【いすみ市との産官学連携】漁港でファッションショーやります!

ほんとに3日間ほとんど家を出なかった手羽です。

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約1年がかりでのリリースとなりました。


千葉県いすみ市の漁港でファッションショーをやるんです!!

MAU COLLECTION 2016『DEN』

●日時: 平成28年11月3日(木・祝)(1)開演 11:00|(2)開演 13:00(共に開場10分前、公演時間約20分)
●会場:千葉県いすみ市 大原漁港荷捌場
●入場料: 無料
●企画・運営: 武蔵野美術大学 研究支援チーム、空間演出デザイン学科| いすみ市役所 水産商工観光課
●地元協力団体: NPO法人いすみライフスタイル研究所
※武蔵野美術大学といすみ市との連携及び協働による地域活性化事業。
※当日は大原漁港内でマーケットの同時開催も予定。



これまでの経緯は話すと長くなるんですが、一度は書いておかないといけないので・・・。

千葉県いすみ市は、2005年に夷隅郡夷隅町、大原町、岬町が合併して誕生した市です。

場所的にはチーバくんのお尻あたりに位置し(この例えは逆にわかりにくいかな・・)、暖流が流れる温かい気候のため、良好な里山・漁場など自然環境に恵まれ、梨・椿・米の農業の他、畜産や全国トップクラスの水揚げ量を誇る伊勢海老が名物です。
また、湘南・鴨川と並んで「日本のサーフィンの発祥の地」とも言われるくらいサーフィンをやるには波が良く、江戸時代の彫り物師「波の伊八」の作品も有名。
んで、こちらはいすみ市マスコットキャラクター「いすみん」ちゃん。いま書いた名物がすべて盛り込まれた欲張りなキャラです(笑)

 

あ、美大生にはつげ義春「海辺の叙景」の舞台と言えば「へーー」と感じるかもしれませんね。 

そのいすみ市ですが、ここ数年、都会からの移住・定住の促進に力を入れています。
里山でのエコ生活を求めて来る人もそうだけど、都心まで電車で70分だから「朝サーフィンして出勤」というサーファーさんが移り住んできてるそう。
ただ、この地域で長年暮らしてる人もいるわけで、これから増えていく多様なライフスタイルの共存にどう向き合うかがいすみ市の課題になっています。

そこで、2015年に「いすみ市発房総ライフスタイルプロジェクト」がスタートしました。
千葉県いすみ市とデザイン・ラウンジとの産官学民協働プロジェクトで、いすみ市地域おこし協力隊NPO法人いすみライフスタイル研究所の協力のもと、プロジェクトプランの提供およびプロジェクト進行をコンセントさんが担当され、サービスデザインのアプローチから課題に取り組むことにしたのです。


まずは2015年10月からデザイン・ラウンジスタッフや井口ゼミが中心となって、

市役所で市長さんとミーティングを行ったり、
 

青年隊の方とワークショップやったり、
 

地域でのインタビューなどを行ってきました。
 
 

その中間報告会をつい先日デザイン・ラウンジで行っていますね。
 

手羽も去年の12月に訪問しまして・・・って話を書きだすともっと長くなるので、
本題に入る前にまさかの続くっ!
それくらい暖めてたプロジェクトなのです(笑)


え?いすみ市のブランディングデザインって言ったらアレがあるじゃん?
気が早いなあ、明日紹介しますって。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。