東工大との合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング2018by楽天ビューティー」は3日目に突入しました。
これまでの話はこちら。
■東工大×ムサビ合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング2018by楽天ビューティ」スタート!
■【アート的思考】東工大×ムサビ合同ワークショップ2日目!
3日目から場所は六本木から東工大大岡山キャンパスに移動します。
1年ぶりの東工大!・・・ってのはちょっと嘘で、打ち合わせとかでちょいちょい来てるのだけど、どうしてもこの時期に何日も来るから、手羽の中では東工大は「夏」「暑い」というイメージがあります。
毎年東工大ステージ初日は構内レポートをしてるのだけど、まだ紹介していない場所があった。
正門のすぐ横にある百年記念館です。
1987年、創立100周年記念事業として、同窓会を母体とする募金会が卒業生や関係会社から寄付金を集め作った建物で、その後何度かリニューアルをされています。
今はビッグサイトで開催してるMaker Faire Tokyoは、規模がそんなに大きくなる前、東工大の体育館でやってたんですよ(今年は今週末開催されますね)
百年記念館の1階ラーニングコモンズスペースも会場として使われてたので、ここには何度か入ったことがあるんだけど、他フロアは入ったことなかった。
何があるかというと、
大学史展示室や博物館なんです。
こんな正門すぐ横の建物に大学史展示室を作るってのはすごいことで、全国大学史協議会は見学した方がいいかもよ。
地下1階は特別展示室になっており、
すると、展示室の傍らに陶磁器が陳列されてて「ん??」と少し違和感を感じて説明文をよく読むと、
そうだ、忘れてた。
デザイン教育発祥の地が東京工業大学なんです。
そんな大学さんとムサビが合同ワークショップをできるってのは感慨深いものがあります。
博物館は入場無料なので皆さんもぜひ。涼しいし(笑)
でも一歩外に出るととけるように暑い・・・。
ほぼ手羽の中では夏の季語が「東工大」。
東工大パワー丼453円なり。
学食にくると周りが男の子ばかりで、女性ばかりの美大に慣れてる手羽はいつもドキドキしちゃうのだけど(そういう意味じゃなくて)、最初の頃よりずいぶん女性が増えましたね。
コンセプトデザイニング始めた頃は東工大女性比率は1割以下だと聞いてたけど、学食の感じだと今は2割超えてるんじゃないかしら。東工大が水増し加点してない証拠ですな。
てなことをやりつつ、本日の会場である南5号館4階の「ワークショップルーム」へ。
そうなんです。「ワークショップルーム」という部屋があるんです。
既に学生さんは中間プレゼンに向けてミーティングやってた。
というわけで、ここから中間プレゼンの様子をレポート!
いつもコンセプトデザイニングやってて感じるのは、普通だと「何か質問ある?」と聞くとシーンとしちゃうけど、このワークショップではすぐに手が挙がり、他のグループに対して率先して意見・アドバイスが言う学生さんばかりなんですよ。これほんとすごいことで。
そしてこれまでファインアート系・デザイン系・理工系・言語学の教員で講評してたけど、今年心理学・海外・企業目線でのコメントをもらえたのは、楽天ビューティーさんが入ってくれたことで活動を広げられたのが大きいなあ、と実感。
でも中間プレゼンはあくまでも中間。
コメントを受けて、ここからどうアイデアを発展・飛躍させアウトプットにもっていくかが勝負です。
Fグループが紙粘土で何か作ってて「それ何に使うの?」と聞いたら「単なる手遊びです」と(笑)
でもそれってとっても大事。
以上、今回の「お題」である「鏡」で感じたことを明日書きます、な手羽がお送りいたしました。
今日書くとアレなので。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。