手羽の1週間の出来事をまとめてお送りします。
活動記録になるから日記って便利。
11月5日(日)
入試業務で出勤。
美術館で開催中の「西田俊英——不死鳥」の来場者がひっきりなしにやってきてました。
あきらかに日曜美術館で紹介いただいた影響なのですが、印象としては去年「SPY×FAMILYの表紙に出てくる椅子に座れる!」とSNSでかなり話題になった「みんなの椅子 ムサビのデザインⅦ」よりも来場者が多い気がします。
やっぱりテレビの力ってすごいなあ・・・。
あ、12月4日からは美術館でこちらの展覧会が始まります。
■「助教・助手展2023 武蔵野美術大学助教・助手研究発表」
●会期:2023年12月4日(月)-23日(土)
●時間:11:00 - 19:00(土・日曜日は10:00 - 17:00)
●休館日:水曜日
●入館料:無料
●会場:展示室2・4・5・6、アトリウム1・2
助教・助手展 Instagram
助教・助手展 YouTubeチャンネル
外の方はもちろんですが、学生さんはいつもお世話になってる助教さんや助手さんが普段どういう研究や制作をしてるのかわかるから見ておいた方がいいですよ。
年齢も先生より全然若いので、親近感もって感じられるはず。
11月6日(月)
福岡の高校から80名が研修旅行でムサビ訪問。
前日はタマビ芸術祭に行ったそうだけど、中央道が混んでて1時間弱しか見れなかったそう。
「手羽はタマビ芸術祭をたっぷり堪能したよ」と自慢してやりました。
11月7日(火)
某協会の理事長が訪問されたので、学内を案内。
美大自体来るのが初めてだそうで、アトリエ・工房・美術館・図書館へ入るたびに
理事長「うわっ、美大っぽいですね」
手羽「いや、美大ですから」
の繰り返し。
11月8日(水)
入試業務出勤の振休を取って、家でPLUTOを制覇。
PLUTO見た人は原作の「地上最大のロボット」も絶対に読んでください。これをここまでアレンジするって、ほんとすごい才能だと思います。
11月9日(木)
午前中は都内の中学1年生、午後は千葉の高校1年生に大学説明ダブルヘッダー。
午前中の中1は探究学習の一環で美大を訪問されていて、6日のも含めて3つとも訪問コンセプトが違ったからスライドを8割方変えました。
午後、あることを聞かされる。おおお・・・。
11月10日(金)
この日も振休・・・だけど、午後から市ヶ谷キャンパスへブラっと。
午後1で評議員会がオンラインで開催されるのを思い出しログインすると、みんなスーツ&ネクタイしてる。手羽、完全に休み気分だったからパーカーを着てるんだけど・・。
あわてて「フードを中に入れてカーディガンみたいにしたら大丈夫かな?パーカーよりもまだカーディガンの方が許されるよね?」と謎理論でゴソゴソしてるところを河野さんに激写されてた。
評議員会を無事クリアし、18時から始まったこちらに参加。
市ヶ谷キャンパスへ遊びにきた目的はこれだったのです。
■Convivial Design Forum: 2023 Fall Session -本領発揮のためのデザイン-
●日時:2023年11月10日(金)18:00-20:30(17:30開場)
●会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 5F講義室
●プログラム:
18:00-18:05 開会挨拶:谷崎勝教(日本総合研究所代表取締役社長)
18:05-18:15 「日本総研との共同研究への期待とプロジェクトの概況」|河野通義(MAU)
<各プロジェクトの報告>
18:15-18:45 「次世代起点デザインの方法と実践」 岩嵜博論(MAU)、田中靖記(JRI)
18:45-19:15 「Transition Design:プライバシーの未来と□□」|長谷川敦士(MAU)、若目田光生(JRI)
19:15-19:45 「自律協生の地域づくりとローカルコレクティブ」|若杉浩一(MAU)、井上岳一(JRI)
<共同討議&質疑応答>
19:45-20:25「人と地域と企業とデザインの本領発揮のために私たちは何をすべきか?」|岩嵜博論、長谷川敦士、若杉浩一(MAU)、田中靖記、若目田光生、井上岳一(JRI)
20:25-20:30 閉会挨拶|井口博美(武蔵野美術大学造形構想学部学部長)
2022年10月、ムサビと日本総研さんが市ヶ谷キャンパス6階に共同研究拠点「自律協生スタジオオ(英名:Convivial Design Studio/通称: コンヴィヴィ)」を立ち上げていて、半年に一度の共同研究成果報告会なのです。
ぶっちゃけSNS見ながら「また若杉先生と井上さんが地方で酒飲んでる」と思ってました(笑)
でも「美大と地域」だと、ワークショップやったり映画作ったりイベントして終わることが多いけど、お二人はお金にならず面倒なことを引き受ける覚悟で地域に入っていき、地域の方と何度も話し合って、地域の方を結び付け、新たな産業を作っています。まさに「華麗な空中戦ではなく歩兵戦」。
1年がかりで少しづつ形が見えてきて、既にムサビと長崎県天草市は既に連携協定を結んでいますが、
■株式会社日本総合研究所と包括連携協定を締結しました / 天草市
日本総研さんと天草市も連携協協定を結び、本格化してきました。
そうだ。天草といえばこちらのイベントがありますよ。
■ノサリバvol.26 「地域のこどもたちが教えてくれたこと」
●日時:10月21日(土)午後5時30分~7時30分
●会場:場所天草宝島国際交流会館ポルト3階多目的ホール
●講師:島津智之(認定NPO法人NEXTEP理事長、小児科医)
→申し込みはこちらから(期限10月19日(木)正午まで)
「ノサリバ」とは、熊本県天草を舞台に地域の恵みを発見して後世へ伝えていくため、多様な人たちとの対話を促す交流の場。
「なんで小児科の先生が?」と一瞬思ってしまうけど、地域や地域の未来に関係するのが地域医療や小児科であり、島津先生はいろんな活動をされてます。
最後は井口 造形構想学部長が挨拶。
面白かったのは、質疑応答で瀬戸内海の人口が8人しかいない(今は7人?)牛島から来られた方が質問されたことで。こちらですね。
■世界中からリピーター。人口8人の秘境、牛島のゲストハウス – | 物語を届けるしごと
こうやってつながっていくんだなあ・・。
急いで2階共創スペースへ。
個人的には内容よりこの展示台が気になって。これ、いいなあ。
展示は23日(木)までやってるのぜひ。
帰りがけに、1階のMUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスで
シュトーレンを購入。
この前、あかりちゃんが「シュトーレンを食べたことがない」と言ってたんですよ。六本木デザイン・ラウンジがある頃はミッドタウンでちょいちょい買って帰ったはずなんだけど・・。
家族で美味しくいただきました。
11月12日(日)
そのあかりちゃんの英検3級2次面接試験の引率で、
六義園近くの学校へ朝から。
手羽「お父さんは中学の時に英検3級取ったんだよ」
あかり「何度も聞いた。昔は神童だったって話でしょ?それ、この日に言う?」
手羽「・・面接官が何言ってるかわからない時は『アイベックユアパードン?』ってわかるまで聞き返すんだよ」
あかり「あ、それも前聞いたけど、今は1回しか聞き返しちゃいけないらしいよ」
なんてやり取り。
そんな1週間。
以上、木曜日に長めのプレゼンがあるのと、もろもろ資料を作らないといけないので、もうしばらく更新頻度落とします、の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。