ムサビの学生男女比はだいたい3:7で、2:8の方向に進んでるんですが、東工大は9:1で男性なんですね。
1年ぶりの東工大だったんですが、来るたびにいつのまにか女社会に慣れてしまった自分に気が付くのです。
▼昨日までの話はこちら
■東工大×ムサビ合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング」スタート!
というわけで、やってきました。
東京工業大学!!
キャンパスはこんな感じですんごく広いのです。
こちらは図書館。
ムサビの図書館もアレですが、東工大さんもかなり斬新なデザインになっております。
まずは学食で昼食を。
東工大さんの学食の味は手羽好みです。
まだ時間があるから、お腹がいっぱいになったところで、学内を散策することに。
そうこうしてたら開始時間がもうすぐだ。
急いで目的地へ。
入札室を通り過ぎ、
検収センター(仕事上、どうしてもこういう施設に反応してしまう・・)のさらに向こうにあるのが、
ものつくり教育研究支援センター!
東工大さんは鳥人間コンテストで何度も優勝してまして、写真に写ってるのは去年の機体。
去年は台風の影響で中止になったそうで、機体はきれいなままでした。
コクピットは思ってた以上に狭い。手羽は怖くて入れないな・・。
今年の鳥人間コンテストの撮影が土曜か日曜らしく、今日新しい機体と一緒に学生さん達は東京を出発するそうです。
ぜひ頑張ってほしいけど、今年も台風が・・・。
ものつくりセンターではいろんな機材があり、
てなことをやってたら、いよいよ中間プレゼンの時間に。
各グループで5分プレゼンをやってもらいました。
グループごとに教員が講評や質問していきます。
あ、こちらは油絵学科の袴田先生です。
左から視デの中野先生、古堅先生、デ情の井口先生。
こちらが東工大の野原先生。
最初は皆さん座ってコメントしてたけど、徐々にエキサイティングしてきて、最後の方では
こんな感じに(笑)
中間プレゼンのあとは、
中野豪雄先生からデザインの考え方やアイデアのまとめ方を。
あ、ちなみに中野先生は参加クリエイターとして
■GRAPHIC TRIAL 2015/グラフィックトライアル2015
に出展されてますんで、よかったらこちらも。
中間も終わったから、これからは学生さんの力で最終プレゼンまでいってもらうしかない。
最終プレゼンは10分プレゼンで方式は自由。パワポ使うのもよし、パフォーマンスをやるもよし。
ただ、実制作物も出さないといけないから、学生さんにはかなり酷なワークショップなのです。
場所を移動し、もう一度企画を練り直すAグループ。
ムサビ生と東工大生ではやはりお互いのイメージが微妙に違う。
でもそれをいろんな手段で相手に説明しなくちゃいけない。
これがこの授業の狙いなので、あえて私たちも「東工大生は『インスタレーションってなんだよ。意味わからん』ってはっきり言いなよ」とコメントしたりもしました(笑)
まさにAグループはそれをやってるところで。
そしてDグループの東工大生が「ぼくは美術に興味を持ったことがない。このお題も『白い紙に黒いインクで四角が書かれたもの』にしか見えない」と言ってて。
私達からするとこれ以上ありがたいコメントはないわけで(笑)、ムサビ生に「自分たちは何に見えるのか、それはなぜなのか、何が面白いのかを彼に説明するところからやろう」とお願いしました。
時間がないから、ムサビ生が中心になって作っていくのが早いんだけど、この合同ワークショップが求めることはそこではないので。
次に会えるのは最終プレゼン。
どんなものになったかとっても楽しみです。
ちなみに、最終プレゼンにはムサビの長澤学長と東工大の三島学長が参加することになりました。
オオゴトになっちゃった・・。
以上、
東工大は東京工芸大学じゃなくて東京工業だからね!の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。