【一晩で74万人】六本木アートナイト2018にepa!が出演します!

2018年5月15日(火)

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もうすっかり恒例となったこの六本木のイベントを紹介!

六本木アートナイト2018

●テーマ:街はアートの夢を見る
●日時:2018年5月26日(土)10:00-27日(日)18:00
<コアタイム>5月26日(土)18:00〜27日(日)6:00
●会場:六本木ヒルズ、森美術館、国立新美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
●主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、港区 、六本木アートナイト実行委員会 【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】

もう来週なんです。
手羽も最初はどんな感じにやってるのかわからなかったので、初めての方が感じる疑問に答えていきます。

1.六本木アートナイトとは?

これまで大震災直後の2011年3月を除き、2017年までの毎年、計8回開催されています。
去年の延べ鑑賞者数は74万人!
新宿駅の1日平均乗降者数が約77万人なんで、つまりあれぐらいの数の人が六本木にいるってことですね。1日の集客数では日本最大のアートイベントじゃないかしら。
お客さんも「アートナイト」に慣れてきて、仮装してる人も増えてきました。

以前は花見時期の3,4月だったけどそれが秋に移動になり、今年は5月末です。
開催時期が年によって変わるんで対応が難しいんだけど、もともとがオリンピック関連始まりだから、ここから2020年までは夏開催固定になるかもしれませんね。


2.一夜限りのアートの祭典

アートナイトの最大のポイントは「夜にいかないと意味がない」こと。アートナイトなので(笑)
開催期間が「5月26日、27日」となってますが、「26日と27日の二日間開催」ではなく「26日から27日にかけて夜通し開催」という意味です。
作品展示などは終日やってるけど、一番盛り上がるのはやっぱり夜。アートナイトなので(笑)
日の入り→日の出までの時間帯を「コアタイム」と呼び、この時間帯にトークショー、パフォーマンス等のイベントが集中してます。だから 「土曜の昼にパっと見て帰る」 「日曜に行く」ってのは、このイベントに関してはほとんど意味がありません。
「でも夜までやってたら家に帰れなくなるじゃん」という方、ご心配なく。
例年は無料シャトルバスが出てるので大きな駅までなら戻れます。そこからは知らないけど(ぼそっ)


3.どこでやってるの?

オープニングなどを行うメインステージは六本木ヒルズです。
でも作品展示・パフォーマンスが行われる場所は大きく「国立新美術館エリア」「六本木ヒルズエリア」「東京ミッドタウンエリア」「六本木交差点中心エリア」の4つのエリアに分かれてます。
便宜上エリアを分けただけで、各エリアをつなぐパフォーマンスもあるし、森美、21_21 DESIGN SIGHT、サントリー美術館、アクシスもそうだけど、美大生がよくお世話になってるようなギャラリーもこの日ばかりは遅くまで営業してます。普段入れない夜の美術館もいいもんですよ。

また、町中や商店街でもイベントが常に発生してるので、「どこかの施設でまとまってやってる」ではなく「六本木全体で同時多発的に」なんですね。ここまで周辺施設が全面協力してるアートイベントもそうそうないっす。

今年のメインアーティストは金氏徹平さん・鬼頭健吾さん・宇治野宗輝さんの3人なんですが、手羽が気になってる作品やパフォーマンスはこちら。





鈴木先生のは、ムサビオープンキャンパスではおなじみの作品
あ、経験上、1日芝生に置いてると日に焼けて人型に芝が茶色くなるかもしれませんよ>ミッドタウンさん

こんな感じであちこちでやってるから、一か所に留まってたら非常にもったいなく、アートナイトを楽しみたい方はずっと六本木を夜な夜な徘徊してるイメージでいてください。 六本木はそんなに広くないエリアに施設が密集してるので、重たい荷物さえなければサクサク回れるとは思います。


4.で、なんで手羽がそんなに宣伝してんの?

よくぞ聞いてくれました!
今年も武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジで参加させていただいてまして、今年は満を持してこちらが登場するのです!

epa! / 武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ「Colorized Night」

●日時:5月26日(土) 18:30〜/19:30〜/20:30〜
●場所:東京ミッドタウン 外苑東通り沿い ガレリアゲート前( 雨天時はガレリア2F渡り廊下)
●無料


epa!とは、様々な学科のムサビ生による舞台制作グループで、制作はもちろん企画から脚本まで全てを作り上げる公演は毎回高い評価を得ています。各学科の専門性の高い技術や知識、価値観をぶつけあい、融合させ、ひとつのエンターテイメントパフォーマンスショーをつくる。これがepa!のコンセプト。
過去公演のダイジェスト版動画はこちらをご覧ください。


そう、epa!とはンターテイメント・フォーミング・ーツ」の略なのですっ!!


  • 過去の公演より

・・・少し嘘をつきました。

epa!のもともとの由来は、2007年度芸術祭で行われた工芸工業デザイン学科(工デ)2年テキスタイル専攻有志パフォーマンス団体「SIMCHUMISAPA!」が母体となって、「翌年もパフォーマンスショーをやろう!でも次はテキスタイル専攻だけじゃなく工デ全体でやろう!」てなところから生まれてて、 
工デでパフォーマンスショー! → 工デパフォ! → 工パ! → えぱ?・・ →エパ!
でepa!なんです。作った本人から聞いたので間違いないです(笑)
まあ、あれですよ。
サンリオの語源はもともと辻信太郎社長が山梨出身で「オレは山梨王になる!」→「山梨王」→「サンリ・オウ」で「サンリオ」だったのに、大企業になってからは「スペイン語で『聖なる河』を意味する San Rioが由来。山梨王はガセ」と説明するようになり「ってどこからスペインでてきた?」な感じというか、KAT-TUNは最初6人の頭文字だったけど、3人脱退しちゃったから今は亀梨くんが「KA」、上田くんが「T-TU」、中丸くんが「N」と「上田くんの負担増えてね?」な感じというか、ま、公式見解とは時に変わるもんなんです。


  • 過去の公演より

epa!も今年で10周年なんですね。早いなー。
昔からepa!にアートナイトに出てもらいたくて、ようやく念願がかないました。

今回の「Colorized Night」は、アートナイト用に特別に書き下ろされたもので、「光が遊ぶ」をテーマに輝きを失った世界が少しずつ色と光に溢れていく様子をパフォーマンスショーのかたちで表現されます。色鮮やかな衣装にも注目してください!!

また、epa!の16年度芸祭公演『グッドイブニング』から18’春公演『Ænima-アニマ-』までの計6公演、総勢50着以上の衣装の展示が行われますよ。
■epa!衣裳展
●会期:6月26日-30日
●時間:9:00〜19:00(最終日は17:00まで)
●会場:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 課外センター1階展示室

アートナイトで興味を持ったらぜひこちらも。
 

以上、ミッドタウンといえば、ミッドタウンアワードのデザインコンペ審査員が発表され、噂通り全トッカエでムサビ関係者が一人もいなくなりタマビ関係者が二人になってて、「こんなにミッドタウンさんに尽くしてるのに最後はタマビなんだな・・・小山さんと一緒にヒルズに移ろうかしら」と思った手羽がお送りいたしました。

でも、大人なので学内ミッドタウンアワード説明会は予定通り5月18日(金)にやります。
「アワード関係者が応募用紙の記載のコツを直接語ってくれたり、過去の企画書をその場だけ特別に見せてもらえたり、個別相談もできます」が目玉なので、こちらもぜひ。これはタマビではやってないはず。多分・・あ、今年から統合デザイン学科でやるかもしれない・・。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。