[news] スマートフォンがインスタントカメラになる「Prynt」が資金調達大成功。

iPhoneをはじめ、スマートフォンのカメラのクオリティがどんどん高まり、美大・芸大生ですら、デジタルカメラを持ち歩く機会が少ないという人も多いですが、今度は、印刷まで気軽にできるガジェットが! 日常生活はもちろん、すぐに印刷できるのは、制作にも活用できそうですね。

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スマートフォンで簡単にプリント「Pryng」

かつてスマートフォンもデジタルカメラもなかった頃、学生はよくインスタントカメラで写真を撮って、写真屋さんで現像をしていました。そう、写真といえば液晶を介して見るものではなく、プリントされた印刷物でした。
そんな懐かしいインスタントカメラを思い出させる、スマートフォンで簡単にプリントができる「Prynt」を紹介します。
「Prynt」では、スマートフォンと同じくらいの大きさの小型のデバイスを、スマートフォンに直接装着すれば、30秒ほど待てばプリントができます。まだ、実用化に向けて準備段階のこのアイデア。開発&量産開始に向けて、クラウドファウンディング「Kickstarter」で寄付を募集したところ、遥かに多くの寄付金が集まりました。

▼Kickstarter内プロジェクトサイト
https://www.kickstarter.com/projects/prynt/prynt-the-first-instant-camera-case-for-iphone-and


今ではメールやLINEやFacebookで簡単に写真をシェアできるようになりましたが、時には印刷してアルバムにまとめてプレゼントしたり、写真の裏にメッセージを書いて届けたりするのも素敵ではないでしょうか。
また、美大・芸大生は制作でも活躍するかもしれません。気になったスナップを印刷し、壁に並べて貼れば、同時にいくつものアイデアを横に作品制作に取り組むことができますね。製品ができあがるのが待ち遠しいです。




その開発プロセスにはもちろん3Dプリンタ

もうすでに、プロダクトデザインの世界では、試作・プロトタイプを制作するのに3Dプリンタを活用しているデザイナーが多いようですが、今回の「Prynt」も3Dプリンタで何度も試作を行ったよう。プロセスに共感を集めて募金を募るのも、Kickstarterの素敵なところですね。


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