ムサビワークショップ発表会に行ってきた

予想通り10月以降もほぼ毎日記事書いてる手羽です。みんないろいろやりすぎ(涙) でも今週すぎるとこの怒涛の更新も落ち着くかな?

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11月2日に行われたワークショップ発表会の様子をレポートします。

ワークショップ発表会2015
ムサビのワークショップを俯瞰する二十二の事例

●日時:2015年11月2日(月) 16:30-
●会場:2号館 201教室、202教室


  • 教職研の高橋先生

  • 視覚伝達デザイン学科の齋藤先生

こちらが今回の仕掛け人である教職の高橋先生、三澤先生、視デの齋藤先生。

3人の先生の挨拶の後、さっそく各グループの発表がスタートしました。

ちなみにですね。

これは冒頭に撮影したのでお客さんはこんなもんですが、最後の発表の時には立ち見が出てたそうです。
(手羽は仕事の都合で最後までいれなかったもんで・・)

去年までとの大きな違いは、あきらかに外部からの参加者が急激に増えたこと。
小平市役所・公民館・信用金庫・多摩六都科学館など公共施設系の方、近隣小中高校の先生やPTA、DNP・日本理化学工業・ミッドタウンマネジメントなど企業の方、アート系NPOの方、椙山女子大、東北芸工、タマビ、明星大などの教員・学生・OBなどなど。

でも、何より嬉しいのは小平市関係者の参加が増えたことかもしれません。
もちろん齋藤先生たちの地道な活動によるものなのは明白ですが、「黒板ジャック」が注目されたことも少なからず影響してるように思ってます。必ずといっていいほど、地域系の方からお話があった時は最初に「テレビで黒板ジャックを見て・・」と言われますから。
「ムサビの美術普及活動」を象徴してるコンテンツであり、「黒板ジャックばかり注目されて、それだけじゃないのに・・」と思ったりもするけど、伝えやすくするためにはやはりこういうコンテンツが必要なんだな、と。
あ、内館牧子さんが週刊朝日のエッセイで黒板ジャックのことを書いてくれてましたね。


では、発表会の様子を。

 
手羽のスマホが夜撮影モードになってて、今回の写真は全て画質が悪く・・・

ミッドタウンチームの2組。
両チームとも「説明」で終わってしまって、「気づき」ポイントが語られてなかったのが残念。
一番聞きたいのはそこだったりするわけで。
8分のライトニングトークだと、「2分企画説明、6分気づき・反省・展開」ぐらいのバランスがちょうどいいのかもしれません。

ただ、(はっきりと数字を書くのは控えますが)1日で何百人も対応したワークショップはこの2チームだけであり、よく頑張ってくれました。昨日書いた小諸ツリーハウスプロジェクトの例もあるし、これからも次につながる結果を出していきたいと思ってます。

 
個人的な感想は「視デの学生さんはプレゼンうまいなあ・・」かも。
「プレゼンが上手」という意味ではなく、私達が知りたい「それをやって何を感じたか?」を時間内にちゃんといれこんで話してたところですね。

MAUちゅーをやっている学生さんのまとめを使わせてもらいます。

確かにこの通りだなあ・・。

将来的には、他大学さんでやってる産学シーズ会のようなマッチング会の方向へ展開したいなあ。

ただ課題がないわけでもなく。
外を意識するならば、発表者を絞ってプレゼンの精度をあげるか、多様性を見せるためにむしろ発表者を増やした方がいいのか、という悩み。
また「発表」だけだとメディアに扱われにくいのでイベントお祭り騒ぎにするか、それとも既存のスタイルを貫くか。
そして、やはりムサビ生の参加ですね。
登壇者以外の学生さんがたくさん聴講してた・・わけではないので、どうやったらもっと学生さんが来てくれるのか。日程設定なのか告知力なのか。有名人ゲストがいれば来てくれるのか。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。