【デザイン系を中心に】ムサビオープンキャンパス2024に行ってきた!

2024年7月15日(月)

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今日は2日目のレポートを自分が見て回った時間軸でお送りいたします。
 
待機列ができていたので時間を早め、9時から入場開始。

さ、2日目も頑張っていきましょ!!!


1日目は晴天でしたが、2日目は小雨が降ったりやんだりで。
さっきまでは傘がいらなかったのに、

雨が降り出したり、の繰り返し。

9時45分から手羽によるムサビ全体説明会
今回も満席で本当にありがたい限りで、会場には京都芸術大学の職員さんも来てたから瓜芸ネタもぶっこんでみました。

10時半から新人職員によるキャンパスツアー
この日も200人近い参加者だったので、急遽手羽もガイド役に入り、5グループで回ることに。

「若い職員じゃなくてすいません。でも当たりですよ!」とテンションアゲアゲで。
 
11時過ぎに帰ってくると、10号館前芝生でなんかやってる。

空間演出デザイン学科の3年公開講評会だな。
3年生インテリアデザインコース、環境メディアデザインコース合同の講評会で、担当は鈴木康広先生、安藤北斗先生(作品を踏ん張って持ってる人)、北川陽史先生の空デ若手3人衆。
 
このまま10号館へ。

10号館は2階が空間演出デザイン学科、3,4階が視覚伝達デザイン学科となってます。

こちらは視覚伝達デザイン学科の教員相談コーナー
ちなみに土曜は視デ卒業生でもあるアーティスト/陶芸家で元欅坂46の佐藤詩織さんがトークに参加されていました。

9号館は昨日紹介したのでスキップして、7号館へ。

今は7号館全体が基礎デザイン学科のメイン棟になっています。


  • 展示がきれい

309教室ではシルクスクリーンワークショップをやってました。
 
ブリッジを渡って8号館へ移動します。
7号館と8号館の間にエレベータ棟ができ、上層階にもエレベータでいけるようになってずいぶん楽になったけど、7号館から8号館へ行くのに1階まで下りなくて済むようになったのもありがたい。

7号館と8号館の間にある空間演出デザイン学科の屋外作業場。

屋上だけじゃなく、室内でも展示してたの気が付きました?

んで8号館3階へ。
3階は建築学科のフロアです。

例年以上に模型の精度が高い気がする。


ここから北キャンパスへ。

14号館は工芸工業デザインの建物。
様々な工房が入っていて、こちらは陶磁専攻。ろくろ体験、自分もやりたかった・・。
 
14号館のもっと奥にあるのが昨日も紹介した16号館。


  • 1階は工芸工業デザイン学科インテリアデザインコースの展示

3階はクラフトデザインコーステキスタイル専攻がシルクスクリーンプリントの手ぬぐい制作をやってました。

よく見るとテキスタイルスタッフはOCのTシャツにオリジナルのロゴを入れてる。
つくづくシルクスクリーンってあちこちに応用がきく最強の技法だなあ、と。
 
やはり北キャンパスにある15号館へ。

普段はクリエイティブイノベーション学科(CI学科)1,2年が使っている建物で、サイトには「教員・学生による相談会」としか書かれてなかったけど、学生さんの作品展示、プロジェクト紹介パネルや動画もありました。
CI学科は土曜に市ヶ谷キャンパスで大学院クリエイティブリーダーシップコースの説明会「オープンラボ」を同時並行でやってたから、スタッフの皆さんは相当大変だったと思います。
 

南キャンパスに戻って、12号館へ。

映像学科のメイン棟で、1階では去年に引き続き、先生や学生が各領域の授業や制作活動をしゃべるオンライン配信イベントをやってました。
その様子はYoutubeで見ることができますよ!


同じく1階ビデオアトリエでは、映画セット公開
 
映像学科といえば、自分にとってかなりショックなニュースが昨日流れてきました。
中村靖日さん急死 デビューきっかけは「キングダム」監督との大学での出会い 主演映画カンヌでも高評価(2024年7月14日)|BIGLOBEニュース
中村さんは映像学科卒で、平成22年度入学式で卒業生代表祝辞をやっていただいたこともあります。上記記事にも書かれてますが、もともとは制作者になりたくて映像学科に入学されたのですが、同じく映像学科で現在「キングダム」等映画監督として活躍されてる佐藤信介さんの初監督映画にスタッフ兼俳優で参加し、その作品がぴあフィルムフェスティバルでグランプリを取って俳優として注目を浴びるようになったんです。
今までありがとうございました。
 

 
12時半、なんか中央広場が騒がしくなってきた。
行ってみると、

MagicKingdomProject 通称MKPによるパレードが始まってた!
今年は数年ぶりにサークルのデモンストレーションをやってもらったんです。
雨だとグリーティングだけだったんで、晴れてよかった。

今回はあくまでもOC用の短縮版。
ぜひ10月25日~27日に開催される芸術祭で本物を見に来てください!!
 

13時からは

1号館104講義室でCI学科・荒川先生によるCI学科全体説明会

それをボーと聞いてたら、いけね。次は自分の出番だ。

14時から「美術大学で学ぶ意味はあるのか?」という話をしてきました。ま、この場で「学ぶ意味はない」と言うはずないんだけどね(笑)
裏話を書くと、午前はムサビ、午後は美大と違う話をやらなくちゃいけなくて、宮崎出張中はホテルで高校用と予備校用含めて4つのスライドをずっと同時に作ってました・・。
 

ちょっと休憩しようと2号館に向かってみると、彫刻学科が

工房見学ツアーをやってたり、

野外彫刻の公開保守作業の真っ最中。
ゴシゴシときれいに洗浄して保護剤として蜜蝋を塗るんだけど、1,2年は効果が続くそう。

で1号館3階大会議室の全体相談コーナーをのぞくと、こちらも行列ができてたから、急遽相談ブースを増設して手羽も対応することに。

そんなこんなをやってたら16時半過ぎ。
「あああああ。空デのファッションショーが終わっちゃう!!」と急いで2号館1階へ向かったら

とっくに終わってて、みんなで集合写真を撮ってるところで。
正面から撮ろうとしたら学生スタッフさんから「こちらの線からは関係者以外入れません」と言われシュン。横を見たら空デの安藤先生がいて「ボクも入っちゃダメって言われて(涙)」とシュンしてた。

そこから一気に撤収作業へ突入し、バイトくんが頑張ってくれて18時には終了。
お礼として、

手羽からサーティーワンアイスの差し入れ。
「これ、手羽の自腹です。Xに『手羽さん、イケメン』ってつぶやいといてね。win-winでしょ?」と言ったのに誰も書いてくれてないんだけど。

とにもかくにも、来場された皆さん、初日は暑い中、2日目は雨の中ムサビにお越しいただきありがとうございました。次の大きなイベントは10月の芸術祭です。またムサビでお会いしましょう!
そして、学生さんや先生、研究室スタッフ、職員、清掃さんや守衛室の皆さんもオープンキャンパスにご協力いただきありがとうございました!なんとか無事に終えることができました。


あ、授業もOCも終わって皆さん落ち着くはずなので、

学生さんや教職員や卒業生の皆さんは、武蔵野美術大学100周年事業シンボルマーク及びコンセプトワードの作成にそろそろ手をつけてもらえれば。

7月19日(金)締切で、既にたくさんご応募いただいているのですが、もう一超え欲しいところでして。
どうぞよろしくお願いいたします!
 

  
以上、

毎年「オープンキャンパスを一番楽しんでるのは手羽さんですね」と言われてしまう手羽がお送りいたしました。
ムサビと一体化し、増殖が始まった。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。