1月25日(土)、朝1でこちらへ行ってきました。
東京造形大学!
もちろんこちらの展覧会を見るためです。
■ZOKEI展<東京造形大学卒業研究・卒業制作展、東京造形大学大学院修士論文・修士制作展>
●会期:2025年1月24日(金)~ 26日(日)10:00~17:00
●会場:東京造形大学
「久しぶりの東京造形大のような気がする」と思って調べたら、前回訪問したのは2022年に「ヤマザキマリの世界」展を見た時で、卒業制作展となると2018年以来だった。
ずいぶん間があいちゃったなあ。
久しぶりなので、少しだけ東京造形大学について説明を。
東京造形大学は1966年に桑澤洋子さんによって設立された大学。
「東京造形大学が運営してるのが専門学校の桑沢デザイン研究所」と思ってる人がいますが、学校法人桑沢学園が運営してる学校が桑沢デザイン研究所と東京造形大学という関係です。
ちなみに日本で初めて「造形」という名称を冠した大学が東京造形さんで、美術大学なのに大きく見えるように「芸術大学」と宣伝してる大学が増えてる中、「造形」という言葉に誇りを持ち、「造形は造形。他に訳せる言葉がない」と大学英語名称を「Tokyo Zokei University」としてる東京造形さんの気概が手羽は大好きだったりします。
ちなみにちなみに手羽が受験生の頃はまだ八王子市元八王子町にキャンパスがあり、1993年に現在の場所に移転しています。「昔あった場所は今はどうなってるんだろ?」とgoogleで調べたら、
八王子城跡ガイダンス施設になってた。
受験でここまで行ったなあ。改めてみるとすごい場所だなあ・・。
ZOKEI展に話を戻します。
受付でパンフレットを受け取って入場。
受付もそうですが、あちこちに
ムサビでいうところの卒業制作優秀賞である、ZOKEI賞のリストが大きくあちこちに貼られてます。
いい作品をサクっと見るには、お客さん目線だと非常にありがたかったりします。でも、土曜朝に貼られたのかな?学生さんが見に来て「・・・」と無言のまま去っていく姿を何度も見ました。
まずは講義棟である2号館。
写真専攻領域や映画・映像専攻領域が多く展示してました。
そうだ。東京造形大さんは100分授業だった。
続いて大学院棟へ。
デザイン系の実習工房がある7号館へ。
あ。喫煙所がなくなってる!
2021年に来た時はまだ箱はあったんだけど、完全撤去されてた。
奥に見えるのがデザイン棟の8号館で、1階には体育館が入ってます。
7号館、8号館を一気に見ていきます。
写真専攻領域、映画・映像専攻領域、室内建築専攻領域、テキスタイルデザイン専攻領域、グラフィックデザイン専攻領域、アニメーション専攻領域、メディアデザイン専攻領域、インダストリアルデザイン専攻領域が展示されてます。
まずはグラフィックデザイン。
グラフィックデザインは講評をやってました。
ここはアニメーション。
スタッフの方がキャプションにZOKEI賞のマークを貼ってた。
映画・映像専攻領域。
メディアデザイン専攻領域。
そしてインダストリアルデザイン専攻領域へ。
9号館CS-Lab(クリエイティブ・スパイラル・ラボ)へ。
CS-Labは、「自分たちが望む教育」を探求し大学に提案していく場として、全学生に解放されていて、各専攻領域の学生たちがコラボレーションできる枠組みになってます。
大学院棟の13号館。
普段は大学院博士後期課程の研究制作場所ですが、卒業制作展ではグラフィックデザインの展示会場になってました。
こちらでもグラフィックデザインの講評に遭遇。
長くなったので、ファインアート系の展示と、ムサビ芸文・春原ゼミがやってる『ムサビ芸文 in 井の頭自然文化園 生活のなかのかたち』のレポートは明日に続くっ!!
以上、ZOKEI展と「生活のなかのかたち」は本日までやってますよ、の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。