね!イイ人生だよ!」の方が好きだけど。

はい。手羽は隠れ鳥人間コンテストファンなのです(笑)
理系は鳥人間とかロボコンとかいろいろテレビで放送される大学対抗競技があって羨ましくて。美大系は・・仮装大賞ぐらいしか思いつかない・・大学対抗でもないし。
ちなみに大昔にムサビには「鳥人間飛行機部」があって1回だけ出場してます。実は工芸工業デザイン学科の山中先生が学生時代に部長をされてました。放送された時の動画が手羽の携帯に入ってるので見たい人はいつでもどうぞ。

て、鳥人間の話がメインじゃないのだ。

昨日は東工大×ムサビ合同ワークショップの中間プレゼンが行われました。


  • Aグループ


  • Bグループ


  • Dグループ


  • Cグループ

ざっくりとまとめるなら、お題の「ながいもの」をたまたま2チームずつ「時間」と「距離」の方向でアイデアを進めた形になってたかな?

あ、中間発表からゼミ旅行から帰ってきた視デ・古堅先生が合流しました。よく日に焼けてた(笑)
 

そして、油絵学科・袴田先生から「美術思考」についてレクチャー。

この3日間の流れがこの東工大×ムサビ版「コンセプト・デザイニング」の肝になってて、あえて中間発表が終わった後に「美術思考」の話をいれてます。
「精度の高いアウトプットをグループワークで作る」が目的であれば、こんなことをせず制作時間を作ってあげるべきだと思います。でも、一言でいうと「すんなりゴールに進んでほしくない」ってのがあって(笑)、「論理的思考」と「発想的思考」をごちゃまぜ・整理し、もう一度アイデアをひっくり返すぐらいのディスカッションをこの残り時間がない段階でやってほしくて。



「はい。これでレクチャーはすべて終わりです。あとは最終プレゼンまで各グループのディスカッション・制作時間となります。場所はこのものつくりセンターでも他の場所でもいいけど、午後7時にもう一度集まってね。」と説明すると、

全員いなくなった(涙)
 

でもすぐ近くの構内コンビニにいました。
中間プレゼンからアイデアを全然変えるような話をしてた。よしよし。

コンビニの中のCグループを発見し、ガラス越しに盗撮。
 

7時にみんな集まり、明日以降のスケジュールなど業務連絡。

最終日7月30日のスケジュール。忘れそうな自分のために。


手羽は今日は事務局引っ越しなので東工大さんに行くことができません。次みんなに会うのはほんとに最終プレゼンの時。どんなふうにアイデアが発展したのが楽しみにしてます。


TO・KI・ME・KIながら、ものつくりをしてねっ!!
スキトキメキトキス!!

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。