ようやく落ち着いたので更新再開します。
10月9日、二子玉川で
■タマビ×二子玉川ライズ地域連携アートプロジェクト タマリバーズVol.10「タマゾニア〜はじめまして…ガブッ!」に行ってきた!
これを見たせいで口の中が完全にタマビ味になってしまい、もっとタマビを味わいたくて、そのまま
東京オペラシティへ。
もちろんこちらを見たくて。
■和田誠展
●会期:2021年10月9日[土]―12月19日[日]
●時間:11:00–19:00(入場は18:30まで)
●休館日:月曜日
●会場:東京オペラシティ アートギャラリー
●入場料:一般1200[1000]円|大・高生800[600]円|中学生以下無料
和田誠さんのイラストが好きで、ずっと楽しみにしてた展覧会だったんですよ。
だから初日に来ちゃった(笑)
和田さんはタマビグラフィックの卒業生で、膨大な原画や資料、愛用した仕事の道具などおよそ5万点が多摩美術大学アートアーカイブセンターに寄贈されてます。
ちなみにタマビアートアーカイヴセンタは、今秋開催される3つの展覧会に協力してるんだとか。
■和田誠展ほか今秋開催される3つの展覧会に本学所蔵資料を貸出 | 多摩美術大学 アクティビティニュース
ありがたいのが会場内撮影OKってこと。
タマビ、そして平野レミさん、ありがとう(涙)
圧巻なのが、高校の先生の似顔絵を科目ごとに描いたもの。絶対似てるんだろうなあ。
広告制作会社時代に「ハイライト」のパッケージデザインをやったのは有名な話だし、この青と白が東海道新幹線のカラーリングの原点になったのも伝説。
絵本や児童書の挿絵もいっぱいやってるんですよね。
和田さんの代名詞・ライフワークともいえる「週刊文春」の表紙。
「週刊文春」って題字も和田さんなんですよね。
三谷幸喜ファンからすると、和田さんといえばやっぱり三谷さんが朝日新聞夕刊でやってる連載の挿絵だったりします。
エッセイをまとめた「ありふれた生活」の表紙、装丁も和田さんがやっていて、新刊はどうするのかドキドキしながら待ってたら、
これ、誰が描いたと思います?
三谷幸喜さんなんです(笑)
三谷さんも和田誠さんが大好きで、好き過ぎてずっと和田タッチの絵を描いてたんですって。
他の絵を、正直パっと見たくらいじゃ和田さんが描いたものか三谷さんが描いたものか見分けるのが難しいくらい。
はからずしも、この本の中で急遽舞台の代役が必要になる話が入ってるんですが、帯の言葉は「和田さんの代役」にもかかってるんだと思います。
ショーマストゴーオン。
和田さんといえば、この和田誠フォント。
ふと思ったんですが、書き文字で誰の作品かがわかるのって、和田誠さんと平野甲賀さん以外にいます?他が思いつかない・・。
しかし、この作品数はすごいなああ・・。
平野レミさんの眼鏡もデザインされたりしてます。
すごいのがこれです。
「新 美の巨人たち」で見ましたが、
多分デザインやってる人の方がこれを見るだけでゾっとすると思うけど、CMYと書いてあるのはシアンとマゼンタとイエローのインク配合率で、このやり方で色指定されてたそう。
(ちなみにKをいれると色が濁るから入れなかったそうです)
さらに和田さんのことが好きになる展覧会でした。
タマビ、ありがとう(2度言っちゃった)
■版画五美大2021ポートフォリオ版画集展@タマビ八王子キャンパスに行ってきた
から始まったタマビ3部作、これにて終了。
以上、昨日デ情の授業も終わり、授業3つ、高校説明会1つ、オープンキャンパス動画2つ、新人職員研修2つ(笑)の9月頭から続いてたスライド作りがひと段落して、ようやく通常営業に戻せそうな手羽がお送りいたしました。
このあたりまとめて記事にします。
11月末に講演がひとつ入ったけど、それはまた後日・・。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。