【アートとデザインの多層的な学び】9/26特別トーク企画「版画からグラフィックアーツへ」開催!

2021年9月22日(水)

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今週末にムサビはオンラインオープンキャンパスを開催します。

武蔵野美術大学 オンライン オープンキャンパス2021

●日程:2021年9月25日 ( 土 )、26日 ( 日 )
●時間:9:00-16:50
●会場:オンライン開催

イベント詳細については昨日の記事をご覧ください。
【9/25、26】ムサビ オンライン オープンキャンパス2021を開催します!【手羽も登壇】


で、今回のオーキャンで絶対に外せない企画がありまして、それがこれなんです。
トークイベント「版画からグラフィックアーツへ- PRINT(プリント)は時代を作る-」

●日時:2021年9月26日(日)14:00-14:50*オンライン開催
●参加方法:YouTubeライブで配信(申込不要)
●登壇者:いとう瞳(イラストレーター)|長澤忠徳(本学学長)|遠藤竜太(本学油絵学科版画専攻主任教授)
●進行:高浜利也(本学油絵学科版画専攻教授)


登壇される版画卒のイラストレーター・いとう瞳さんは、アクリルガシュの独特な色使いの手描きイラストで書籍カバー・雑誌表紙・挿絵・広告等で活躍されていて、最近だとNEWoMan新宿のキャンペーンビジュアルをされてます。

そのいとう瞳さんと版画専攻主任の遠藤竜太先生、そして長澤学長が版画専攻の歴史を振り返り、美術大学で学ぶ版画・グラフィックアーツ表現の可能性についてクロストークを行います。
 

はい。ページをご覧になってもうお気づきですね。

2023年4月よりムサビ油絵学科版画専攻は「油絵学科グラフィックアーツ専攻」へ名称変更します。

注意していただきたいのは、来年2022年ではなく再来年の2023年から名称変更ということ。
今年受験される方は「油絵学科版画専攻」として最後の入学生で、現高校2年生が受験する時が初めての「グラフィックアーツ専攻入学」になる、と。なので今年の受験生が誤解しないよう専攻名変更については今年度はあまりアピールせず、今は「グラフィックアーツ」という言葉を認知してもらう期間と考えてます。


「え?版画って歴史ある名前をグラフィックアーツに変える?!ムサビはどうかしてる!」と思ったあなた。
はい、手羽も最初はそう思いました(笑)

でも実は、
多摩美術大学 絵画学科版画専攻|版画専攻の英語表記を変更します。

タマビ版画は英語名称を5月に「プリントメイキング」から「グラフィックアーツ」へ変更してるんですね。

どうしても「版画」というと小学校の頃にやった「木版画」を、「印刷」だと活版をイメージしがちですが、版画表現・印刷表現がデジタル技術によって多様化しており、アートもデザインも関係ない平面視覚芸術全般をあらわす「グラフィックアーツ=Graphic Arts」を使っていこう、というのが版画教育業界での大きな流れなんだそうです。
グラフィックアーツ専攻は、絵本やアーティストブック、イラストレーション等ファインアートとデザインをゆるやかに、しなやかにつなぐ新しい領域で、今回のトーク企画はその転換点をマーキングする最初のイベントと位置付けています。
 

 
で、今回は講義室に人をいれた状態でのリアルトークイベントを本当はやりたかったんですが、オーキャン自体がオンラインになってしまい、この企画もWEB中継となりました。
すると版画の高浜先生から「展覧会の会場はできてるから、現地からやります?」と提案がありまして。
その展覧会がなにかっていうと、
ART-BOOK: 絵画性と複製性——MAU M&L貴重書コレクション × Lubokの試み

●会期:2021年10月4日(月)-11月14日(日)*休館日 水曜日
●会場:武蔵野美術大学 美術館展示室1・2、アトリウム1・2
●完全予約制*予約の詳細は決まり次第、告知
●監修:高浜利也(武蔵野美術大学 造形学部油絵学科版画専攻教授)
●協力:武蔵野美術大学 油絵学科版画研究室、Lubok Verlag


版画・グラフィックアーツの展覧会を本当は9月からスタートさせる予定でしたが、緊急事態宣言で10月スタートに変更になったんです。でも会場は既に作ってあるので、そこから中継しちゃおうと。
緊急事態宣言で閉館されてなければ「会場から中継する」なんて発想は生まれなかったわけで、ネガティブ要素をポジティブに変更できた瞬間でした。
会場下見に行ったら、これがすんごくいい空間で。ぜひトーク内容だけじゃなく背景に映る作品も楽しんでください。
もちろん10月4日以降、予約してリアルに会場にお越しください!


あ、手羽はオーキャン両日とも9時からスタンバってます。
■朝のロングホームルーム「美大ってどんなとこ?学科の選び方〜ムサビ出身職員が美大の素朴な疑問に答えます!〜」

●日時:9月25、26日 9:00-9:50 *要予約
●方式:Zoom開催

ユルユルな企画やってますんで、よかったらこちらも。


以上、実はグラフィックアーツ専攻変更への前振りはこっそり去年から動いていて、
2021年度一般選抜 油絵学科版画専攻 専⾨試験科⽬「イメージ・ドローイング」の新設について

版画専攻の試験科目「イメージ・ドローイング」新設はグラフィックアーツ専攻変更への布石であり、今読み返すと文章の中に「多様なグラフィックアート志向の学生を」と言葉を忍ばせてあったんです、の手羽がお送りいたしました。

 
版画専攻はこまめにWEB相談対応をされてる研究室で
武蔵野美術大学 版画研究室 9月 オンライン相談会
を見ると9月26日は全時間埋まっていて、他も埋まり始めてますね。
制作した作品を見せて直接指導してもらったりできるので(総合型選抜以外)、受験を考えてる方はぜひ活用ください。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し