まずは履修登録!
入学式を終えて、まず初めにやってくるのは「履修登録」です。4年間、前期と後期、どちらの始まりにも行うもので、半期どんな授業を受けるか、たくさんの授業のリストの中から選んでいきます。「必修」や「選択」など、取らなくてはならない授業と、とりたい授業のバランスを見つつ、課題で溢れて単位を落とさない程度に、スケジュールを組んでいく必要があります。「必修」の単位を落としたり、1年間で取得しなくてはならない単位数に達していないなどの履修ミスをすると、進級できないなんてことも。しっかりと確認して申請を出すことをオススメします。
もちろん、どんな授業・どんな教授の授業を取るか悩んだら、新歓などで出会った先輩に相談してみるのもオススメです。
前期・後期の試験には要注意
もう一つ気をつけなくてはならないのが、「試験期間」です。こちらも前期と後期、それぞれ学期末にあるのですが、実技の課題制作だけではなく、一般教科などの授業ではテストがある授業も。課題制作の合間を見て、テスト勉強も頑張る必要があるのです。単位が4年になっても足りないと、就職活動や、卒制などにも影響がでるので、要注意!
待ちに待った長期休暇
ウマく乗り切って試験期間を過ぎれば、待ちに待った長期休暇。いわゆる、夏休みや春休み。大学の長期休暇は約1ヶ月という物凄い長さなのです。この間に制作するもよし、バイトをするもよし、インターン(企業への体験入社)をするもよし。免許を取得するもよし。友人と旅行に行くもよし、自分の思い通りの休みにするといいでしょう。ただ、あまりにも長い為、予定をたてず、ダラけ過ぎると、新学期に周りに置いてかれるので要注意!
美大生のお祭り「芸祭」
次に紹介するのが、お待ちかね「芸祭期間」です。
作品の制作、模擬店などの準備、ショーの準備など、何から何まで楽しいのが美大名物「芸祭」です。この機会に、他の美大に遊びにいくのもアリ。大学ごとのカラーがみれてとてもたのしいのです。また、芸祭には裏の顔として、「裏芸祭」というモノも存在し、芸祭期間中は無礼講の夜通しお祭り騒ぎがあったりします。
今回紹介したのは4つのイベントでしたが、他にも美術大学では、オープンキャンパスや卒業制作展など、美大特有のさまざまなイベントや予定が待っています。ここに書いてあるのはあくまで一般的で代表的なモノであり、4年の間、あなたになにがあるかわかりません。これを読むあなたがどんな4年間、もしくは、5年、6年間のスケジュールを決めるかは、結局は自分次第。
ぜひ、たくさんの好奇心をもって、自分だけの美大ライフを作ってもらえたらと思います。そして
、卒業するとき、悔いが残らない美大生活を送りましょう。
引用元:PARTNER新入生歓迎特別号 2011年発行号より
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