「京都と東京のクリエイションを融合して次世代のデザイナーを生み出す」
デザイン事務所れもんらいふ代表・千原徹也を塾頭に迎え、 実践的デザインを学ぶ全15回の若手デザイナー育成プロジェクトが京都に誕生する。 その名も「れもんらいふデザイン塾」 。Loftworkの運営するクリエイティブラウンジ「MTRL KYOTO」で4月から始まる。
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「京都がますますクリエイターに楽しい街になる。新しいコワーキング施設11月末オープン」
2016年4月開講、全15回を通してデザインをプロセスから学ぶデザイン塾。コンセプトは「京都と東京のクリエイティブの融合」、そして「超実践型」。第一線で活躍するクリエイター陣をゲスト講師に迎え、実在する社会課題をデザインで解決する力を養う。
関西はクリエイターに触れるチャンスが少ない。
だからこの塾をきっかけに多くのクリエイターに羽ばたいてほしい
メイン講師は、京都府出身であり、CDジャケットや雑誌、映画、広告等多くのデザインを手がけてきたれもんらいふ代表の千原徹也。開講に寄せて千原氏は以下のように寄せている。
ぜひ、関西拠点で頑張っている美大生や卒業生に届けたい。
自分は京都市出身で、デザイナーとしてのキャリアは関西でスタートしました。最初のデザイナーとしての仕事は、“マクドナルドのチラシの裏側”。そんな仕事を5年近く続けていた時に転機が訪れます。
それは京都で行われていた“広告塾”というデザイン塾でした。
広告塾には第一線で活躍する講師として、糸井重里さんや佐藤可士和さんなどが来ていました。彼らの話に、「こういう道もあるんだ」と驚かされ、海外のグラフィックデザインが好きだった僕に、新たなデザインの道筋を発見させてくれました。その後すぐに地元関西を離れ東京へ向かったのは28歳の時。苦労しながらも、夢を捨てず、今ようやくアートディレクターとして多くの仕事をいただけるようになりました。このデザイン塾には大きな目的があります。生まれ故郷である京都にと、今仕事をしている街東京のクリエイティブを結ぶこと。“交流”です。自分の経験や人との繋がりを、京都の人たちに伝えたい。楽しさを知ってもらいたい。関西はクリエイターに触れるチャンスが少ないです。過去の自分が広告塾から大きな刺激をもらったように、 この“れもんらいふデザイン塾”をきっかけに多くのクリエイターが羽ばたいていくことを楽しみにしています。
以上、オフィシャルサイト内「開講に寄せて」より
豪華ゲストと魅力的なテーマの数々
第一期のテーマは『西陣織×デザイン』。実際に西陣織工業組合青年会の職人の皆さんに話を聞き取材を重ねながら、西陣織の抱える課題をデザインで解決することを目指す。最終的に同青年会とともに審査を行い、認められたデザインは実際に制作物として展示会等の場で使用される予定だ。
また、塾生だけでなく一般の人も単日で受講できるコース「らいふセッション」のゲストが毎回豪華だ。毎回異なる業界・ジャンルの第一線で活躍しているゲスト講師を迎え、千原氏とともにクリエイティブについての考え方や経験、今後についてトークを行う。質疑応答はもちろん、ワークショップなど実際に手や頭を動かし双方向にコミュニケーションを取れる内容も予定しているそうだ。
▼開催概要
●日程
4月から8月にかけて全15回を通した講義となります。
各月に3回、すべて土曜日の15:00〜17:00に開講します。
塾生になった方は可能な限り全回にご出席ください。
[4月]2日(土)/9日(土)/23日(土)
[5月]14日(土)/21日(土)/28日(土)
[6月]4日(土)/11日(土)/25日(土)
[7月]2日(土)/9日(土)/30日(土)
[8月]6日(土)/20日(土)/27日(土)
●受講費
第1期 ¥100,000 (全15回・ らいふセッション15回の受講費も含む)※税込
※全15回分の料金です。1回あたり¥6,666円の中に、らいふセッション参加費¥5,000も含まれます。
※第2期(2017年)から¥200,000(学生¥100,000)を予定
●選考について
応募者多数の場合は、応募フォームからご入力いただいた志望動機や、提出されたポートフォリオ(必須ではありません)をもとに選考を行います。
●応募・選考日程
3月22日(火) 23:59 申込み〆切
3月23日(水)-24日(木) 選考
3月25日(金) 受講生確定・合否連絡
※ご連絡後、1週間以内にご入金ください。
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