2017年4月20日（木）夕方に、法人企画グループ主催の説明会が２つ行われます。


まずは16:30から法人企画グループ広報チームによる、学内広報誌「mauleaf（マウリーフ）」の学生スタッフ説明会。
マウリーフは、“学生の「つくる。」を応援する”をコンセプトにさまざまな切り口からムサビ生のキャンパスライフを楽しく・便利に・充実させるヒントを発信している学内広報誌です。

一言で説明するなら、「学生が作る大学公式フリーペーパー」。

先日紹介したムサビ入門もそうですが、「自分の居場所に興味を持つ」ことが大学や企業ではとても大事になってきてます。「インターコミュニケーション」とか「インナー広報」とか呼ばれたりしますね。
といって、学内誌・社内報でよくある「●月●日に○○が行われた」「こんな活躍をした人がいます」が羅列された情報だけだと、誰も読まないし、興味ももたない。もちろん「記録」として必要なのでそういう情報も流さないといけないのだけど。
「ファンをまず内側から作ろう」という考え方で、学生視点で気になるヒト・コト・モノを「読み物」として紹介する冊子を発行している、と。

といって、「みんなで楽しく作ろうね！」だけだと完全に内輪学生さんノリになってしまうことも多く、「大学公式」とする以上やはり大人（プロ）のディレクションが必要。なので、mauleafではLABORATORIES さんというデザイン事務所に編集会議に参加してもらっています。
フリーペーパーは学生さんだけでも作れますが、mauleafは「プロの視点も学べる」が最大のメリット。そこは美大なので。

あらためて読むとびっくりすることがあって。2010年のmauleafには、

星野源さんが出てました（笑）
当時は「SAKEROCKの星野源さん」として紹介され、手羽も「歌手の星野さん」ぐらいに名前を知ってる程度で。

サークル体験潜入だったり、気になる人に会いに行ったり、ムサビ都市伝説を本気で調べたり、通常の学生生活では体験できないことができるので気になる人はぜひ。

　
そして17:00からは、やはり法人企画グループ社会連携チームの説明会。

社会連携チームには会社、地域、役所、商店街などから様々な美術・デザインに関する依頼があります。低く見積もっても1週間の1件は話があります。
「これは教育研究効果も高いから、授業としてやった方がいいね」と判断すると、産官学連携として実施していくんですが、単に「壁に絵を描いてほしい。予算はないけど学生さんの発表の場になるでしょ？」という依頼だとこれが迷うところで。依頼の多くはこの手の話。「テイのいいタダ働き・下請けじゃね？」ということも多く、現在はほとんどはお断りしてる状況です。
ただ、「ケースによってはやりたい人がいるかもしれない。安全だとわかってるものなら学生さんに聞いてもいいかな？」とも思ってはいました。
また、旅するムサビプロジェクト（通称：旅ムサ）など大学側から積極的に動いてるものもあります。メディアでも大きく取り上げられている「黒板ジャック」もそのうちの一つで、2011年から続く、ムサビを代表する学生主体の活動になりましたね。

去年から社会連携チームで実験的に旅するムサビ・黒板ジャックなどは登録制にし、「全学生に」ではなく「登録してる学生さん」に声をかける仕組みを作りました。
今年度からはもう少し踏み込んで、社会連携チームにやってくる様々な依頼も登録された学生さんに声をかけてみよう、と。

■社会連携活動説明会
●日時: 2017年4月20日（木）17:00～（1時間程度）
●会場: 2号館205教室

最近のワークショップ開催の依頼もよくあるし、あ、そうだ、ミッドタウンさんのやっている
■ミッドパーク ギャラリー
という企画にムサビも協力してて、去年に引き続き、有名デザイナーさんと一緒にムサビ生デザインのこいのぼり26匹が六本木の空を泳ぐことになってます。

現在は「知り合いの学生さんの友達の友達を紹介してもらって・・」という形でやってるけど、こういうのも今後は登録された学生さん優先で話を振っていく予定です。

デザインの力を試してみたい人、学外でも色々な活動に参加したい人、集まれっ！！