日仏のメディアアート交流「デジタル・ショック」とフランス滞在制作公募

メディア芸術祭には足を運んだだろうか。もうひとつ気になるメディアアートのイベントを紹介したい。日本とフランス間での創造性の広がりを紹介することを目的に開催されてきた、今回5回目を迎える「デジタル・ショック」というイベントだ。

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最先端技術と遊び心が融合!

第5回目を迎える「デジタル・ショック」は、メディアアートや新感覚の映像の分野での、日本とフランス間での創造性の広がりを紹介するフェスティバルだ。
今年2016年のデジタル・ショックでは、アーティストや研究者やエンジニアが、私たちの未来像にどうアプローチしているか、新しいテクノロジーが生み出す未来について、私たちはどんな想像ができるのか、といったテーマを中心に扱ったプログラムが並ぶ。常設のインスタレーションのほか、討論会やパフォーマンス、映像作品の上映会などもある。


  • WALKING Cube © 1024 architecture


  • Récession © Emmanuel Gabily


  • BIO·FICTION © Yuki Yoshioka


  • Rick le Cube © Gwendal Le Flem


  • Semicopia © David Benqué


  • looking glass "time" © Yoichi Ochiai

>> プログラムはこちらのページ
>> パンフレットの内容はこちら





アーティスト・イン・レジデンスのプログラムに参加する日本人作家を公募
「デジタル・ショック賞」も募集中


日本とフランスの2つのメディアアートフェスティバル「デジタル・ショック」と、「スコピトーン・フェスティバル」(フランス・ナント市)は、フランスでのアーティスト・イン・レジデンス・プログラムに参加する日本人アーティストを公募中。受賞者(1 名)には、最長2週間のフランス・ナントでの滞在制作の機会が与えられ、宿泊施設および制作スペースの提供と、キャリア発展のための多くの専門家との交流の機会が設けられるという。

また滞在中に制作された作品は、2016 年9 月中旬にフランスのナント市で行われるスコピトーン・フェスティバルにて展示される。

>> 関連記事「芸術の都はパリだけじゃない!!美大生必見!フランスの地方都市ナントとは?」
>> デジタルショック賞概要は公式サイトでチェック



▼開催概要
第5回「デジタル・ショック」-フュチュラマ(未来展望)
会期:2016年2月19日(金)~3月21日(月・祝)
会場:アンスティチュ・フランセ東京、東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)、SuperDeluxe、Atsuko Barouh arts drinks talk、座・高円寺、ほか
主催:アンスティチュ・フランセ日本

▼関連イベント
メディア芸術祭2016
日時:2016年2月6日(土)〜2月14日(日)
会場:国立新美術館
詳細:WEB


Media Ambition Tokyo
日時:2016年2月26日(金)〜3月21日(月)
詳細:WEB

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