【地域の暮らしと仕事を編集する】TeiP SchooL 4期(オンライン)受講生募集開始!【プレ講座もあるよ】

2020年6月24日(水)

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多摩地域には約420万人が暮らしています。

郊外住宅地でありながら、山があり川が流れ、公園や農地も豊富で、学校、大学、商店、工場、オフィスなどが点在し、都心へのアクセスも楽だから、暮らしやすく働きやすい、それが多摩エリア。
芸術系大学・芸術系学部が多いので、在学生やその卒業生、クリエイターが多く住んでいるのも特徴の一つと言えます。
ちなみに「武蔵野地域」と「多摩地域」はかなり範囲がかぶってるんで厳密に使い分けることはないけど、「閑静でちょっと文化的」と表現する場合は「武蔵野」と呼ばれ、「大学などがいっぱいある郊外」みたいな時は「多摩」を使うかな。

でも、こんなにスペックが高い環境にいろんな人材がいるのに、それぞれの地域でそれぞれの人がバラバラに活動してるのはちともったいない。
そこでクリエイターとパートナー(企業・自治体)をつなげ、クリエイティブな仕事を地域に増やして活性化させよう!と
TeiP(Tama editorial incubation Platform)
が生まれました。「テイプ」と読みます。

そのTeiPがクリエイター・ビジネスマン・自治体職員・コーディネーター・プロデューサー等が一緒に学ぶことで、知恵と経験と人脈を増やし、地域と仕事をより面白くするための実践的な学びと交流の場として、TeiP SchooLを開設したのが2019年。
第2期まで行われましたが、第3期は残念ながらコロナの関係で中止になってしまいました(涙)

でも!

オンライン特別企画として第4期が7月からスタートするのですっ!!
TeiP SchooL 4期(オンライン)全3回+オンラインサロン【地域の暮らしと仕事を編集する】

●スケジュール:
 7月11日 (土) 10:00-12:00 オンラインサロン
 7月18日 (土) 10:00-12:00 レクチャー&ディスカッション
 8月 8日 (土) 10:00-12:00 オンラインサロン
 8月22日 (土) 10:00-12:00 レクチャー&ディスカッション
 9月 5日 (土) 10:00-12:00 オンラインサロン
 9月19日 (土) 10:00-12:00 レクチャー&ディスカッション
 9月26日 (土) 10:00-12:00 オンラインサロン
●開催場所:オンラインでの開催
●募集定員:30名
●応募資格:TeiP SchooLの趣旨を理解し、カリキュラムに積極的に参加し、主体的に取り組む意思があること。
●参加費:通期 3講座 + オンラインサロン4回 参加費=16,500円 (税込)
●申込方法:チケットの購入からお申し込みください。
●主催:TeiP
●連携事業者 : 株式会社まちづくり立川、多摩信用金庫、NPO法人こととふラボ
※TeiPは、平成30年度 東京都「インキュベーションHUB推進プロジェクト」の補助金を活用した取り組みです。


コロナ禍の状況を前向きに捉え、家と近所の資源を見直したり、新しい飲食店の形を考えたり、ここち良い地域の経済圏を模索したりしながら、自分たちが暮らす地域でできることを考える3ヶ月になるはず。


今回はオンラインによる「レクチャー&ディスカッション」とZoom・Facebookグループを使った「オンラインサロン」を交互に繰り返していく形をとっています。どうしてもレクチャーだけだとメンバー間の交流が生まれにくいですからね。ここで仲間を増やしてもらえれば。

レクチャー&ディスカッション講師はこの3名の方です。
第1回は市議会議員でありながら、空き店舗を活用した取り組みを仲間と手がける及川さん。
■01_7月18日 (土) 10:00〜12:00
●テーマ「地域の価値を自分たちで高める」
●及川 賢一 NPO法人AKITEN代表/八王子市議会議員

1980年東京都八王子市生まれ。東京都立大学大学院 (経営学修士) 修了。ソニー(株)、経営コンサルティング会社を経て、八王子にcafé Wを共同設立した後、2011年より無所属で八王子市議会議員を務める(現在3期目)。AKITENの代表としてアートプロジェクトおよび、アートギャラリー/アーティストインレジデンスの運営をするほか、食、繊維、林業など様々なまちづくりのプロジェクトの運営にも関わる。
建築家やクリエーターとの活動が、地域の価値を高めていくためにどうすればいいのかなどの話を聞きます。

 
第2回は社会の課題を解決するソーシャルデザインをビジネスの側面から進める小野さん。
■02_8月22日 (土) 10:00〜12:00
●テーマ「ソーシャルデザインとビジネスの融合」
●小野 裕之 ビジネスプロデューサー

1984年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒。ソーシャルデザインをテーマにしたウェブマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズの経営を6年務めた後、同法人のソーシャルデザインやまちづくりに関わる事業開発・再生のプロデュース機能をO&G合同会社として分社化、代表に就任。greenz.jpビジネスアドバイザー。 ジュエリーブランドSIRI SIRI共同代表。おむすびスタンド ANDON共同オーナー。下北沢のまちづくり会社 散歩社 代表取締役。西粟倉のベンチャーsonraku社外取締役。発酵デザインラボ株式会社 取締役CFO。
様々な地域や事業との関わりの中で、着実に成果をあげるための考え方や工夫などの話を聞きます。

 
そして第3回は地域に根ざして、地場産業をデザイン面から支援する新山さん。
■03_9月19日 (土)10:00〜12:00
●テーマ「地域のデザイナーにできること」
●新山 直広 TSUGI代表/デザインディレクター

1985年大阪府生まれ。京都精華大学デザイン学科建築分野卒業。2009年福井県鯖江市移住。鯖江市役所を経て2015年TSUGI llc.設立。インタウンデザイナーとして地場産業のブランディング、自社ブランド「sur」、産業観光イベント「RENEW」、小さな複合施設「TOURISTORE」等、領域を横断しながら産地づくりを行う。
従来のデザイン事務所の枠におさまらない産業観光イベントや、発信拠点づくりなどについての企画・運営などの話を聞きます。


オンラインといえども3ヶ月にわたる全7回で、この講師陣とバックアップ体制16,500円は正直かなり安いと思います。普通だと10万ぐらいかかるんじゃないかしら。


・・・え?なんでこんなに手厚く紹介してるかって?
それは手羽が第1期の講師をやらせてもらったからです(笑)
【アートとデザインと美大を知る】第1期TeiPスクールをやってきた【地域にデザインをつなげる】

もうあれから1年以上たつだな・・・。


「レクチャー受けてそれで終わりにしたくない」とTeiPでは考えていて、その後のフォローもやってるんです。実際に
【絆創膏って】TeiP SchooL 第1期 公開プレゼン (卒業式)に行ってきた

この記事で「すごいのはこのグループでして。」と書いたグループですが、今もこの時のポリシーそのままで活動をされてるんですよ。
もやぴ

ほんとすごいなあ・・。


そして、4期開校に先駆けたオンラインプレ講座全3回が急遽開催決定!
多様なフィールドで活動するTeiP SchooLの企画運営メンバーがファシリテーターを務め、対話やブレストを中心としながら、参加者方同士で学びを深め合ってもらうプログラムになってます。

TeiP SchooL 4期 プレ講座1 「地域と『私』が関わる瞬間を考える」

●日程 : 2020年6月29日(月) 19:00-20:00
●ファシリテーター:河野奈保子 (プロジェクトデザイナー)
●参加費 : 500円
●定員 : 30名 ※事前予約制。定員に達し次第締め切り。


このプレ講座の第1回目は、「あなた」について掘り下げるディスカッションになるようです。
ちなみに河野さんは第1期最初で手羽と一緒に講師をやったのに、第1期が終わる頃には運営側に入ってた(笑)


TeiP SchooL 4期 プレ講座2 「デザインの仕事を地域につくるには」

●日程 :2020年7月1日(水) 19:00-20:00
●ファシリテーター:萩原 修 (デザインディレクター/明星大学デザイン学部教授)
●参加費 : 500円
●定員 : 30名 ※事前予約制。定員に達し次第締め切り。

どうやったら地域でデザインの仕事が生まれるのか。地域でデザインの仕事で食べていくには、どうしたらいいのか。どんなデザインが地域に求められているのか。などなどが語られるはず。
ちなみに萩原先生と河野さんはムサビの視デ卒なんですよ。脈々と視デの「ソーシャル」な血が多摩に流れてるのを実感。


TeiP SchooL 4期 プレ講座3 「地域の日常を楽しむ観光のかたち」のアイデアブレスト会

●日程 :2020年7月4日(土) 10:00-11:30
●ファシリテーター:薩川 良弥 (合同会社パッチワークス代表 / 空き家をスナックする会 主宰)
●参加費 : 500円
●定員 : 30名 ※事前予約制。定員に達し次第締め切り


3回目は、多摩地域に実際にある空き家を「地域を楽しむ宿」にすると仮定し、新しい観光の形を考えながら、地域の魅力を楽しめる宿づくりのアイデアをブレストする会。
ちなみに薩川さんとは2019年に知り合いになったのだけど、つい最近まで(つい3日前まで)割と本気で「『空き家をスナックする会主宰』ってどんだけスナックが好きなんだよ」と思ってました。。
薩川さんは合同会社パッチワークスとして、野外映画上映イベント・ ねぶくろシネマなどのイベントも主催されてる人で(ミッドタウンでもやってましたね)、決してスナック好きではありません。いやスナック好きかもしれないけど。

というわけで、
・自分の力を地域に活かしたくてモヤモヤしている人
・新しいプロジェクトを立ち上げたい人
・地域の魅力を発信したい人、地域の課題を解決したい人
・住んでいる地域にもっと関わりたいクリエイター
・クリエイティブな力を活かしたい経営者や会社員、自治体職員
・クリエイターと企業・行政をつなぐコーディネーター

は、TeiPに参加するしかないっ!


以上、今日は日曜の代休で

ゴロゴロするニャンの手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。