ロフトワークが次にテーマにするのは「マテリアル」。
京都の伝統的な素材と、最先端の科学的素材・デジタル素材と向き合う。
FabCafeなどで美大生もよく知っているだろう、渋谷に拠点をもつクリエイティブ・エージェンシーのロフトワーク。四条烏丸にオフィスを開設して4年、業務拡大のために京都オフィスを五条エリアの大きな一軒家に移転し、さらに国内外のクリエイターが行き交う空間とサービスの運営にチャレンジする。それが、新しいコワーキング施設「MTRL KYOTO(マテリアル京都)」だ。
伝統的な技術や製品、職人、最先端のテクノロジーやプロダクト、そしてベンチャー企業が混在する京都に誕生する新しいスペースのテーマは「マテリアル」。 織物や和紙といったヒストリカルで伝統的な素材から、モジュールとして考え皆で向き合うデジタルテクノロジー、ファブリック、プラスチック、金属、液体。さらには、ICチップやセンサーなどのミニマルなハードウェアまで。
イノベーションの源となるさまざまな素材とツールが揃い、クリエイターがオープンにアイデアやスキル、そして情熱を共有できる場となりそうだ。
▼MTRL KYOTO の主なサービス
・Coworking Space (including Specialty Coffee!)
・Fab Tools
・Material Work Place
・Events
プロジェクトは日本各地、世界各地へ。
「MATERIAL」のプロジェクトは実は京都だけではない。他に、飛騨、東京、台北と、各地のストーリーと可能性をもった素材(マテリアル)に向き合い、コワークし、プロジェクトが生まれる場所として広がっていく。
2月(オープン済):ロフトワーク台湾@台北
10月予定:FabCafe HIDA@岐阜県飛騨古川
11月末予定:クリエイティブコワーキングスペース@京都市
11月のオープンが、今から楽しみでならない。
PARTNER編集部より、美大生や卒業生にオススメのニュースを配信しています。展示情報やイベント情報、学校や学生にまつわる情報を提供します。