【大学院にイノベーションデザイン領域開設】美大ニュースまとめ20180112

2018年1月12日(金)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今年最初の美大ニュースまとめ。
前回12月26日以降、手羽が気になった美大の話題をまとめて一気に紹介します。
「いろんな美大情報を調べて、手羽美術大学★開設の参考にしよう」というテイです。
 
 
まずはこれかな。

長岡造形大学大学院が新たなスタートを切ります!
大学院修士課程に「イノベーションデザイン領域」ができることが大学WEBに掲載されました。
9月の美大ニュースまとめでも紹介したし、募集要項には書かれてましたが、今まで大学からの正式発表なかったんですよ。


名古屋造形大学次期学長選任結果について


メルカリが協業型の研究開発組織、慶大村井教授などと共同研究:ITpro
メルカリが外部の企業や研究者との協業に焦点を当てた研究開発組織「mercari R4D(アールフォーディー)」を設立し、シャープや東京大学、筑波大学、慶應義塾大学、東北大学の他に京都造形芸術大学が関係しています。
 
 
京都造形さんといえば、
AOMORI トリエンナーレ2017

●会期[Unlimited]:2018年1月20日 - 2018年3月4日
●会場[Unlimited]:国際芸術センター青森[ACAC]|青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
●会期[Classical]:2018年2月3日 - 2018年2月18日
●会場[Classical]:青森県立美術館コミュニティギャラリー
●参加アーティスト:BCL(福原志保+Georg Tremmel)|池上高志+植田工|長谷川愛|古舘健
Pan Jianfeng

https://twitter.com/aotori2017
https://www.facebook.com/aomoritriennale/
「PRINT」をテーマに、[Unlimited][Classical]の2つの部門で構成されてます。 
で、京都造形さんは青森市との包括連携協定をベースに、企画からデザイン、エデュケーションプログラムなどをされています。

 
もひとつ京都造形さんといえば美大卒展スケジュールでも書きましたが、
片岡真実が選抜・キュレーション。京都造形芸術大学の卒業制作展が東京都美術館で開催 - 美術手帖
都美館で東北芸工さんと同時期に卒業制作選抜展を開催します。


竹宮学長のインタビューが、Webマガジン「numan」に連続掲載
美大の人間としては認めたくない話なんですが、竹宮学長がおっしゃっている「学術の世界ではとにかく文字に起こさなければ何も始まらないということですね」は身に染みて感じています。。。
「これくらいわかるだろう」と思っていても、それがテキスト化されていないと認められないというか無いものと同価値で扱われることが多く・・。


藝大の話を4つ。
【ゆうゆうLife】アートで対話の力引き出す 芸大が福祉施設向け人材育成 - 産経ニュース


(かがくアゴラ)芸術と科学、原点はひとつ 東京芸術大学学長 沢和樹氏:日本経済新聞


スターバックスの「黒板」アートを支える16人「GAHAKU」とは
こういう仕事があるんですね。


東京藝術大学|テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」美術学部が取り上げられます
今日12日放送のテレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」で藝大が出てきます。


大学連携の話をまとめて。
「アート×まちづくり」で取り組む地域貢献活動【変わる大学】
東京造形大学、桜美林大学、女子美術大学、多摩美術大学と相模原市とのコラボレーション。
タマビさんは相模原市の成人式動画を作ったりしてますね。
 
 
3大学の学生たちによる合作「青曜日」クラウドファンディング実施中 - 映画ナタリー

日本映画大学、日本大学芸術学部映画学科撮影・録音コース、東京造形大学造形学部デザイン学科映画専攻の学生たちによる合作映画「青曜日」のクラウドファンディング。


東京都・世田谷一家殺人から17年 | TOKYO MX NEWS
一家を表したモニュメントを「地元の」タマビに制作を計画する動きも出ているそう。でも・・上野毛ではなく、橋本組が制作するんじゃないかしら・・。
 
 
ゲストハウスに長屋、緑豊かな庭に交差するそれぞれのストーリー/HAPS vol.2
記事で登場するアーティスト・山田毅さんはムサビの助手さんから京都市芸の大学院に進学された方です。


女子美さんは商品化の話題が二つ。
「女子美×印傳屋」産学連携アイテムを発表

女子美×織元金重がクールで新しい日本の文化を表現した製品を開発する取り組み「@ニッポン」が新商品を発表します!
こちらはAXISビル B1F SYMPOSIA で2月16日(金)・17日(土)に展示されるそう。


最後は美大と関係あるのでなさそうで、なさそうでありそうな話題をまとめて。
2018年にUXデザインを取り巻く7つの変化
 
 
2018年から作品が自由に使えるようになった人たち
 
 
「見える収蔵庫」が宮城県美術館に誕生へ。2024年のリニューアルオープン目指す - 美術手帖

これは興味わく画像ですね。
詳細はこちらで読むことができます。
宮城県美術館リニューアル基本構想
 
 
宮田文化庁長官に聞く これからの芸術教育 |@教育新聞 電子版


文化庁|「文化経済戦略」の策定について
文化庁の動き。


取り壊される大学のキャンパス 丸ごとスキャンして保存!?将来はVRで散歩も 九州大学(西日本新聞) - Yahoo!ニュース
耐用年数を超えた建物を「リノベーションするか、建て替えるか」と検討してる大学も多いんじゃないでしょうか。今の技術ならこうやって残すことができるってことですね。


以上、明日からセンター試験、受験生は頑張ってね!の手羽がお送りいたしました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。