[news] 表現者たちよ!「おおさかカンヴァス2015 たたかう芸術祭」へ集まれ! 

中之島公園、御堂筋、道頓堀…大阪のまち全体をカンヴァスに見立てて作品を発表する、「おおさかカンヴァス推進事業」にて、作品の募集が始まっています。公共空間とアートのコラボレーションによって、新たな地域の魅力を発見・発信する取り組みに参加してみませんか? 

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  • 2010選定作品「イッテキマスNIPPONシリーズ“花子”」/Yotta Groove

「おおさかカンヴァス推進事業」とは、関西一の都市・大阪のまち全体をアーティストやクリエイターに発表の場として提供し、都市魅力を発信するというプロジェクトです。アーティストがアイデアと想いを実現できる機会を得ると同時に、大阪の地域資源を活かし、新たな都市の魅力を創造することを目的としています。6年目を迎える今年の審査員には、明和電機の土佐信道さんやヤノベケンジさんらを迎えます。それでは、「おおさかカンヴァス」ならではの魅力をいくつか紹介しましょう!




魅力その① とにかく自由!


  • 2013選定作品「MuDA特区」/MuDA

  • 2013選定作品「大小便小僧」/NANIWAZA(ナニワザ)

芸術作品って美術館の白い壁に飾られているイメージが強いですよね。けれど、美術館に入りきらないサイズの作品があってもいいと思いませんか? 「おおさかカンヴァス」では、作品の大きさも展示する場所も自由に決められます。


魅力その② 超有名観光地に展示できる!
大阪といえば、かに道楽。かに道楽といえば、道頓堀。大阪に観光に来ると、多くの人が必ず訪れるのが、道頓堀ですよね。「おおさかカンヴァス」のカンヴァス(展示エリア)には、大阪のメインストリート・御堂筋や埋め立て地の中之島に加え、いつもたくさんの人でにぎわう道頓堀も含まれています。大阪パワーがあふれる場所に負けないパワフルな作品にしたいものです。さらに注目したいのが、「水の回廊」の展示空間です。大阪市は、市内の中心部にロの字に川が流れる水都になっています。大阪が誇るこの独特な地形を発信するために、船着場、護岸、川そのものなど「水の回廊」を活かした作品が募集されています。



魅力その③ お金がもらえる!? 
芸術作品を作るのにも、お金がかかります。ましてや公共空間に展示できるかもしれないのですから、立派なものを制作したいですよね。「おおさかカンヴァス」では、必要な制作資材や制作補助人員にかかる経費の全部または一部を、500万円を上限に支援してくれます。もちろん補助を受けるにもルールや条件があるので、詳細は公式ホームページで確認してください。なお、営利目的がメインの作品は対象外となります。

応募作品は、平面、立体、パフォーマンス作品、演劇、インスタレーション、ワークショップなど、アートやデザインのあらゆる表現形態が対象です。これまであまり出品されなかったパフォーマンス作品を特に歓迎しているそうです。応募期間は、6月1日(月)まで。4月22日(水)と5月9日(土)には、江之子島文化芸術創造センターで募集に関する説明会が開催されます。大阪のまちの魅力を自分だけの発想で表現しましょう!



参照:「おおさかカンヴァス2015 たたかう芸術祭」公式ホームページ
http://osaka-canvas.jp/teaser/

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