手羽の1週間を振り返る #武蔵野美術大学実験区DEMODAY # NEWCOMMONS展 #よるキャン

2024年12月16日(月)

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手羽の1週間の出来事をまとめてお送りします。
活動記録になるから日記って便利。
 
 
12月9日(月)。
10:00、中国の高校生30名が訪問。

グラフィックアーツ専攻の高浜先生は国際担当部長もされてるので、最初にご挨拶。
 
今回60名が訪問されていて、2グループに分かれムサビとタマビを訪問。
翌日は熊本と香川に分かれ、熊本組は震災デザインについて(「くまモンから話を聞く」とあった)、香川組は直島見学(羨ましい)、その次の日は京都で合流してマンガミュージアム等観光し、現地高校生と交流、そして帰国と、かなりの強行スケジュールらしい。

続いて手羽からムサビ説明を30分。
通訳さんを入れながらだから実質20分弱ぐらいの今回用の特別版に。
普段やってる卒業生紹介も、中国の方が知ってるであろうものをピックアップしました。無印良品(原研哉先生)やハロー・キティ(清水侑子さん)は絶対に知ってるはずだけど、漫画やアニメはどうだろう。
中国で翻訳・販売されてることを確認して、
・吉田秋生さん|「BANANA FISH」
・板垣巴留 さん| BEASTARS (动物狂想曲)
・三浦糀さん|アオのハコ(青春之箱)
・長添雅嗣さん|アニメ「呪術廻戦」第1クールED演出

を出すと、予想以上に皆さん全部知ってて「SUGOI!」と言われた(笑)

そして中国からのデ情大学院留学生に現在取り組んでいる研究を発表してもらいました。
「サイエンスとデザインの融合」と言えるもので、ある意味「THEデ情」なんだけど、こういう研究をされてる方がいるんだなあ、と自分も勉強になった。
 
14:00、新人職員2名に研修。
先週は美術館・図書館グループ長として90分、今回は広報チームリーダーとして60分の研修を任されたので、ずっと2つのスライドを作ってました・・。
 
 
12月10日(火)。
熊本第2高校の1年生40名が大学見学。

高校の団体見学は夏前が一番多いのだけど、第2シーズンが10月、そして期末試験が終わったこの時期が第3シーズンで、翌週も予定がいくつか入ってます。

10号館でみんなが上を見てるってことは、アレを説明してるところだな。
 
 
12月11日(水)。
100周年に向けた打ち合わせ。
MAU2029 | 武蔵野美術大学100周年ウェブマガジン
は、月2回更新を続けていて、前後編の油絵学科教員のギャラリートークはなかなか読み応えありますよ。
 
 
12月12日(木)。
夜会議があるので時差出勤。
「あ。だったら朝1で行けば、出勤に間に合うな」と

多摩美術大学八王子キャンパスに朝8時半到着。
  
というのも、

前日に大貫卓也先生デザインの多摩美パーカー・・じゃなくてフーディが発売されたんです。
美大愛好家のパーカーおじさんの手羽はゲットするしかないっしょ。一択。

無事に購入。
こっそり買ってすぐに帰ろうと思ったんだけど、プロダクトデザインの和田先生に見つかってしまい、しばらく拘束されましたが。

この日はこれを来て1日過ごしてました。もっというとこの恰好で教授会に参加してたりして。
 
 
12月14日(土)。
朝から市ヶ谷キャンパス。

今年、創業支援プログラム「武蔵野美術大学実験区」の一環として、ムサビ生をはじめ、他大学の学生や社会人、高校生など64組がエントリーしたビジネスデザインアワード「MAU SOCIAL IMPACT AWARD」が開催されました。
そのグランプリ、準グランプリを受賞またはマネージャーからの推薦を受けたチーム7組が成果を発表する会が土日に行われたんです。


  • パネルセッション

15時から小野 裕之さんと建築学科・國廣 純子先生のトークセッション「クリエイティブにロマンとソロバンを両立させるには?」。
小野さんは「NPO法人グリーンズ」「おむすびスタンド ANDON」「発酵デパートメント」や、最近だと下北線路街「BONUS TRACK」の設立に大きくかかわった方。詳しくは調べてね。
あ、小野さんと進行役の酒井さんとは2018年にデザイン・ラウンジのイベントに一緒に登壇してたりします。
【ソーシャルで食っていけるのか?】企(たくらみ)展トークセッション「これからの『クリエイティブ』な仕事を考える」に登壇してきた
 

手羽は途中退席して、5階へ。

資料を並べたり会場の準備。

ちなみに「大学資料」の飾り文字は手羽が書いたいわゆる袋文字ってやつなんですが、下書きなしで袋文字をかけるのは美大生の特殊能力らしいです。美大だとみんな描けるので全然特殊だと思ってなく。文字をアウトラインで認識してるってことなのかな。珍しがられて動画撮られました。

 
そして16:00。

入場が始まり、16:30からこちらのイベントがスタート。
 
よるキャン──2024年最後の大学説明会 in 市ヶ谷キャンパス

夜に開催するオープンキャンパスだから「よるキャン」。
「16時半じゃ夜っていうか夕方じゃね?」って突っ込みを120万回指摘されましたが無視。
 
50分ムサビ説明をして、Slidoを使った質疑応答。
「質問ある人は手を挙げてください」だとなかなか質問が出てこないのだけど、Slidoだといっぱい出てきますね。
 
そのあとは会場を2階に移し、

「NEW COMMONS──ともにつくる学びの場 武蔵野美術大学の社会連携活動展」へ。
ニューコモンズ展を見て、「これはムサビの特色を説明するには最高の展示だな」と気が付き、よるキャン開催を発表したのが10日前。それでも100人近い申し込みがあり、本当にありがたい限りです。

会場で個別相談も受け付けました。
 
 
そうそう。ニューコモンズ展のトークイベントが今週2つあります。
NEW COMMONS展 トークセッション2「創造性が拓かれる学生たち」

日 時:2024年12月18日(水)18:30-20:30
参加費:無料
登壇者:津村耕佑(空間演出デザイン学科教授)、北崎允子(学長特命補佐[社会連携担当]/視覚伝達デザイン学科教授)、田中桂太(工芸工業デザイン学科教授)、視覚伝達デザイン学科4年生、工芸工業デザイン学科3年生、彫刻学科4年生
申 込:https://peatix.com/event/4197458/

 

NEW COMMONS展 トークセッション3「創造の価値を探索する協働者たち」

日 時:2024年12月19日(木)18:30-20:30
参加費:無料
登壇者:春原史寛(芸術文化学科教授)、加藤幸治(教養文化・学芸員課程教授)、三代純平(言語文化教授)、東京都羽村市、カシオ計算機(株)、重吉興業(株)
申 込:https://peatix.com/event/4202687/


仕事終わり、学校帰りにぜひ。
 
また、1月には、
2024年度 卒業・修了制作展

鷹の台キャンパス卒展が2025年1月16日(木)-19日(日)、市ヶ谷キャンパス卒展が1月31日(金)-2月2日(日)に開催されるんですが、今年も鷹の台卒展の土日にオープンキャンパスをやりますんで、今回参加できなかった方もぜひ!
個別相談、参考作品展示、学生さんによるキャンパスツアー、全体説明会などを予定してて、詳細はもうすぐ発表されるからしばしお待ちを。


以上、全体説明を1日3回×2日間やることになってる手羽がお送りいたしました。受験生並みに体調管理をしてないとやばいな・・。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。