多摩美術大学上野毛キャンパス新棟落成披露式典に行ってきた

2026年3月31日(火)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

3月30日(月)、手羽は長澤理事長と一緒に

多摩美術大学創立90周年記念事業の一環として進めていた上野毛キャンパスの新棟(本部棟・講堂)の落成披露式典に参加してきたのでレポートをお送りします。

まさかの2日続けてのタマビネタです。昨日はこちら↓
ポケモンと考える アート・環境教育展4@デザインハブに行ってきた

じゃーーん!こちらが新しい本部棟と講堂。
環八からすんごい目立つ。
 
実は家から近いこともあり、工事を2023年からずっと追いかけてました。
まずは2023年10月。

旧本部棟に仮囲いが出来てた頃。
 
で2024年1月。

いよいよ取り壊しがスタート。
 
間があいて2025年8月。


  • 炎天下の中、家から自転車で行って死にそうになった


  • 大型クレーンがちょうど外れた頃だったかな


そして2025年10月。

工事壁が取れ、外観がわかるようになり、2026年3月30日に竣工を迎えた、と。
 

新たなキャンパスマップはこうなります。

正門。

本部棟は地下1階地上5階、延床面積は約6400㎡。
設計は内藤廣建築設計事務所で、施工は前田建設工業さん。

こちらが講堂で地上1階・地下2階の構造。延床面積は約795㎡。
中の写真はまた後で。

この大学銘板は、厚さ100mm×長さ4m×高さ1.8mの無垢の鉄板でできています。
あえて錆びた素地を出し、「もの派」へのオマージュになってる。

中庭側から撮影。屋根が大きいのわかります?
43m角の正方形の大屋根で、中庭側には12m突き出ています。

桜がいい感じに咲いてました。

左が本部棟、正面が3号館、右に見えるのが食堂。

外観の特徴としてはこの屋外階段がありますね。幅1.9mとかなり広い。

面白いのはエレベータの入口も外側についてることで。
内側にエレベータと階段をいれず、できるだけ室内空間を広く取るような設計になってる。

本部棟と講堂の間はこうなってます。

本部棟の地下への階段。

定礎に書かれている「雨露を凌ぎ、凍てることなく鉛筆が持て、熱中症の心配なく、友と師とふれ合い、競い合い、絆を結ぶことのできる清朗な覆いさえあればいい」という言葉は、新棟の設計にあたり、青柳正規理事長が設計者の内藤さん(この時はまだ学長じゃなかった)に渡したメモに記された一節で、新棟のコンセプトの源となった言葉です。

長澤理事長とタマビ情デの佐々木先生と米山さん。

 
式典の開始時間が近くなり、

アルファード系の車がいっぱいとまりだしました。

式典はこちら。
会場の中には


  • 模型や

タマビ90年をまとめた巨大パネルも。

司会は90周年祝賀会と同じく、タマビ日本画卒の広報スタッフ。
今回も素敵なお召し物。


  • 青柳理事長のご挨拶


  • 世田谷区長の祝辞

前田建設工業様の乾杯の音頭で祝賀会スタート!

美大系は東京藝大・日比野学長や女子美・東京造形大の理事長・学長が出席されてました。
あ、ムサビはなんで学長が出席してないのかというと、ちょうど同じ時間に

国分寺市との地域活性化包括連携協定の締結式をやってたんです。先にこっちが決まってて。
なので手羽が代理で出席させてもらったのです。

内藤廣建築設計事務所の内藤「取締役」から青柳理事長に図面の贈呈。

中締めを深澤直人 副学長がされて閉式。
 
そのまま場所を隣の講堂に移動して、

第2部パフォーマンスプログラムのスタート。
司会は演劇舞踊デザイン学科の土屋 康範先生と野上絹代先生。
このホールの名称は「オクルスホール(Oculus Hall)」で、木天井の複雑なドーム形状になってます。

東京藝大卒業生・在学生による四重奏。
もちろん演奏がうまいのもあると思いますが、音がすごくいい気がする。
 
続いて、

タマリバーズ!
あ、興奮しちゃってすいません。タマリバーズの詳細についてはこちらをご覧ください。
地域連携アートプロジェクト広場演劇「タマリバーズvol.14」に行ってきた
タマリバーズの公演は都合がつけばできるだけ見に行くようにしてるんですが、2025年公演はタマビ側と全く関係ない会場トラブルが発生し、手羽が見た初回公演しか上演されなかったんです。
(スタッフから「上演中の写真がほとんどないので手羽が撮った写真が欲しい」と連絡があったくらい)
「タマビさんはなにか機会作って上演させてあげたらいいのになあ」と思ってたので、このおめでたい場で再演できて、個人的にもすごく嬉しかった。

ちなみに「オクルス(Oculus)」とはラテン語で「眼」を意味し、古代ローマ建築にも見られる天窓を指します。左上に天窓が見えますね。


 
そして、演劇舞踊デザイン学科 演劇舞踊コース・近藤良平先生構成・振付による新棟落成記念祝舞「春風献上」。

近藤良平さんのダンスを生で見れると思ってなかったんで、これもテンション上がった。

手羽は3時から会議が入ってたので、残念ながらここで退室。
このあと、みんなで「多摩美ゆったり音頭」を踊ったそうで、もし長澤理事長も踊ってる写真があったらこっそり送ってください。>タマビ関係者

↑ここに後日いれますんで。

特別に米山さんに本部棟を急いで案内してもらうことに。

まずは地下1階から。

「Maglab(マグラボ)」というスペースで、マグマのように湧き上がるような感性が・・というコンセプトのよう。
お披露目に合わせて、勅使河原 一雅さんが幅15メートル高さ3メートル2面で「hello world」を展示してました。

1階はギャラリーになっていて、名称は「サーラブルゥ(Sala Blu)」。
さっきまで式典を行っていた場所を私たちがパフォーマンスを見てる間に装飾や移動壁面を片付けて普段の状態にしてた。さすが。

2階は学生サービスフロアで、講義室の他、保健室やキャリア支援課が入ってます。


  • キャリア支援課の前にはテレワークブースも

またトイレは「誰でもトイレ」以外に「オールジェンダートイレ」もあった。


  • 2階のブリッジで講堂と1号館にもつながっています。

2階ブリッジから環八側を見た図。

3階は統合デザイン学科の研究室と演習室。


  • こちらが講義室で


  • こっちが実習室

講堂の天井を上から見るとこうなってます。
そして5階には理事長室・学長室・法人事務室があり、学科や領域を超えた交流を生む交流テラス「サブチェロ(Subcaelo)」も配置されてました。

景色がいいっすね。

あ。そういえば、

夕方も多摩美ゆったり音頭を屋外で踊ってたそうで。
 
動画も撮ってきました。

タマビ90周年も終わり、いよいよ2029年ムサビ100周年を本格的に動かしていかないと。
 

以上、忙しそうに動きまわってる知り合いのタマビスタッフを捕まえて、

記念写真を撮らせてもらった手羽がお送りいたしました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。