【ドキドキなランド】第1期TeiPスクール初回「イベントをデザインする」@D-LANDに行ってきた

2019年3月10日(日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

3月9日(土)午前10時、国分寺にあるD-LAND LOUNGEに行ってきました。

以前お知らせした
【クリエイターと地域をつむぐ】TeiP(Tama editorial incubation Platform)SchooL開校!受講生募集中!!
TeiP(テイプ)スクールの第1期初回という大事な日で、手羽は23日(土)に「アートとデザインと美大を知る」という話をさせてもらうし、しかも今日の講師が手羽も良く知る


  • なぜかポーズをとる酒井くん

株式会社ディーランドの酒井博基さんだからこれは聞かないわけにはいかない。
あ、酒井くんと手羽の関係、酒井くんのプロフィール、D-LANDについては以前書いたこちらの記事を参考にしてください。
【ソーシャルで食っていけるのか?】企(たくらみ)展トークセッション「これからの『クリエイティブ』な仕事を考える」に登壇してきた


本題に入る前に、D-LANDについてちょっと書きますかね。
現在D-LANDではこんな展覧会を開催してます。
D-LAND WALL Exhibition「はこにく展」みついちお&るぅ1mm

●会期:2019年3月7日(木)~10日(日)
●時間:17:30-22:00
●会場:D-LAND LOUNGE
●入場無料

「D-LAND WALL Exhibition」は、美大生を中心とした25歳以下の次世代アーティストを発掘するプロジェクト「D-LAND WALL PROJECT」の作品審査通過者による展示で、作品審査通過者は3日間展示スペースが無償で提供されます。

今回2人ともムサビ1年生なんですが、るぅ1mmさんはTwitterのフォロアー数が既に約1万8千人いるような人で、会期中ひっきりなしに女子高生ぐらいの人がD-LANDに来てるそう。昨日のイベント中も来てました(入れなくてごめんなさい)
展示は今日までなのでぜひ。それと25歳以下の美大生はぜひ応募してみてください。


また、募集は終わってしまったけど、
美大生の部活はじめます!

以前酒井くんから「こういうことやりたいんすよねー」と聞いたことがあって、この「部活」がまさにそれですね。7組ぐらいの部活が決まったって言ってたかな?よく学生さんはアンテナ張ってますね。
ちなみに応募者が自動的に部長になるので、今度は部員募集が行われるはずです。


このD-LAND LOUNGEは、ドロップインで作業や打ち合わせなどができるワーキングスペースで、

オトナは500円、美大生なら100円で、オープンからクローズまで利用することができます。
ドリンクやフードの持ち込みも自由で電源、Wi-Fi完備!!

2階には国分寺の野菜「こくベジ」をふんだんに使った料理を食べられるオシャレなカフェ「SWITCH KOKUBUNJI」もありまっせ。
興味のある方はぜひD-LANDのサイトをチェックしてください。


と、D-LANDはこれくらいにして、TeiPスクールの話を。

まず、発起人である明星大・萩原修先生による挨拶と趣旨説明。
「このTeiPスクールでは
・6か月間に積極的に一緒に仕事ができる仲間をつくる
・6か月の間に実験的にクリエイティブな仕事をつくる
・6か月が終わっても、志をもって継続するプロジェクトを続ける
を目標にしましょう」

と。
TeiPスクールの期間は6ヶ月で、前半3ヶ月がクリエイティブな仕事をするための知識や手法を学ぶ場、後半が具体的なテーマを少人数で取り組む「課題解決と価値創造グループワーク」な構成になってます。

そして酒井くんによる「イベントをデザインする」という講義。
心の中で「スベろスベろ」と願った心の小さい手羽なわけですが、全然スベらなかった。「イベントをデザインする」というなかなか難しいテーマなのにさすがだなあ・・。

「そうそう!」と思ったのが、アンケートの設問設定の話。
イベントなどで「事前調査や事後アンケートを取りましょ」って話によくなりますが、正直答えは設問次第でいくらでも操作できちゃうし、アンケート回収率がすごく低かったり(10人しか答えてなく9人が『よかった』と書いてたから「90%が満足!」と報告書に平気で書いてあったり)、アンケート答える人は身内やもともと意識が高い人でほんとはそうじゃない人の意見が必要だったり、アンケート結果見て「ま、この人たちが言うほど簡単じゃないよね」と「え。アンケート取って丸無視ぃ?!」なケースもちょいちょいあって(笑)
でも、スタッフで「どんな質問をするか?」を考える作業が「その企画の何を大事にしてるのか」を共有できる一番簡単な作業でもあり、設問ができたところでほぼアンケートの役割って終わってるかもしれません。


さすがといえば、

このテーマで参加されてる方々なので当然ではあるけど、「ではお隣の人に自己紹介してみましょう」なシーンですぐに皆さんしゃべるんですよね。超人見知りの手羽はほんとこの手のワークショップが苦手で苦手で(笑)
また、ワークシートタイプものもすぐに取り掛かる感度の高さ。

今回、酒井くん考案のこういうワークシートを使ってました。

「自分が理想とする働き方or暮らし方を書き出して5分でマスを埋めよう」というもの。
「理想を考えろ」だと理念が高いものを考えがちになっちゃうので、これだけマスがあって短い時間だとくだらないものも書きだすしかない。ブレストのトレーニングでもありますね。

手羽もやってみました。

5分では10個ぐらいしか思いつかなかったので、(ズルして)20分ぐらいかけてなんとか全部埋めました。「暮らし方」とはなんか違う気もするけど(笑)

午後は長島剛さんによる「多摩のビジネスを俯瞰する 」という話だったんですが、家の都合で酒井君の話だけ聞いて退散。うーん、全部聞きたいなあ・・。


さて、次回はいよいよ手羽が登壇する会です。

3月23日(土)@武蔵野市 武蔵野美術大学三鷹ルーム
10:00-12:00 03地域にデザインをつなげる(河野 奈保子)
13:30-15:30 04アートとデザインと美大を知る (手羽 イチロウ)



ムサビコンビでやらせてもらいます。
酒井くんの話を聞いて何をテーマにすべきか少し見えました。
聴講生のプロフィールを見ると美大や専門学校など美術教育を受けた方が3分の1ほどいらっしゃるようで、とても「アートとは?デザインとは?」みたいな話を偉そうに語れない(笑)
今回は「知ってるようで知らない美大での学びの本質と可能性」ないつもの話から膨らませた展開にしようと思ってます。
単発聴講も可能なので、参加されたい方は上記リンクから申し込みください。

あ、参加される方に。
三鷹ルームとアクセスについてはこちらを参考にしてください。
武蔵野美術大学三鷹ルームに行ってきた

以上、プレゼンシートをぼちぼち作りだすので、あと3回ぐらい更新したらしばらく休みます、な手羽がお送りいたしました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。