ファッション イン ジャパン展とルール?展と日本のグラフィックデザイン2021と東京城に行ってきた

2021年7月20日(火)

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今日書くつもりだったネタを先延ばして、その前に2つ記事を書きます。
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7月19日(月)、出勤すると今日は夏休みを取ってたことが発覚。
うちの職場の夏季休暇は、一斉休暇ではなく「いつからいつの間に●日休みを取りなさい」という仕組みでして、適当に休みを突っ込んだのを忘れてた・・。

もったないので11時で退社して、車を走らせ中央道へ。

ただ高速に乗ったところで「あ。今日からロードプライシングだ・・」と気が付きました。
ロードプライシングとは、オリンピック期間中首都高の車両を減らすために、日中はプラス1000円追加されて、夜中は半額にする実証実験なんですよ。
いつもなら500円ぐらいなのが1500円・・無観客になったんだからあまり意味がないように思うのだけど・・。


で向かった先は、

国立新美術館。

 
国立新美で現在開催されてるのが、
ファッション イン ジャパン 1945-2020―流行と社会

●会期:2021年6月9日(水)~9月6日(月)
●会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)
●休館日:毎週火曜日
●開館時間:10:00~18:00※毎週金・土曜日は20:00まで。
●共催:経済産業省
●協力:七彩


会場はいい匂いのする女性か、もしくは細身の男性しかいなかった(笑)

すごくいい展覧会で、かなりのおすすめです。
これは見といた方がいいっす。
また、たくさんの洋服が見れるのもいいけど、七彩さんが気合いれて、いろんな種類のマネキンを出してくれてます。マネキンを見るだけでも価値があるかも。

 
このまま21_21へ行くだけだともったいないから、皆さんのために国立新美から21_21までの道のりを動画で撮ってみました!

・・うーむ、この動画って需要があるんだろうか・・。
 

 
21_21で現在やってるのは、
21_21 DESIGN SIGHT | 企画展 「ルール?展」

●会期:2021年7月2日(金)- 11月28日(日)
●会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
●休館日:火曜日(11月23日は開館)
●開館時間:平日 11:00 - 17:00、土日祝 11:00 - 18:00(入場は閉館の30分前まで)
●入館料:一般1,200円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料


私たちは、憲法や法律、社会基盤となる公共インフラや公的サービスから、当事者間の契約・合意、文化的背景に基づいた規則やマナー、家族や個人に無意識に根づく習慣、また自然環境の中から生まれた法則まで、さまざまなルールに囲まれながら、思考や行動様式を形成していて、それを可視化してみよう、という展覧会。

こういうのは地方の美術館じゃ見れないやつですね。21_21っぽい。

展覧会のルールが変わったらここに記載していくそうです。


続いて、東京ミッドタウンに入って、5階のデザインハブへ。
こちらで開催中なのが、
東京ミッドタウン・デザインハブ第92回企画展「日本のグラフィックデザイン2021」

●会期:2021年7月16日(金)~9月5日(日)11:00‒19:00
●会期中無休・入場無料
●企画・運営:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)

なんかいつもと違う感じのグラフィックですね。

会場は見慣れた感じ。

ムサビのポスターもありました。

ついでに久しぶりに多摩美術大学 TUBへ。
ムサビのデザイン・ラウンジが撤退し市ヶ谷に移り、その跡地にタマビが入ったんです。


  • オシャレなタマビっぽい空間。

日曜までタマビはオープンキャンパスをやってたので、こちらもオーキャン関連展示をしてたそう。

あ、7月21日19時からオンラインで、
すてるデザイン勉強会 vol.01「すてる」の反対語は「すてない」だけか?
というイベントがあるので、興味ある人は申し込んでみてください。

ちなみにオーキャンでの動画配信ですが、

「なんでTUBのチャンネルでやってるんだろ?TUBスタッフがやってるのかな?」と思ってたらやっぱりその通りで、なおかつ手羽と同じ DJIポケット2を使って配信してたそう。
あ、生配信のやり方教わっておけばよかった・・。


とここまで書いといてなんですが、実は六本木はオマケというか、本当に見たかった場所は外苑にありまして。

会田誠さんの「東京城」です。

東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、パビリオン・トウキョウ2021実行委員会が開催するイベント「パビリオン・トウキョウ2021」の一つで、他の場所には藤森照信さん、妹島和世さん、藤本壮介さん、平田晃久さん、石上純也さん、藤原徹平さん、草間彌生さんが「パビリオン」を展示しています。

しかし、よくこの段ボールとブルーシートの城を東京都はOKしたなあ・・微妙にコンセプトにはあのことに触れてないのがさすがというか(笑)
ちなみにムサビ建築学科の小西泰孝先生が設計サポートをされてます。


と、今日はパビリオン・トウキョウ2021等オリンピックに直接・間接的に関係する文化プログラムを紹介するつもりで、昨日の記事を書いたのだけど、

外苑には国立競技場があることもあって、すんごい厳戒態勢がはられてたんです。
「あ。この景色って東京オリンピック前夜の今しか見れないのか」と気が付き、いろいろ写真を撮ってきました。
明日はその記事を公開します。


以上、

まだ看板は日本グラフィックデザイナー協会のままなのね、の手羽がお送りいたしました。

経済産業省所管の社団法人としてデザイン団体が8つあり、それを「日本デザイン団体協議会 D-8」と私たちは呼んでます。
でも、そのうちの一つ日本クラフトデザイン協会
日本クラフトデザイン協会 法人解散につきまして
6月21日付で法人解散を発表し、日本グラフィックデザイナー協会が
2021年7月1日より、協会の名称を「公益社団法人日本グラフィックデザイン協会」に変更します。
7月1日付で名称変更しました。
これは「クラフトデザイン」「グラフィックデザイナー」という「くくり方」の見直しが起きてるってことで、この動きに注目してます。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。