【ビダニュー】美大新入生の疑問に答えます。まずは「どこに住むか?」

昨日の朝、中腰になるとズキュンという痛みがして一日寝てた手羽です。スケートのせいかな・・・。自分が思ってる以上に「転びたくない転びたくない」と腰に余計な力が入ってたのかもしれない・・・。いや、年のせいじゃない年のせいじゃない。

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2月も最後の日なので、美大新入生の疑問に答える「ビダニュー」シリーズに入ります。
一応「ビダイ・ニュウガク」と「ビダイ・おニューの学生」をかけてるわけですが。「おニュー」という表現が今時かどうかは置いといてください。フンだ!


まず最初はアパート探し編。
ちょうど今頃アパートを探してる人が多いと思うので。


まずは場所、つまり「どこに住むか?」について。

大学近辺だと学生用アパートも多く、値段もこなれてるし、美大近辺には「アトリエとして使用可」と美大ならではのアパートや共同アトリエもあったりします。(数は少ないけど)
美大のそばだと美大生への理解がある(美大生の実態を知ってる)大家さんが多いのはありがたいもんです。大家さんによっては「美大生?部屋汚されそうだから嫌なんだけど」とネチっと言われるケースも実際にあるし・・。

なので料金優先でいくなら大学のそばがいいんじゃないでしょうか。
手羽も学生時代の4年間はムサビから歩いて2分のところに住んでました(笑)
「大学の近くだと溜まり場になるのが不安」というのは、溜まり場になってから考えればいいわけで、これを理由に大学のそばを選ばないのはバカらしいです。作業でヘトヘトに疲れてたり、重たい作品を持っていかなくちゃいけない時は、「大学の近くでよかった・・・」ときっと感じることでしょう。

ただ最大のデメリットは「外へ出歩かないようになる」こと。
例えばムサビだと、ムサビ近辺に住んで「さ、銀座とか六本木に行くか!」と思ってもサクっとは行きづらい。交通費がかかるし、めんどくさい乗り換えのことを考えると重い腰を上げてようやく・・・となってしまう可能性が高いんですね。
手羽も学生時代、ムサビ-コンビニ-ビデオ屋-本屋の4点移動だけで、鷹の台駅から出ない期間が3ヶ月ぐらい続いたことがあります(実話)
あれだけ「入学したら美術館とか画廊とかいろいろいってやる。せっかく東京にいるのにもったいないでしょ!行かないのはバカでしょ!!」と思ってたのに。
昔のファインアート系はそれでもなんとかなったけど、グループワーク、フィールドワークや就活で都心に出なくちゃいけない機会が昔より学生さんは増えてるので、個人的には「都心や繁華街へ簡単に行ける路線で大学へは1,2駅電車に乗ると行ける」ぐらいの場所がいいんじゃないかと思ってます。もちろん値段は大学近辺より高くなのでそれはお財布と相談。
東京は新宿へのアクセスがいいと動きやすいので、ムサビだと中央線の国分寺、武蔵小金井、西国分寺、国立や西武新宿線とかかな?タマビ・東京造形生だと京王線沿線。京王線は新宿へ一本で行けちゃうから意外と交通の便がいいんですよね。
あ、ちなみに「ムサコ」と言った場合、タマビ生は「武蔵小杉」、ムサビ生は「武蔵小金井」をイメージするから待ち合わせする時は要注意だよ。
この「大学まで1,2駅で」がポイントで、「せっかく東京に住むなら渋谷がいい!」と思うかもしれませんが、手羽の同級生で都心にアパートを借りてる子はほとんど大学に来なかった。繁華街は誘惑が多すぎるんです(笑)
 

明日は自宅組の「大学に通えるか?」の疑問にお答えしますね。

続くっ!

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。