ダミアン・ハーストが自身のギャラリーにレストラン「Pharmacy2」をオープン

イギリスの現代美術家ダミアン・ハーストがレストランをデザイン、来週オープンするという。ロンドンの高級住宅地ノッティング・ヒル地区に登場する薬瓶を並べたインスタレーションで店内を装飾。レストラン「ファーマシー2(薬局)」と名付けられた。この作品「2」というだけあって、実は前身となるものがある。

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話題のイギリス人現代美術家ダミアン・ハーストがレストランをオープン!?

縦に真二つに切断された牛と子牛をホルマリン漬けにしたセンセーショナルな作品「Mother and Child, Divided」をヴェネツィア・ビエンナーレに出品、同作品でターナー賞も受賞したことから一躍有名作家となり、2000年以降いつも高値で作品が取引される売れっ子作家、ダミアン・ハースト。日本でも森美術館などで同作品の展示が行われたこともあるし、現在も東京・渋谷ヒカリエの8階で版画作品の展示「ダミアン・ハースト 版画展」が開催されているので、作品を目にしたことのある人は多いだろう。

そんなダミアン・ハーストが1997年にロンドンの高級住宅地ノッティング・ヒル地区に登場する薬瓶を並べたインスタレーションで店内を装飾してオープンしたレストラン「ファーマシー(薬局)」(2003年に閉店)の第二弾が、来週「ファーマシー2(薬局)」として再オープンする。昨年オープンした彼の私蔵アートを展示するギャラリー「Hirst’s Newport Street Gallery in Vauxhall」の一角にある。

カラフルな薬のカプセル柄が店内を覆う

店内を覗いてみると、カラフルな薬のカプセルやタブレットが壁や床、窓ガラスや椅子にまで施されている。壁には薬の箱やボトルが並び、バーカウンターには「処方箋(prescriptions)」という文字まであるそうだ。
前回は本当の薬局のようで紛らわしいという声も上がったというが、さて、今回はどんな話題を呼ぶのだろうか。




参考記事 / Reference
design week「Damien Hirst designs new Pharmacy restaurant」

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