2025年度ムサビ卒業・修了制作展[鷹の台キャンパス]にちょっとだけ行ってきた #武蔵美 #卒制 #卒制展

2026年1月16日(金)

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●会期:2026年1月15日(木)-18日(日)
●時間:9:00-17:00*最終入場16:00
●出展者:造形学部全学科・造形構想学部映像学科、大学院造形研究科全コース・造形構想研究科映像・写真コース
●入場無料・事前予約不要

*駐車場はありませんのでお車でのご来校はお控えいただき、公共交通機関をご利用ください。車で来校し近隣のコインパーキングで順番待ちをすることや、送迎等による近隣道路への駐停車は交通の妨げになり、近隣住民の迷惑にもなります。
*クリエイティブイノベーション学科/クリエイティブリーダーシップコース卒展は1/30(金)から市ヶ谷キャンパスで開催

 
前日は学生さんは遅くまで準備してましたね。

 
昨日はツアー下見で2時間だけ学内を回ることができました。

写真も撮ってきたので、「ムサビの卒展の回り方」含めて簡単に会場風景をレポートします。
  

ムサビ卒展独特の文化をいくつか挙げると、まずは「屋外等教室以外でもあちこち展示している」があります。全国の美大卒展を見てますが、意外とこの規模で教室外展示をやってるところってないんです。


  • 10号館1階


  • 14号館1階


  • 12号館地下1階。映像学科かな?

こちらは6号館にあった油絵学科版画専攻の作品です。
「これのどこが版画なんだ?!」と思いますよね(笑)
 
オープンキャンパスや芸術祭はもちろんのこと、特に受験志望者には卒展参加を一番薦めています。
今は「アニメーターになりたいから●●学科だ!!」等と固く決めてると思いますが、「油絵学科だけど立体やインスタレーション、映像作品、漫画、CGを作ってる学生さんもいる。美大の学びやできることって思ってる以上に広いんだよ」等と簡単に気が付けるのが卒展なんですよ。
 

これらを見てもわかるように、嘘偽りなく「キャンパス全体が美術館」
あちこちで展示ってことだと、典型例が空間演出デザイン学科(空デ)や視覚伝達デザイン学科(視デ)でして、

こちらは視デが出してる展示マップですが、1学科だけで8号館、9号館、10号館、12号館等々いろんな場所で展示してるんです。体育館の柔道場でも展示してる(笑)
 
なので美術館だけの展示をイメージして「夕方に行ってみる」じゃ全然時間が足りなくなります。騙されたと思って朝から来てほしくて。
ただ、廊下や倉庫とかほんとにいろんな場所で展示してるから、作品に気が付かず通りすぎてしまう可能性が高いのもムサビ卒展かもしれません。
私たちは「普段そこにないものが卒業制作作品」と認識できるのだけど、初めて来る方はわからないわけで。

 
ちなみに視デは「こんな立派なものを無料でもらっていいの?」ってレベルの展示図録を数量限定で配付していて、

配布場所は8号館202教室・10号館309A教室・10号館401教室・10号館412教室。
特に視デ受験を考えてる人はゲットした方がいいよ。

 
そしてムサビ卒展独特の文化だと、「あちこちでパフォーマンスやファッションショーをやっている」もあり、これも他美大ではあまり見かけません。
昨日偶然見かけたのだと、


  • 空デのパフォーマンス。中央広場です。1日ずっと歌が頭の中回ってた


  • こちらも空デで10号館前芝生。学生広報局メンバーの作品でしゃべりがめっちゃうまい学生さんなんですが講談をやるそう

これは2号館吹き抜けにある油絵学科油絵専攻の学生さんの作品。
トランポリンの上に巨大ポップコーン。何をやるか大体想像つきますよね(笑)

パフォーマンス系は近くにタイムテーブルが貼ってあるので、


  • ポップコーンのタイムテーブル


  • 中央広場芝生の作品

先に時間が関係するものを押さえてから、見て回るといいかも。
また映像学科は上映スケジュールがあり、タイムテーブル表は各会場で配布してました。
(WEBでも見れるようになればいいのだけど・・・)

パフォーマンスじゃありませんが、芸術文化学科などはスタンプラリーをやってます。

小さなお子さんといらっしゃるご家族は楽しみながら見れます。
 
ムサビの卒展は「卒業制作講評のために展示したものを一般公開」という仕組みなので、会期中に卒業制作講評会をやってる学科も多いです。


  • 彫刻学科


  • 空デ

彫刻や空デは水曜まで講評会をやってましたが、昨日も油絵学科が講評してる風景に出会いました。


  • 諏訪ゼミ


  • 水上ゼミ

金曜だと視覚伝達デザイン学科、デザイン情報学科がゲスト講評会をやってたりするんじゃなかろうか。遭遇したら先生たちがどんなコメントしてるか聞いてみて。
 
講評が終わると、学科によっては、

「優秀賞」「研究室賞」などが発表され、キャプションに貼られます。
高評価な作品ってことだから、時間が無ければ「優秀賞が貼られたキャプションの作品を中心に見ていく」という裏技もあります。が、ほんとに時間がない人向けの裏技で個人的にはあまりおすすめしません。
 
あまり時間がなかったり、初めてムサビへ来る方には、いろんな学科の作品を一気に見れる合同展示会場をまず案内しています。
ムサビは複数学科が入り混じって展示する合同展示場があって、これも他美大さんではあんまり見かけないやり方なんです。


  • 美術館はファインアート系大学院の展示


  • 図書館内は大学院版画。いつもは館内撮影禁止ですが、会期中の作品撮影であれば撮影可能です


  • 12号館地下展示室


  • 12号館地下展示室


  • 9号館1階ゼロスペース


  • 9号館地下1階には大と小、2つの展示室があります

これらが合同展示場。
まずどういう学科がムサビにはあるのか知らない人も多いので、合同展示場で「こういう名前の学科があって、この学科はこういうことをやってるのね」と理解してから、その学科のメインフロアへ行く、というやり方も短い時間で回る方法です。
 
昨日、ざっと見て、印象に残ってるのは工芸工業デザイン学科の展示でしたね。

工デのメイン会場は南キャンパスから地下道を渡った北キャンパスにまとまっていて、

体育館アリーナでのテキスタイルデザインの展示もよかったけど、

15号館でやってる木工・金工・陶磁・ガラス等のクラフトデザイン展示。
15号館は普段クリエイティブイノベーション学科が使ってる建物なのですが、すごくクラフトの展示と相性がいい。
 
14号館でもインダストリアルデザイン等が展示していて、そこからさらに5分ぐらい歩かないとたどり着けないので見逃してしまう方も多いけど、16号館でのインテリアデザインの展示は必見だと思います。

学生さんと一緒に回ったら「他学科よりもずば抜けて展示のやり方がうまいですね・・。このレベルの展示をやってる専攻があることを他学科も知るべきだ」と衝撃を受けてた。
特に来年卒業制作をやるムサビ生は絶対に参考になるんで見ておいた方がいいよ。


最後に宣伝を。
土日は「オープンキャンパスin卒展」をやってます。
手羽は土日ともに「ムサビ卒職員による大学説明会-卒展でムサビを知ろう!-」をやってて、1日4回しゃべってます。
作品ツアーは全回満席、個別相談はぼちぼち満席の回もでてきましたが、全体説明会はまだ席に余裕があるのでぜひぜひ。


以上、今日は企業の方と卒展を回るので、また写真を撮ってきます、の手羽がお送りいたしました。

こんな感じにヒョコヒョコ歩いてるんで、声をかけてくださいな。
オススメ展示があったら教えて。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。