手羽が気になった全国の美術系大学関連情報をプライスレスでピックアップして紹介する美大ネタまとめ。
前回8月29日以降の情報です。
ほんとは2週間に1回掲載を目指してるんだけど、ずいぶん間があいちゃった・・。なのでたっぷりあります。。
2025・2026年度にかけて全学的な学部の再編が予定されており、詳細は2024年3月頃に公開とのこと。
京都精華さんといえば、
■アセンブリーアワー講演会 | 京都精華大学
京都精華大学創立55周年記念アセンブリーアワー講演会に、マンガ家のこうの史代さんとしりあがり寿さん、教員の吉村和真さん、現代美術家の塩田千春さんが登壇決定。
京都といえば、こちらは新コース発表。
■国内唯一・完全オンライン、芸術大学で映像を学ぶ学士課程、京都芸術大学通信教育部「映像コース」2024年度新設@PRTIMES_JP
瓜芸さんが、2024年春に完全オンラインで「映像」を学ぶ学士課程「映像コース」をフジテレビと共に学位プログラムを共同開発。
記者会見の様子はこちら。
いきなり菊ちゃんが出てきてびっくり。
瓜芸さんといえば、
■ここからどう進む?対話型鑑賞のこれまでとこれから アート・コミュニケーションの可能性
京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センターが2022年夏に開催されたフォーラム「対話型鑑賞のこれまでとこれから」をもとに書籍化。
各分野の専門家が対話型鑑賞の現状を把握し、問題や課題を浮き彫りにした上で、対話型鑑賞の可能性を見つめ直す一冊になってます。
瓜芸といえば、こちらの大学の話題も出しておかないとバランスが。
■テラスのような大学・京都芸大
京都市立芸術大学、略して京都芸大さんがキャンパス移転までの様子を動画で公開。
新キャンパスについてはこちらをご覧ください。
■京都市立芸術大学移転オープニングセレモニーに行ってきた(河野さんが)その2
キャンパス移転といえば、
■美大跡地に健康増進施設を建設へ | TBS NEWS DIG
金沢美術工芸大学キャンパス跡地の取得を希望している金沢大学が、地域の健康増進に関する施設などを整備する計画があることを金沢市に報告していることが判明。
建物といえば、
■建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い
タマビの学長・内藤廣さんの展覧会「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」の公式図録。
「海の博物館」から近作「紀尾井清堂」までの代表作に加えて、学生時代の卒業設計や美術館課題、独立前から近年までのコンペ案、進行中プロジェクトなど本邦初公開多数。全80作品のドローイング、写真、模型、断面矩計図などを収録した、まさに内藤廣の建築のエネルギーが凝縮されたような一冊。
知り合いが何人か内藤学長の展覧会に訪問してて、すごくうらやましいのです・・。
タマビさんといえば、こちらも発表しています。
■2024年度新入生からの学費改訂について|多摩美術大学
大学からのメッセージということだと、
■生成AIについて(学長メッセージ)|東京造形大学
東京造形大学といえば、桑沢学園が職員を募集しています。
■【学校職員(大学・専門)事務系総合職】10月28日(土)応募書類締切|学校法人桑沢学園
外から見た印象だと、桑沢学園は誠実な若い職員さんが多くて元気なイメージがあります。
というわけで、東京造形大学ネタを2つ続けて。
■「キノコ生えてきたんだけど」美大生の塑像彫刻に奇跡 生えた場所が絶妙「よりによって」「芸術点高すぎ」|よろず〜ニュース
「課題で人体等身を作る美大って東京造形大さんあたりかな?」と思って調べたら、東京造形さんだった(笑)
これ、彫刻学科あるあるかも。
あ、手羽はさすがにキノコを生やしたことはないですが、その日の作業が終わる時、粘土が乾燥しないように霧吹きで水をいっぱいかけて、水をしみ込ませた布を巻いて上からビニールをかぶせるんですよ。
確かに気温が高ければキノコの成長には最適な場所になるなあ、と。
グランプリを受賞した中野晃太監督は、東京造形大学 映画専攻卒。
卒業生の活躍ということで、ムサビ卒業生の2冊の本を紹介。
■ウェルビーイング的思考100 〜生きづらさを、自分流でととのえる〜
ムサビ建築学科出身のD-LAND・酒井博基さんの本。
酒井さんは瓜芸の客員教授をされてて、手羽も酒井さんには企画の相談に乗ってもらったり、普段からお世話になっております。
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オレンジページさんと一緒に約2年かけていろんな方々にインタビューしたんだとか。
献本されたその日に課内回覧したらまだ返ってこないので(みんな読んでる)、まだ手羽は読んでません・・ごめんなさい・・。
ムサビ彫刻卒・パピヨン本田さんの本。
歴史を変えた天才アーティストたちの頭の中を絵と漫画とともに解き明かす現代アート解説本。
パピヨン本田さんは、9月にやはり現代アート入門本「美術のトラちゃん」も出したばかりで、精力的に活動されてますね。
2021年に活動開始した時に
■【美術のビジュえもん】パピヨン本田先生は何者か勝手に推測する
勝手にプロファイリングしたら、年齢以外はだいたい当たってて、その後ムサビをテーマに漫画を描いてもらったりもしました。
■卒業作家たちが語る武蔵野美術大学の魅力:第1回 パピヨン本田|美術手帖
ムサビ卒業生の活躍ということだと、こちらの動画をご覧ください。
■「アート&デザイン2023 大人の芸術祭」ダイジェスト
夏に行われた武蔵野美術大学 校友会設立90周年「アート&デザイン2023 大人の芸術祭」のダイジェスト動画です。皆さんいいことしゃべってる。
在学生も頑張ってますよ。
■武蔵野美術大生、森町の未来考察 取り組み3年目 町内に1カ月滞在:北海道新聞デジタル
クリエイティブイノベーション学科3年生が今年も北海道の森町に長期滞在してます。
もうすぐ最終プレゼンですね。
そして先生も頑張ってます。
■その「好き」は消費者としてか、生産者としてか…美大教授がキャリア相談で学生に必ず投げかける問い 「作るほど好き」でないと仕事は務まらない | PRESIDENT Online
工芸工業デザイン学科・テキスタイルの高橋理子先生の言葉。
「作るほど好きか?」はほんとキラーワードですね。
美大での学びってことだと、
■芸術大学では何を学べるの? 兵庫県・神戸芸術工科大学にてランパンプスが徹底取材!|ニフティニュース
受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスのWebコンテンツ『おうえんしナイト』で、神戸芸術工科大学が紹介されてます。
ここからは美大と直接・間接的に関係する話題をまとめて。
■飯山由貴や小田原のどか、梅津庸一らが参加。「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」が国立西洋美術館で来春開催へ|美術手帖
参加作家を見ると、普通の展覧会じゃないのがわかるはず。
この企画展を国立西洋美術館でやるってことが何よりすごい。
■東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」
「アートノト」は東京都内で活動するさまざまなアーティストや芸術文化の担い手の持続的な活動をサポートし、新たな活動につなげる場。
■同級生の絵の才能が羨ましい中学生男子。しかし、その同級生の反応は意外なものだった/美術の進路相談① | ダ・ヴィンチWeb
作者のイトウハジメさんは、以前は中学校の美術の先生をされてて、大学院に通い、現在は大学の教壇に立ってるそう。
昔からイトウさんの漫画は読ませてもらってるんだけど、どこの大学の先生をされてるかずっと謎で。
東京で個展をよくされてるから関東に住んでいらっしゃるはずで、美術教育が中心だから、東京学芸大あたりを手羽は推測してるんだけども。
考えてみたら、最近全然渋谷駅に行ってないなあ・・。
■1000万円もらって何も描かれていない作品「お金をもらってドロン」を作ったアーティスト、返金を命じられる | ハフポスト WORLD
毎年審査員の方のSNSを見るとすごく寒そうにしてるけど、一度見てみたいんですよね。
以上、審査員といえば、
■第16回 最終審査会が終了しました。 | 16th SHACHIHATA New Product Design Competition
見る人が見れば、この写真がすごくバランスの取れた写真だと気が付くはず、の手羽がお送りいたしました。
表彰式は10月13日!
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。