手羽の1週間を振り返る #吉祥寺校 #PROGETTAZIONE #ポケモンと考える #未来のかけら #Up&Coming #花見

2024年4月8日(月)

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手羽の1週間の出来事をまとめてお送りします。
活動記録になるから日記って便利。


4月1日(月)。
7:00、吉祥寺校へ。

3月31日で閉校し、4月1日朝8時に引き渡しがあると聞いたので、最後のお別れに。
 
何か違和感がありませんか?

ヒントは去年2月に撮影した同じ場所の写真。簡単な間違い探し(笑)。

答えは「入口の看板がない」です。
こちらは大学史資料室保存となりました。
 
吉祥寺校に想い出や思い入れがあるかと言われると、勤務したことがないのであまりなかったんですが、2023年度は何度も撮影で通ったし、ムサビ(とタマビ)発祥の地が無くなるとなるとやっぱり寂しいもんで。
最後に学内を回ってみました。


  • 壁に落書きが。


  • 3号館1階のホールもほとんどの備品が移動され寂しい感じに。

「リトグラフ」工房の壁。

広報では4月1日にXを使って「ありがとう、吉祥寺校」シリーズを流しました。


10本ぐらいあるんで、時間がある方は残りもチェックしてみてください。

最後にもう一度。
ありがとう、吉祥寺校。
  

急いで鷹の台キャンパスへ向かい、8時半からzoomミーティングに参加。
 
午後、入学式のリハーサルへ。
ちょうど教員代表挨拶をするデ情・白石先生がやってるところだった。

手羽「あれ?アフロヘアじゃないんですか?あれが白石先生のアイデンティティだったのに」
白石「アフロって大変なんすよ・・」
なんてやり取りがありつつ。
 
 
4月2日(火)。
入学式本番。

入学式の様子はこちらをご覧ください。
令和6年度武蔵野美術大学入学式に行ってきた

21時。

桑沢の高橋さんとタマビのメグさんとお花見。
10年前ぐらいから高橋さん、メグさんが手羽の自宅からチャリンコで行ける距離の公園で花見をやってて、いつも22時ぐらいに「手羽ちゃんも今から来なよ」と高橋さんから鬼チャットが来てたんだけど、手羽、22時は完全に寝てる時間で・・。朝起きてスマホを見て気が付く、という。
今回は早い時間に連絡くれたのと、二人とも4月1日に出世されたってことでお祝いもかねて初参戦。
最後まで「夜の9時集合って手羽はもうお眠の時間やねん」「せめてもっと早い時間に」とダダこねてたのは秘密の方向で。
 
 
4月3日(水)。

振休を取って六本木のミッドタウンへ。こちらの桜は8分咲きって感じかな?
 
まずは5階のデザインハブでこちらの展覧会を。
東京ミッドタウン・デザインハブ第107回企画展「PROGETTAZIONE (プロジェッタツィオーネ) イタリアから日本へ 明日を耕す控えめな創造力」

会期:2024年3月22日(金)〜5月6日(月祝)
時間:11:00~19:00 会期中無休・入場無料
●会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F)


プロジェッタツィオーネ( Progettazione =「プロジェクトを考えて 実践すること」)とは、英語の「Design」という用語が一般的でなかった第二次大戦後のイタリアで円熟したデザイン哲学・方法論。
イタリアでPROGETTAZIONEを学び、「控えめな創造力(humble creativity)」を日本に移植したデザイナー・城谷耕生氏の足跡を辿り現代性を問う展覧会。
物量もすごいですが、ソーシャルデザインに興味ある人は行った方がいいですよ。


そして、こちらも。
ポケモンと考える アート・環境教育展2

会期:2024年3月28日(木)〜4月6日(土) *4月1日(月)休館
時間:11:00〜18:00 入場無料
会場:多摩美術大学 TUB
主 催:多摩美術大学 TUB、プロダクトデザイン研究室
協 力:一般財団法人 ポケモン・ウィズ・ユー財団


昨年に続き、プロダクトの学生さんが廃材などで制作したポケモンを展示しています。
公式がこういう企画にOK出すことはほんと珍しいんですよ。

まだギリギリ春休みってこともあるのか、小学生をはじめ来場者がめっちゃ多かった。
ポケモンコンテンツは強いなあ・・。
 
そしてこっちにも。

21_21 DESIGN SIGHTです。

3月末からこちらの展覧会が始まってたんです。
未来のかけら: 科学とデザインの実験室

会期:2024年3月29日(金)- 8月12日(月・休)*火曜休館
開館時間:10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
入場料:一般1,400円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料


展覧会ディレクターがデザインエンジニアの山中俊治さんということで、以前東大でやってた山中研究室の最終展示作品が中心でした。
そっちにも行ってるのでご参考に。
東京大学・山中俊治研究室最終展示「未来の原画」展に行ってきた

ちなみにムサビ生だと無料で入れる美術館・博物館があるんで、新入生はチェックしておいた方がいいですよ。
武蔵野美術大学|割引特典のある学外施設
 
  
4月4日(木)。

教務による履修登録相談会場。
担当者は3日間ずーと相談対応されてた。お疲れ様でした。
午前午後ルールだったり、一般大学よりも履修の仕方がちょっと難しいんですよね。
最初わからないのは当然で、大学公式ではなく学生団体の先輩たちが履修相談会を開いてくれたりもしています。

 
2号館1階のgFALもチェック。

今回で10年目となるワールドおさがりセンター。
これが何かというと、


そこにあるものは自由に持ち帰ることができるプロジェクト。
13日までやってていろんなものがあるから、特に一人暮らしを始めた人はチェックしてみてください。

てな感じで、公式・非公式含めいろんなイベントがあちこちで開催されてるから、「大学は何もやってくれないはず」とネガティブに考えず、ポジティブに情報収集してると大学生活がより楽しくなるはずです。

 
4月6日(土)。
外苑のこちらへ。

タマビの新しいギャラリー「Up & Coming」
3331 Arts Chiyodaにあった「アキバタマビ21」は3331 Arts Chiyoda閉館に伴い活動を休止してましたが、名称を変更し、4月6日にオープンしたのです!!
 
場所はというと、

「ワタリウム美術館からキラー通りを渡って、徒歩3分ぐらいの場所」という説明が美術関係者にわかりやすいかもしれない。
しかし久しぶりにワタリウムを見たけど、ずいぶんエイジングが入りましたね。学生時代はキラキラした施設の一つだったんだけど。そもそも「キラー通り」が若い人に通じるかな・・。

もともと民家だったところがショールームに改装されてずっと使われてたものをギャラリー仕様に改装したんだそう。
 
こけら落としとしてこちらの展示が開催されています。
合図 大石一貴 齋藤春佳 張小船Boat ZHANG

会期:2024年4月6日(土)~ 5月12日(日)*火曜休場
時間:12:00~19:00(金・土は20:00 まで)
開場:Up & Coming(東京都渋谷区神宮前3-42-18)

 
ちなみにムサビの「ギャラリーαM」は、若手キュレーターと若手作家の育成支援が目的で、キュレーターに作家セレクトを任せてるからムサビ卒業生の展示とは限りません。「Up & Coming」(アキバタマビ21)はタマビ卒業生のアーティストキャリア形成支援が目的なので、必ず参加者にタマビOBOGがいなくちゃいけません。
そのあたりがコンセプトの違いですね。
 

 
中に入ってみましょ。

といいつつ、大石一貴さんはムサビ大学院彫刻の修了生で、一人でもタマビOBGOが入ってたら他大学出身者も展示OKなんです。
でも、これ、焼いてない生粘土じゃないかしら・・・。

モルタルの階段をのぼって2階へ。

2階はこうなってます。1,2階合わせてアキバタマビの1教室と同じぐらいの広さかな?

スタッフ「あ。手羽さんじゃないですか。さすがですね」
手羽「タマビが新しい施設作ったんだから、そりゃ初日にチェックするっしょ」
スタッフ「部署以外のタマビの人はまだ誰も来てなくて、一番乗りですよ。そうだ。六本木でポケモンの展示をやってるんで」
手羽「そっちはもう行ったよ」
スタッフ「・・・なんか、そこまでいくと気持ち悪いですね・・」

ただ美大のことが好きで、タマビのことが誰よりも好きなだけなんですっ!
 
 
4月7日(日)。
保護猫2匹を飼いだして丸4年がたちました。


  • キンタロウ

オスのキンタロウは近くでゴロゴロしてくれるようにはなったけど、膝に乗せようとするとまだ逃げます。飼う時に「保護猫は膝にのるようになるには3年ぐらいかかりますよ」と言われたけど、いつになったら膝にのってきたり、布団に入ってきたり、パソコンの邪魔しにきたりするんだろ・・。


  • 娘が撮影

メスのヒヨリちゃんにいたっては飼いだした頃は撫でることができたけど、今は1mぐらいに接近するだけで「シャー!!」といいつつ逃げるようになってしまって、もう2年ぐらい触ってない・・。
奥さんや子供達は全然大丈夫で、娘なんか膝に乗せられるんですよね。理由が全くわからず。
「無理やり保護した人が眼鏡をかけたぽっちゃりしたおじさんだったんじゃないか」と家族から言われてるけど、前よりも関係が悪くなってるってどういうこと。。
 
以上、最近は猫動画を見て自分を慰めてる手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。