▼田中義久
1980年生まれ 2004年武蔵野美術大学卒業、2008年独立。
美術館をはじめ、コマーシャルギャラリー等の展示V.I計画や、アーティストの作品集の装丁、デザインを手がける。
また飯田竜太(彫刻家)とのアーティストデュオ「Nerhol」としても活動中。
今年度のSFFも昨年度に引き続き、
SFF2015当日のブース出展に
エントリーして頂いた
学生フリーペーパーを対象として、
「Discover the one ~心惹かれた一冊~」
と題した企画を行います!
この企画では
【組み立てる・魅せる・惹きつける・届ける】
という4つのカテゴリーに分かれた
様々な方面のクリエイターの方々に、
エントリーされた学生フリーペーパーの中から
心惹かれた一冊を決めていただけるのです。
実際に、その媒体をプロフェッショナルの方が
”心惹かれた”理由や、そのコメントなどを
SFF2015のウェブ上、
そしてSFF2015当日の会場においても
公開する予定となっています!
SFF2015では、
田中様を、”魅せる”というカテゴリーの
プロのゲストとしてお招きしました。
田中様はnerholというアートユニットとして活動されています。
アイディアを練る人 田中義久様と、
アイディアを彫る人 飯田竜太様の二人で
2007年よりNerholとして作品の制作をスタート。
その後、
国内外の美術館やギャラリーの展覧会への参加を重ね、
今年の5月からは
Foam Museum(アムステルダム)にて、
海外では初めての個展を開催し好評を博しました。
そんなNerholの作品として目を引くのは、こちらでしょう。
肖像写真をテーマにしたこの作品。
モデルを選び、
ポートレイト写真を連続で約3分にわたって200枚撮影し、
プリントを本のように束ね彫りあげたものを
再び大判カメラで撮影し、
プリントするというもの。
リアルで斬新で不思議で、
そしてなにより衝撃です。
引き込まれてしまいますよね!
そんなnerholは最近まで、3つの展覧会を開催していました。
1 「01」
これまでポートレート作品を中心に発表をしてきたNerholが、
数字をモチーフにして制作を行った最新作。
選ばれた数字は、「0」と「1」のふたつです。
2 「01 Scape」
何層にもわたって
同じ表情を内側に湛える食物であるタマネギを
被写体に選んだ展覧会。
どの展示会、どの作品が描き出す「歪み」も
私たちに、
なんとも表現しにくい印象を与えます。
一度みたら忘れがたく、
あやしげでずっと見ていたいような、
そんな気にさせられます!
田中様は、
3つめの展覧会の会場となっている
恵比寿にあるPOSTの
アートディレクターも務めています。
POSTは定期的に扱っている本が
全て入れ代わる新しいブックショップ。
出版社という括りで本を特集し、
普段書店では見えにくい
「出版社」の世界観も感じながら
本を見ることのできるスペースです。
このように、田中様の活動には
物事の深層心理に迫るような作品を生み出され、
多くの人を惹きつけ虜にさせる力がありますよね。
そんな田中様には、
“魅せる”というカテゴリーのゲストとして
「Discover the one ~心惹かれた一冊~」
に参加していただきます。
実際にプロフェッショナルの方に、
みなさんが制作されている
フリーペーパーを見ていただける貴重な機会です!
学生フリーペーパー制作者の皆様、
ぜひご応募くださいね。
では、次回のゲスト発表も
お見逃しのないようお待ちください!
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「Student Freepaper Forum 2015」
開催日:2015年11月29日(日)
場所:BankART Studio NYK 3階
SFF2015でのブース出展は、
普段交流する機会の少ないフリーペーパー読者の方や
全国から集まるフリーペーパー制作者のみなさんと交流できる、
とても貴重な機会となっております。
ブース出展や
ワークショップなど、
こんな貴重な体験をできるのはSFFだけ!
ぜひみなさまのご応募、お待ちしております!
▼ご応募はコチラからどうぞ!
・当日ご来場いただける団体様用応募フォーム
http://goo.gl/forms/VReZbYGhqY
・当日ご来場いただけない団体様用応募フォーム
http://goo.gl/forms/FVE7C
▼チケットご購入はコチラから!
http://sff2015.peatix.com
▼ホームページはコチラから!
http://sff-web.com/sff2015/
SFF=Student Freepaper Forumとは、全国から集まった学生フリーペーパーを手に取り、その制作団体と直接交流することができる年に一度の祭典です。本やフリーペーパーが好きな方、学生の熱気に触れたい方、ぜひSFF2019にお越しくださいませ。