アート×デザイン×クリエイティブ進学フェア六本木会場に行ってきた

2022年2月27日(日)

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2月26日(土)、久しぶりに六本木ヒルズへ。

デザイン・ラウンジをやってた頃は毎週のように来てた六本木だけど、ほんと用事がないと行かない町になりました。

にしてもちょうどヒルズで、ダニエル・アーシャムとポケモンのコラボ展覧会「A Ripple in Time / 時の波紋」を屋外でやってたんだけど、

全部ブロンズってすんごいお金がかかってるなあ・・。

んで今日の目的地は

六本木ヒルズの玄関口にあるハリウッドビューティープラザ。
ハリウッド化粧品グループの本社ビルで、飲食店の他、ハリウッド大学院大学が入っています。

 
この5階に六本木ヒルズ最大の屋内イベントホール「ハリウッドホール」があり、26日はさんぽう主催で
アート×デザイン×クリエイティブ進学フェア六本木会場

が開催されました。今日はそのレポートを。

なんでこの時期に六本木かというと、五美大展の会期・場所合わせなのです。
手羽は7月の名古屋相談会以来の久しぶりの合同相談会登板。

ありがたいことにずっと相談が続きました。
ずいぶんお待たせしてしまって申し訳なかったです。もう少しスペースがあればもう一人対応者を増やすのだけど。


  • 撮影:東京造形・M澤くん

始まる前に「手羽さん、写真撮ってほしいんでしょ?」と東京造形・M澤くんに言われ、説明してる風のポーズ。欲しい写真がわかってる(笑)

落ち着いたところで他ブースを回ることに。こんな感じでやってます。

東京造形大学。
イベントあるあるで、人が多い時の会場風景を記録に残したいんだけど自分たちは対応してるから、そういう写真ってあんまり撮れないんですよね。どうぞ学内資料に使ってください。

女子美術大学。
 

横浜美大、東京工芸、和光大学、宝塚大学のブース。
 
 

東北芸術工科大学はムサビ彫刻OBの深井先生が来てた。
会ったのは何年ぶりだろ。
 

美大以外にも専門学校や新宿美術予備校さんも参加してました。


で、「時代だなあ」と感じたのが、

タマビと日芸はオンライン相談だったんです。
ノートPC3台置いて、スタッフは大学からzoomで参加。
地方相談会でもオンライン相談やってる大学がありましたがだいたいは1つで、同時に3台ってのは無かったんじゃなかろうか。

オンラインだとわざわざここでやる意味がないようにも感じるけど、

それでも途切れることなく相談者がいました。さすがタマビ。

タマビさんこそ会場写真がないだろうから多めにUPしておきます。
記録に使ってください(笑)


  • 開始前に撮影

日芸さんはiPad。
顔だけアップで映るから、こっちの方がよりサイバー感がある。

将来的にはDPZがやったように


 

バーチャル売り子状態で地方相談会をやるようになるのかもしれない(笑)

あくまでも今回はコロナ対応としてのオンラインだったけど、「全国での合同説明会ってなんのためにやるんだろう」と考えさせられました。
地方会場だとやはりその地方の大学の方が相談者が多く、私たちは「よかったら東京も受けてね」とアピールするために地方で美大希望者が多く集まる場所に参加させてもらうのが理由としては大きいです。さんぽうさんの広報力を使わせてもらう、と。
また、「実技参考作品の実物を多くの人に見せてあげたい」もあるかな。タッチとかは実物見ないとわからないので、実技入試の一般選抜をメインにおいてる美大は地方相談会に参加する意味ってこれも大きい。
そして今回通りかかった人に資料を渡しながら「どういうのに興味あるんですか?」と聞いて説明したら「目から鱗です!」と感動されたんだけど、そういう偶然の出会い・コミュニケーションは合同会場とリアルの特権であり、オンラインでは絶対に起きない。
作品の講評となるとオンラインではかなり難しく、今回うちは職員だけだったんでやらなかったけど、女子美さんは先生が来てたので「作品講評してほしいって生徒さんがいらっしゃるんだけど対応してもらえます?」とお願いしたりしました。こういうこともできない(笑)

でも進学相談だけでよければオンラインで十分だし、全国の相談会に参加できるようになるし、画面共有使えばむしろWEBとかも活用して説明しやすくもなる。大学側は人数分の交通費もかからない。でもでも、だったらわざわざこの場でやる必要もなく、大学独自にオンライン説明会やればいいだけ。高校生と保護者が遠くからせっかく来たのにその場で「オンラインです」と言われたらアンサービスになるんじゃなかろうか。事前に知ってればいいけど。
悩ましいなあ。


長くなったので、昼休み時間に抜け出して見て来た

五美大展と、相談会が終わった後に駆け込んだ

アクシスギャラリーでやってる視デの選抜卒業制作展の話はまた明日。


以上、

「手羽が開始と同時にパソコン閉じたらそれで終わりなんだぜ。君たちの命は手羽の手にかかってるんだぜ。サイバーテロだぜ(違う)」と思った手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。