3月11日、手羽は
女子美術大学杉並キャンパスにいました。
前回までの話はこちら。
■2022年度 女子美術大学 女子美術大学短期大学部 卒業制作展/修了制作展に行ってきた
ちなみに翌日日曜は卒業式だったので、フォトスポットができてました。
今回女子美杉並キャンパス卒展を訪問した別理由がありまして、それは
12月6日に竣工したばかりの共創デザイン学科棟を見るためなのです!(ドーン)
いよいよ2023年4月からスタートする共創デザイン学科。
1学年60名で「共創型リーダーを育成するための学科」。
ソーシャルデザインなどをメインとした学科は、東京の美大ではムサビのクリエイティブイノベーション学科についで2番目となります。
一般大学ではぼちぼちできているんだけど、美大はまだ皆さん様子見の状況ですね。
新棟の見学ですが、実は女子美さんの卒展情報をWEBで見てたら、
新校舎お披露目会ツアーの参加者を募集してたんで、こっそり申し込んでたんです。
なので今回はいつもの勝手潜入ではなく、公式な見学(笑)
では、建物を見ていきましょ。
正式な建物名称は「1号館増築棟」みたい。増築なんですね。
手羽は杉並キャンパスのキャンパスマップは頭に入ってるけど、最初リリース写真を見たときに「どこに作ったんだろ?!そんなスペースあったかな?」と謎だったんですよ。
まさか1号館の前のこのスペースとは。
裏側から見た方が敷地ギリギリに建ててるのがわかると思います。
地下1階、地上2階の構造になってます。
中に入ってみます。
1階は、
co-labA。
主に1年生が使うスペースになります。
しかし、WEBもそうだけどデザインワークがロフトワークさんぽいなあ、と思うのは手羽だけ?
もちろんこの手のスペースにはマストなキッチンもあります。
次に2階へ。
エレベータ前にはUHAさんからのお花が飾られてた。
UHAさんはいろんな美大と連携活動されてますね。
階段の横にはミニギャラリーがありました。
2階は机があり実習室っぽい作り。
1階でアイデア考えて、2階で詰めるって感じかしら。
この日は付属高校から入学される生徒さんへの事前学習日とのこと。
地下に降ります。
地下はクリエイティブラボ。
女子美さんらしい配慮は、作業着にちゃんと着替えてもらうために「着替えルーム」があること。
スタートしたら中はきっと撮影できなくなるので貴重な1枚になるはず。
でもこの新棟だけで4学年は吸収できないから、これから6号館あたりを改修されるのかな?と勝手に妄想。
ちなみにツアーガイドをされてたのは、学科長に就任される松本博子先生でした。
この業界のセミナーや講演会の登壇者はほとんど男性なんですよ。白Tシャツで黒ジャケット着て黒眼鏡かけたチョビヒゲ短髪の男性。前からすんごく気になってて、女性の進出が一番望まれてる業界かもしれません。女子美さんにほんと頑張ってほしくて。
見学会は20分ぐらいで終わったので、学食へ。
女子美ランチ500円。東京4美大の中では一番手羽好みの味付け。
お腹もいっぱいになったので、サモトラケのニケに別れをつげ、そのままムサビ市ヶ谷キャンパスへ行き、
Global Design Education Forum2023に参加したけど、後日落ち着いたらゆっくりレポートします。とりあえずスライドを作らなくちゃいけなくて・・。
以上、今後とも女子美の共創デザイン学科、ムサビのクリエイティブイノベーション学科をどうぞよろしくお願いいたします、の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。