【中間プレゼン】東工大×ムサビ合同ワークショップ3日目!

2017年7月28日(金)

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恒例となった東京工業大学と武蔵野美術大学による5日間の合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング」の様子をレポートしています。
東工大×ムサビ合同ワークショップ「コンセプト・デザイニング2017」スタート!
【1000円で何を買う?】東工大×ムサビ合同ワークショップ2日目!

の前に。

まだ時間が早かったので、通り道にある

タマビ上野毛キャンパスへ。
突然の訪問だったのに米山さんが対応してくれて、改修されたばかりの施設を見学させてくれました。


  • 統合デザイン学科のPCルーム。統合デザインのスペースは全体的に黒をベースに作られてます。


  • 演劇舞踊デザイン学科の研究室。こちらは木目がベースになってる。

ちょうど外では演劇舞踊の学生さんがパフォーマンスしてた。


てな感じで時間をつぶして、目的地の

東京工業大学!!

ちょうど1年ぶりの東工大大岡山キャンパスです。
ちなみに京都精華の佐藤先生に教えてもらいましたが

これはすずかけ台キャンパスで、毎回ワークショップの会場となってるのは大岡山キャンパスです。ダーーイ!

こちらは手島精一先生像。
日本における工業教育の父と呼ばれ、東工大の前進である東京職工学校、東京工業学校、東京高等工業学校の校長をされた方。
ちなみに原型は藝大の沼田先生が制作されてます。

学食でご飯を食べたんだけど・・・男の子ばかり。
合同ワークショップをスタートしたころより確実に女性が増えてるけど、それでも圧倒的に男性が多い。美大にいるとほとんどこういう環境がないから、男性に囲まれた状態でご飯食べるのって緊張します(そういう意味じゃなくて)

そのまま南5号館へ。

火山流体研究センターがある建物。

はい、というわけで

合同ワークショップ3日目から東工大ステージに突入です。
まずは中間プレゼン。


  • Cグループ。


  • Bグループ


  • Dグループ。コメントする袴田先生


  • Aグループ

中間プレゼン聞く限りは、例年より順調に進んでる感じ。
よくこの短い時間でここまでまとめるもんだ。


  • ベースが面白いから先生方の講評も例年よりかなり白熱しちゃいます(笑)


  • 学生さんからもバンバン「面白い!」「こうした方がいいかも」「そこはちょっと」な声がでてくるのもさすが

どのグループもコンセプトは面白いけど、ここからどうアウトプットにもっていくのか。そして個人的にはもうひとひねりほしいところ。

こちらは4年前からレクチャーをお願いしてる視デOBであり非常勤の中野豪雄先生。
「デザイナーの思考とは?どこにポイントをおいてデザイナーはデザインし、落とし込んで定着させているか?」を毎年語ってもらってます。
中野先生は4年前は「視デ非常勤の中野先生」と紹介してたんだけど、今は「タマビ情報デザイン学科の中野先生」になってしまって(笑)

中野さんが教員による最後のレクチャー。
ここからは学生さんだけで最後まで突っ走ってもらうことになります。
あと二日頑張って!!


で、手羽は途中で抜けてそのまま品川駅へ。
今日中に行かなくちゃいけない場所があって・・・。

新幹線で、そのタマビ情報デザインの久保田先生から献本していただいた「ロードアイランド・スクール・オブ・デザインに学ぶ クリティカル・メイキングの授業 - アート思考+デザイン思考が導く、批判的ものづくり」を。

様々なビジネス領域で数多くのイノベーターを輩出してる「美大のハーバード」、ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン(RISD)のエッセンスを凝縮した一冊で、久保田先生が監訳されてるんです。
RISDはムサビも締結を結んでるんで、これをタマビの先生が監訳してることにうっすら悔しさも感じつつ、もうことごとく「そうなんです!!」と叫びたくなる本で。ちょうど初日レポートで書いたSTEAM教育の話もあります。
あ、久保田先生からの言葉はこちらから。
あいまいさを抱えながら進む
美大関係者は読んだ方がいいっすよ。

で、どこに向かったかというと

京都!!

何度も京都来てるけど、さすがに夜9時に京都入りするのは初めてだなあ・・・翌日朝1で某所にいかなくちゃいけなくなって夜京都入りしたんだけど、それがどこかは明日・・書けるかな?

前日入りすることが決まったのが実は昨日。
あわててホテル取って(最近このパターンばかり)、この日の午前中に京都精華の森さんと京都造形の吉田大作事務局長に連絡とったら、飲みに付き合ってくれることになりまして。
あ、京都駅前での撮影は吉田さんがしてくれた(笑)

こういう場所で飲んでました。

えーと、これなんだっけ。京都の唐辛子で、、、名前忘れた・・・。

急な連絡に対応してくれた森さん、下田さん、吉田さん、どうもありがとうございました!!学内でもこれくらい信頼があるといいのだけど。感謝しつつも、吉田さんに「『のんさんの1日芸大生』ってすごく京都造形的広報すぎる」とチクチク嫌味を言ったけど。


以上、ホテルに戻ったら

森さん達に渡すつもりで買った東京ばななを完全に渡し忘れてたことに気が付いた手羽がお送りいたしました。
スタッフでおいしくいただきます・・・。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。