東京各地をテクノロジーアートがジャック!MEDIA AMBITION TOKYOは26日(金)から

今年で4回目を迎えるMEDIA AMBITION TOKYOがいよいよ今週末から開催される。4回目にしてますます規模が拡大、そのエネルギーは増幅しているように感じ取れる。都内13箇所を拠点に、インスタレーションやトークショーが開催される約1ヶ月、ぜひ体験しに足を運んでみて。

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MEDIA AMBITION TOKYO?

今年で4回目を迎えるMEDIA AMBITION TOKYO(以下、MAT) は、最先端のテクノロジーカルチャーを実験的なアプローチで都市実装するリアルショーケースだ。2016年は開催エリアを拡大し、六本木を中心に、青山・銀座・飯田橋・御茶の水・お台場・天王洲等、都内各所を舞台に最先端のアートや映像、音楽、パフォーマンス、ハッカソンやトークショー等が集結する。

4回目にしてその規模の拡大は驚くべきものがある。国内外の様々な分野のイノベーターや企業、イベントが参画することで、多様なプログラムが都市のあちこちに有機的に増殖し、拡大し、つながり、MATはこれらを包括する活動体として成長を続けている
2020年、そしてその先の未来を見据えて移動や通信、情報を含んだ都市システムのありかたが大きく変化している今、 本イベントを通じて都市の未来を創造するテクノロジーの可能性を東京から世界へ提示する。ジャンルやカテゴリーの枠を超えたボーダーのない自由な実証実験により、未来を変革するムーブメントを実体化するようなテクノロジーアートの祭典となりそうだ。



13の会場で、インスタレーション・トークセッション・ライブパフォーマンス

規模が大きくもはや全貌を掴むのも一苦労かもしれない。会場は都内13箇所。行われるのは、最先端のテクノロジーとアートが掛け合わされたインスタレーション「MAT EXPERIENCE」、未来志向のアイデアを語るトークセッション「MAT TALK」、先鋭的な電子音響と映像が一体化したライブパフォーマンス「MAT LIVE」だ。

▼開催概要
MEDIA AMBITION TOKYO 2016
会期:2016年2月26日(金)〜3月21日(月/祝)
※開催期間は会場によって異なります。

会場:下記13箇所
01. 六本木ヒルズ[六本木]
02. INTERSECT BY LEXUS ‒ TOKYO[青山]
03. IMA CONCEPT STORE[六本木]
04. アンスティチュ・フランセ東京[飯田橋]
05. デジタルハリウッド大学[御茶ノ水]
06. Apple Store, Ginza[銀座]
07. Apple Store, Omotesando[表参道]
08. TSUTAYA TOKYO ROPPONGI[六本木]
09. 代官山蔦屋書店[代官山]
10. チームラボ[水道橋]
11. 寺田倉庫[天王洲]
12. 日本科学未来館[お台場]
13. 虎ノ門ヒルズ[虎ノ門]



MAT EXPERIENCE:最先端のテクノロジーとアートが掛け合わされたインスタレーション

最先端のテクノロジーとアートが掛け合わされたインスタレーション。数多くのインスタレーションが点在しているが、ここでは4つピックアップして紹介しよう。

●MAT LAB
数多くのインスタレーションが一箇所で楽しめるのは六本木ヒルズ・森タワー52階東京シティビューで開催されるアーティストと企業による新しい都市実験の場「MAT LAB」だ。


  • Rhizomatiks Architecture /// SPACE EXPERIMENT #001, 002, 003

  • 藤井直敬+GRINDER-MAN+EVALA /// The Mirror

  • 水口哲也 + Rhizomatiks Architecture + Keio Media Design /// Rez Infinite - Synesthesia Suit

  • EUGENE KANGAWA /// Syndrome / Earth Hole


▼開催概要
アーティストと企業による新しい都市実験の場「MAT LAB」
会場:「MAT LAB」at 森タワー52階 東京シティビュー
日程:2016年2月26日(金)- 3月21日(月・祝)
時間:10:00-22:00
入場料:当日 1,800円(東京シティビュー入場料) / 前売り1,500円(東京シティービュー入場料)
参加アーティスト名: Rhizomatiks Architecture、近藤 玄大 + 山浦 博志 + 小西 哲哉 [exiii] 、WOW、平川紀道 × LEXUS、藤井直敬 + GRINDER-MAN + EVALA、Eugene Kangawa × Spiber × THE NORTH FACE、水口哲也 + Rhizomatiks Architecture + Keio Media Design、Olga[ Etw.Vonneguet ] 他 [DIGITAL CHOC 2016 コラボレーションアーティスト]1024 architecture、Alex Augier


●『Counter Void』Relight Days
六本木ヒルズけやき坂『Counter Void』は、未来の生き方や人間のあり方を考える3日間のイベント2011年3月13日の消灯から5年ぶりとなる「Counter Void」の再点灯など、未来の生き方や人間のあり方を考える3日間のイベントを開催。


  • (C)宮島達男「Counter Void」2003年 テレビ朝日所蔵作品


▼開催概要
Relight Days
会場:六本木ヒルズけやき坂『Counter Void』
日程:2016年3月11日(金)-13日(日)
入場料:無料
参加アーティスト名:Relight Project
プロジェクト名:Relight Days



●第5回 デジタル・ショック
日本とフランスのメディアアート交流デジタル・ショックでは、「フュチュラマ(未来展望)」をテーマに人工知能やバイオテクノロジー、ロボット工学などに対する未来像を表現。PARTNERでも紹介しているので詳細は記事をチェック!!

>> 関連記事:「日仏のメディアアート交流「デジタル・ショック」とフランス滞在制作公募」


▼開催概要
第5回デジタル・ショック
会場:アンスティチュ・フランセ東京、他
日程:2016年2月19日(金)〜3月21日(月・祝)
イベント名:第5回「デジタル・ショック」DIGITAL CHOC 2016
URL: www.institutfrancais.jp/tokyo/digitalchoc2016



●名和晃平+ダミアン・ジャレ『Vessel』
現代美術家美術の名和晃平は振付家のダミアン・ジャレと共同プロジェクトを通じて、美術と舞台芸術という二つの世界をつなぐ「身体」に着目し、以前より探究を続けてきた。そんな二人の映像作品『Vessel』が上映される。


  • 名和晃平+ダミアン・ジャレ_Vessel(上映)


▼開催概要
名和晃平+ダミアン・ジャレ『Vessel』
会場:寺田倉庫
日程:2016年3月18日(金)
時間:19:00〜20:30
入場料:無料
定員:70名
参加アーティスト名: 名和 晃平 + ダミアン・ジャレ
作品名:Vessel(上映)




MAT TALK:未来志向のアイデアを語るトークセッション

続いては未来志向のアイデアを語るトークセッションを紹介。テクノロジーアートを担うアーティスト達が複数登壇する。詳細が明らかになっていないものも複数あるので、オフィシャルサイトでもチェックしてほしい。


●テクノロジーアートが描く野望

日程:2016年3月13日(日)
時間:16:00-17:00
会場:Apple Store, Ginza 3階シアター
入場料:無料/ 定員:100名
応募方法:Apple Store公式サイトにて発表

●時の経過と他者の関わりがアートにもたらすもの

日程:2016年3月13日(日) 18:00-19:00
会場:Apple Store, Ginza 3階シアター
入場料:無料/ 定員:100名
応募方法:Apple Store公式サイト


MAT LIVE:先鋭的な電子音響と映像が一体化したライブパフォーマンス

MEDIA AMBITION TOKYO オープニングライブでは、先鋭的な電子音響と映像が一体化したライブパフォーマンスが行われる。


●MEDIA AMBITION TOKYO オープニングライブ
渋谷 慶一郎プロデュース「Digitally Show」


  • 渋谷慶一郎

  • DIGITAL CHOC 2016 & Scopitone コラボレー ションアーティスト Alex Augier

会場:六本木ヒルズ森タワー 52階 東京シティビュー
日程: 2016年2月26日(金)
時間: 20:00-24:00(開場 19:30)
入場料:当日 4320円(税込)、前売り 3780円(税込)
参加アーティスト名:渋谷慶一郎、Seiho、SKY-HI、Yasei Collective、Alex Augier(DIGITAL CHOC 2016 & Scopitone コラボレーションアーティスト)
DJ:ELLI ARAKAWA、tomad
VJ:HEXPIXELS、Daihei Shibata
チケット販売:Peatix





盛りだくさんなのが記事からも伝わっただろうか。
まだまだ全容は伝えきれないほど、プログラムは他にも充実している。
ぜひ、MEDIA AMBITION TOKYO の詳細はオフィシャルホームページにてチェックを!

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