武蔵野美術大学芸術祭2023「Dia de MAUertos」に行ってきた!その1 #maufes23 #DiadeMAUertos #武蔵美芸祭 #ムサビ

2023年10月28日(土)

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ムサビ芸祭をシリーズでお届けしてます。
これまでの記事はこちら。
【登録制】ムサビ芸術祭2023「Dia de MAUertos」は10/27-29開催! #maufes23


というわけで、いよいよ始まりましたよっ!
【登録制】武蔵野美術大学 芸術祭2023「Dia de MAUertos」

●会期: 2023年10月27日(金)-29日(日)
●時間:10:00-18:00 *最終日は18:30まで
●会場:鷹の台キャンパス
●事前登録制:登録サイトはこちら

https://twitter.com/MAUgeisai
https://www.instagram.com/maugeisai/
鷹の台キャンパスに駐車場はありません。
車で来校し近隣のコインパーキングで順番待ちをすることや、送迎等による近隣道路への駐停車は、交通の妨げになり、近隣住民の迷惑にもなります。
お車でのご来校はお控えいただき、公共交通機関をご利用ください。ご理解・ご協力をお願いいたします。

 

ムサビまでのルートはオープンキャンパスの時に書いたこちらの記事を参考にしてください。
【来校型オープンキャンパス2023】ムサビへの交通手段は8つある?!【自家用車はNG】
  
 
本題へ入る前に、芸術祭へ行くまでに見ておいてほしいサイトを3つ紹介しておきます。
まずは、今年の芸祭実行委員長のインタビューがmauleafに掲載されました。
美大生はみんな魔法使い?ムサビの芸祭2023について実行委員長に聞いてみた | mauleaf

前年芸術祭が終わった直後に次の役職者を決まり、約300人の実行委員が夏前から動いてるそう。
  
2つめはこちら。
「美術大学 青春グラフィティー」 - ドキュメント72時間 - NHK

今年1月にNHK「ドキュメント72時間」で放送された、昨年のムサビ芸術祭の準備風景です。
いろんな悩みを抱えながらも前向きに制作してる美大生が描かれていて、NHKオンデマンドで(有料ですが)現在も見ることができるのでぜひ。
あ、年末スペシャルに向けて現在過去回の人気投票が始まっていますが、何をどうして欲しいとは言いませんけど、繰り返しになりますが大人の皆さんならやるべきことはわかりますよね?
ほんと頼んます。


そして3つ目。こちらも繰り返しになりますが、芸術祭実行委員からの大事なお願いです。

全国の美大の卒業制作展や学園祭などでギャラリーストーカーが問題になっています。
広島市立大の卒展でギャラリーストーカー出没、学生は恐怖で助け求め「警備を強化して」|弁護士ドットコムニュース
構内放送でもアナウンスされてました。あきらかなものは問題外ですが、「悪意なく長い時間作品を講評しちゃう先輩やおじさま」というのが判断が難しくて。作品に興味を持っていただくのは本当にありがたいことだけど、短めにお願いいたします・・。


では、おまたせしました。
早速学内に入っていきますっ!!!

こちらは正門前のエントランス。
入場は正門エントランスのみで、ここで事前予約チケットの確認や無料パンフの配布が行われています。

ムサビ芸術祭の特徴はテーマにそった装飾を校内全域にやってることで、こういう学園祭ってありそうでないんです。


  • サイン類も世界観が統一されてます

小さな小物まで全部学生さんの手作り。
こういうのを見ると「美大でよかった」といつも感じます。

無料パンフはざっくり紹介なので、どこにどういう企画があるかはこれだけではわかりません。
芸術祭公式サイトでチェックするか、

1号館下で有料公式パンフレットを購入するか、

張り紙やチラシで確認するしかないんですね。
 
卒業・修了制作展やオープンキャンパスだと普段使ってる教室を使ってるので「視デの展示だとあのへん行けばあります」と教えることができるんですが、芸祭の展示場所は学科関係ないんですよ。ファインアート系の建物には比較的ファインアート系が展示されてはいるけど、デザイン系の教室で油絵学科の学生さんが展示してたりするし。
私たちもどこに何があるかちゃんと把握できてなく、毎年出たとこ勝負でして・・。

今年の芸祭の特徴は「飲食系模擬店が復活したこと」です。
ただ、昔は中央広場や7号館横などにもあったけど、

2号館と4号館の間に集約されてます。
OBOGからすると、数も減り、テントが小さくなってお店の中で食べられなくなったのはちょっと寂しく感じるかもしれませんね。


昨日の様子からしても、行列や売り切れが続出しそうなんで早めに行った方がいいですよ。手羽も買えなかった・・。

中央広場や2号館下等屋外では、何かしらのパフォーマンスが行われています。
タイムテーブルはこちら。

完全に芸祭恒例企画となったMagicKingdomProject 、通称MKP。

2号館下では、からだアートパフォーマンス受講者を主とした有志団体「シノニムマルス」
 
2号館下といえば、

空間演出デザイン学科有志によるファッションショー「fashion show KIDS」が14:50から行われていて、そこに空デ主任教授の津村先生が参加されているそう。
教授が芸術祭でモデルやるのはムサビ史上初めてのことじゃないかしら(笑)

ちなみに津村先生といえば、JAPAN MOBILITY SHOW 2023で津村先生がデザイン監修した 透明なダウンジャケット“DOWN-LESS DOWN JACKET”が公開されてます。
住友金属鉱山、太陽光をコントロールする素材「SOLAMENT」を「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」で発表
 


にしても、

初日金曜の午前中でこんな感じでした。
土日の事前申し込みは既に金曜の倍以上の登録数なので、かなりの混雑が予想されます。
時間に余裕をもってお越しください。学生さん頑張ってね。


広報スタッフも頑張ってて、午前中は

ミニオープンキャンパス in 芸術祭「ムサビ生を知る」の会場設営。
1号館3階大会議室で学生・職員による個別相談会を両日11:00-16:00でやっているので、受験を考えている方はぜひ。

午後は、

両日11:00-11:45 / 14:00-14:45で行う「職員によるざっくりキャンパスツアー」の下見へ。
あ、希望される方は1号館下に集合ください。

ここからはそこで発見したものを紹介していきます。


  • 今年はあちこちでスタンプラリーをやってて、


  • 無料パンフにスタンプを押していくと


  • 絵ができあがる仕組み。

スタンプといえば、タマビ芸術祭とのコラボ企画もやっていて、場所は9号館1階ゼロスペース。

ムサビバージョンを押すと半分絵が完成し、あとは来週のタマビ芸術祭でもう半分を押す、と。
 
9号館1階ゼロスペースでは執行部企画をやっていて、お面の「カルベラ」やタトゥーシール作りもできるから小さいお子さんと一緒の方はオススメ。

 
模擬店やフリーマーケットは、


  • 図書館前、


  • 9号館と7号館の間、


  • 7号館と8号館の間、


  • 9号館横、

1号館下や4号館下などでやってます。

手羽もいっぱい買い物しちゃって、

これは4号館下で売ってた12号館消しゴム。
使っていくとかまぼこ型の屋根になる、と。
 
7号館横の書道部「知風」のお店で、

漢字キーホルダーをゲット。もちろん「武」「蔵」「美」。
ちなみに書道部は中央広場で28日(土)11:30-12:00、29日(日)12:30-13:15に書道パフォーマンスやります。

これは9号館横のねこ部「ムサ猫商店」で売ってたムサビ猫の紹介本。
 

ツアーの下見が主目的だったので展示はほとんど見れなかったけど、数か所だけ。

15号館でやってる大学院クリエイティブリーダーシップコース・ロ テンセキくんの展示「未来のレコード屋へようこそ!」
彼は東京工業大学生の頃、東工大との合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング」に参加して、ムサビにほれ込み、ムサビの大学院に通いだした異色な存在で。
詳しくはこちらをご覧ください。
【市ヶ谷ステージスタート】東工大×ムサビ合同WS「コンセプト・デザイニング2023」3日目!

「勤続30年のお祝いに」とレコードもらっちゃった。ありがと!!
 
続いて12号館地下展示室へ。


去年は麒麟だったけど今年は巨大トカゲ。よくできてる。

巨大作品といえば、14号館下。

恐竜パニック
これも子供さんが遊べます。

 そのまま体育館2階アリーナへ。

すごく完成度の高いセットが組まれてました。
アリーナでは2つ企画が同時で動いてて、ひとつは

特設ステージで、ダンスや演奏、アイドルコンサート、コントなどなど。
両日10時半からオープニングが行われます。
 
もう一つは、芸祭執行部企画で、


  • 輪投げやピンボールにチャレンジし、ゲットした回数分、


  • 巨大ガチャを回すことができます。

景品はアクセサリーの他、主任教授のステッカー。
手羽は

映像学科、日本画、視覚伝達デザイン学科の主任教授ステッカーをゲットしました。
「これをスマホに貼ると合格する」って噂を流したら行列ができるかな。
 
最後に行列といえば、土日は絶対に行列ができるであろう企画を紹介します。
8号館横の元テキスタイル工房脇でやってる

ムサビ村営軌道
小平住民ならお祝い時に一度は行ってる「いろりの里」が今年5月に閉店してしまったんですが、そこで使われていた汽車を学生さんが譲り受けて、レールを敷いて走らせてるんです。
  
残念ながら動力のベルトが切れてしまって昨日は整備中。

客車部分をスタッフが押してくれてたんで、嫌がる新人職員を無理やり乗せました。
ガイドやる時に「載ってみると意外とスムースに動いて」みたいな体験談を語った方がお客さんに楽しさが伝わりやすいんですよ。ちゃんと考えてるんですよ。体験のデザインですよ。パワハラじゃないんすよ。
動画はこちら。

 

昨日のレポートは以上です。
これで2時間ぐらいで、ムサビ芸祭を楽しみたい方は朝から来た方が絶対にいいですよ。とても1日では見切れないボリュームなので。

全体の様子はこちらの動画をご覧ください。


もう編集してアップされてる。仕事早っ。


以上、

夜の方が死者の日って感じがしますね、の手羽がお送りいたしました。

今日明日は相談コーナーにいるから展示をどこまで見れるかわからないけど、時間があったらレポートします。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。