美大に入学される方の疑問に答える「ビダニュー」シリーズをお送りしています。
これまでの話はこちら。
■【ビダニュー】美大新入生の疑問に答えます。まずは「どこに住むか？」
■【ビダニュー】自宅組の悩み「大学に毎日通えるか？」
■【ビダニュー】1人暮らしの選択肢はいくつかある。


ビダニューってる？
・・・うーん、まだ違うなあ・・。


今日は「アパートをどういうポイントで決めるか？」について書いてみます。
人によって拘るところが違うので、あくまでも「手羽のこだわるポイントは」ということで読んでいただければ。


（１）幹線道路のそば
幹線道路そばだと夜中のバイクの音とかすごいっす。前に比べたら随分減ったけど東京にもまだ少しヤンキーさんが残っていらっしゃって。音以外にも東京の幹線道路は２４時間車が走ってるので夜中のライトも気になる人は気になるはず。

不動産屋さんに車で連れられていくと、意外と前の道路が幹線道路かどうかわからないことがあります。一本向こう側がそうだったりね。上京したてで土地勘がないのは仕方ないから、決める前に自分の足で３０分でいいから周辺を歩いてみた方がいいですよ。
手羽は不動産屋さんの車でアパートに行き、周辺をチェックせずにそこに決めました。「場所はあんまり大学の近くだと溜まり場になりそうだからイヤ。遠いのも嫌。ここなら直線距離だと大学に近いけど、道路経由ならちょっと歩くはずだからいいか」が理由だったんだけど、引っ越してから車で来た反対側の道を歩いてみたら大学まで徒歩２分でいけちゃうことがわかった人間です（実話）
「どの周辺に住むか」が決まってる人は不動産回りする時にポケット地図を持ってた方がいいかも。


（２）線路や踏切のそば
西武国分線の真横１階に先輩が住んでました。音は防音ガラス・サッシとかでかなり軽減されるけど、ほぼ２４時間窓を開けられないから、年中薄暗ーい部屋で。
そして音もそうだけどどっちかというと振動ですね。電車が通るとほんとに「じ、地震？震度４ぐらい！？」ってくらい揺れます。九州とか地震があまりない地方から上京したての人にはかなりつらいかも。
先輩は「３年で慣れる」と自慢してたけど「ああ。慣れるのに３年かかるのか・・てかあと１年で卒業やん・・」と思ったのをはっきりと覚えてます（笑）
ただ、道路と違って線路のそばかどうかはすぐにわかるし揺れ方もチェックできますね。



（３）川のそば
「川のそばだと風が涼しいだろうなあ」と思いますよね。夏は窓をかけて風にあたりながらビールを飲んで・・・でも東京の普通の川だと匂いがきついことが多いです。特に夏場は匂いと虫。想像以上だと思います。
また川が氾濫することもあるから手羽はあんまりすすめません。
国土交通省が
■わがまちハザードマップ | 国土交通省
というのを公開してるんで、それを軽くチェックしておくといいかも。
例えば上記サイトから小平市の洪水ハザードマップを見れるんですが、小平市は大きな川がないんでこんなもんですな。



（４）ロフト付アパート
ロフト付きアパート・・・上京するまで手羽はすんごく憧れてまして。田舎モンはロフトでの生活に夢見ちゃいますよね（笑）
なので手羽は学生時代は迷わずロフト付きアパートを選び、4年間住んでたんです。

でも、ロフトの夏は死ぬほど暑いんですよ。
クーラーつければ大丈夫？何をおっしゃる。熱い空気は上にたまるからもうどうしようもない暑さ。アパートの造り次第かもしれませんが、夏は想像以上の暑さになります。 冬はロフトで寝てたけど、その他の季節はずーーと下で寝てました。しかも天井が高いから、冬は部屋が暖まらないんだよね。「ロフト付アパートは夏は暑く冬は寒い」ことを覚悟しときましょ。
「荷物を置くためのロフト」と考えれば便利な物件ですが、「寝室スペースとしてのロフト」はあまり考えない方がいいです。



（５）ユニットバス
最近はユニットバスだと買い手が少ないようで、風呂トイレ別の物件が増えてます。
ただ、バブル期に建ったアパートはほとんどユニットバス。それを最近の需要に合わせて無理矢理改修して風呂トイレ別にしてるところも少なくありません。確かに風呂トイレ別の方がいいことが多いけど、脱衣所がない風呂ならユニットバスの方が便利。 （改装して風呂トイレ別にしたところは脱衣所がないケースがあるよ）
これはすぐに慣れるのでユニットバスの方が値段が安いのなら大きな問題ではないと思います。しかもユニットバスはトイレ掃除をシャワーでジャバーとやれるので楽ですよ。（ずぼらすぎ？）


長くなりそうだから、後編に続くっ！！