美大関連の話題をまとめて紹介していきます。
できれば最低月1でやれればと思ってますが。
あ、ここで紹介するのは、「日本に美術大学はいくつあるか?」シリーズ
■日本に美術大学はいくつあるか?その1
■日本に美術大学はいくつあるか?その2
■日本に美術大学はいくつあるか?多分完結編
で出てきた大学ということです。
そのために長々と定義づけをしてました。
そして、「いろんな美大情報を調べて、手羽美術大学★開設の参考にしよう」というテイです(笑)
大学が4月に発信する情報はだいたい決まってて、「オープンキャンパス・進学相談会の案内」と「入試変更点のお知らせ」、そして「学部・学科の改編」。
オープンキャンパスは年がら年中やってるイベントになったので、ここではあんまり触れないかも。
■東京造形大学::2016年度 一般入学試験の変更点
かなりムサビを意識した変更のような気がします(笑)
■文化学園大学::ファッションクリエイション学科(※2016 年度「服装造形学科」より名称変更)
2016 年度より服装造形学科が「ファッションクリエイション学科」に、服装社会学科が「ファッション社会学科」に名称変更。
■札幌市立大学 デザイン学部::平成28年度デザイン学科のコース・カリキュラム改編のお知らせ
現在のデザイン学科「空間デザインコース」「製品デザインコース」「 コンテンツデザインコース」「メディアデザインコース」の4コースを、平成28年4月から「人間空間デザインコース」「人間情報デザインコース」の2コースに再編成。
個人的に気になるのが「人間情報デザインコース」の英語表記。
「Human information design course」だと違う意味になりそうで。いわゆる「スペースデザイン」と聞いて「宇宙のデザイン?」と思うような(少し違う)
スペースといえば、女子美さんは同じ日に2つのスペースを開設しています。
■女子美術大学::相模原キャンパスに「国際ラウンジ」がオープンしました
■相模原キャンパスに『Joshibi SPACE1900』が誕生
女子美さんは昔から「国際交流ラウンジ」があったような。
「国際ラウンジ」にリニューアルしたということなのかな?
でも、インパクトが薄くなるので、広報的に「同じ日に開設」って珍しいケースじゃないかと。
珍しいといえばこちらも。
■長岡造形大学と上越市とのものづくり支援パートナー協定を締結しました。
大学と地域の協定は珍しいことではないんですが、長岡技術科学大学と上越市の締結式も同時にやってるんです。
3者の締結式ではないので、「これじゃ記事を1つにまとめられちゃっうな・・・」と。
記事といえば、いろんな形で大学関連の話題を取り上げてくれることがあり。
■(各駅停話)京都精華大前駅 「ミニ動物園」学生の教材 - 朝日新聞デジタル
「へー。約3億5千万円の建設費を大学が出して作った駅なんだな」と知り、それを発信したら
・船橋日大駅は、日大理工学部が設計、デザインした
・東北福祉大が駅を作ったとき、負担した額は11億
という新たな情報が入ってきました。
もう一個記事関連だと、
■くにたちアートビエンナーレ 第1回野外彫刻展始まる 大学通りに受賞6作品
大賞が多摩美OGで、選考委員長が多摩美学長に就任したばかりの建畠さんです。
タマビといえば、
■2015年度グッドデザイン賞審査委員長のご紹介
審査委員長が多摩美術大学統合デザイン学科の永井 一史教授で、審査副委員長が武蔵野美術大学基礎デザイン学科の柴田文江教授という、統合デザイン学科と基礎デザイン学科の初めての共同作業になっております(笑)
委員といえば、
■文化庁::2020 年に向けた文化イベント等の在り方検討会委員
「オリンピックでは文化活動をやらなくちゃいけない」というルールがあり、2020年に向けて美術・デザイン界でもいろいろな動きが出てきてます。
先ほど紹介した永井 一史さんは東京オリンピック(とその先)に向けて東京都「東京ブランド」クリエイティブディレクターに就任してるしし、東京藝大の宮田学長は2020年東京五輪・パラリンピック文化・教育委員会の委員長だったりします。あ、そろそろロゴマークデザイナーの発表がある頃かな?
(手羽は最近の動きを見てるとあの人だと推測してますが)
しかし、この文化イベント等の在り方検討会委員の人選がすごく偏ってるような気がするんですよね。
というのも美大関係者が京都造形さんと東北芸工さんの教授で、東京の美大関係者がいないんですよ。「2020年に向けて」であり「東京オリンピックに向けて」ではないから別にいいのだけど、なんか少し違和感が。
ちなみに既にPARTNERで既に紹介されてる
■[news] 表現者たちよ!「おおさかカンヴァス2015 たたかう芸術祭」へ集まれ!
「おおさかカンヴァス2015 たたかう芸術祭」の審査員一覧を見てみると、上述のタマビ学長(元京都市立芸大学長)の建畠さん、京都造形のヤノベケンジさんと、大阪の芸術祭なのに大阪や神戸の美大関係者がいなかったりします。
美大愛好家からすると、これもなんか不思議で。
■六本木美術大学::六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#07
あ、失敬。これは本当の美大じゃなかった(笑)
六本木といえば、いよいよ明日は六本木アートナイト2015!
詳しくはこの記事読んでね!
■手羽的六本木アートナイトのみどころ紹介!山田太郎プロジェクトもよろしく!
また、六本木といえば、東京ミッドタウンとデザインハブ関連のコンペ説明会をムサビ内でやります。
■東京ミッドタウン&デザインハブ関連 コンペ等説明会
●日 時:2015年4月28日(火) 18:00-19:30
●会 場: 武蔵野美術大学 1号館103(第1講義室)
●説明内容: 「Tokyo Midtown Award2015」、「JAGDA学生グランプリ2015」、「ミッドタウン主催夏キッズプログラムの参加」等
ミッドタウンさん、デザインハブにはデザイン・ラウンジがお世話になってて、これまで別々に説明会を開催してたんだけど、「えーい!一気にやっちゃおう!この日はミッドタウン祭りじゃ!」ということに。
直接担当者や経験者から話が聞ける貴重な場になるので、ムサビ生はぜひ!!
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。