「編集会議」とは
今回お話を持ちかけて下さった編集会議さんは、「コンテンツ&パブリッシング」をスローガンとし、これからの編集のあり方を追求する雑誌です。
「次世代編集者会議」
今回は、学生という立場で編集に携わってきた3つの学生団体が「これからの編集」について語り合うという企画で声をかけていただき、PARTNERからは、32号で編集長を務めた多摩美術大学グラフィックデザイン学科の小倉裕香が参加しました。
お話させていただいた方は、
おひとり目は、出版企画コンペティションを行い、学生と出版社を繋げ、商業出版に至るまでをサポートする活動を行っている「出版甲子園」の田中康太さん、
そして、おふたり目は学生フリーペーパーを制作・配置している団体とイベントを行い、学生フリーペーパーを応援する団体「Student Freepaper Forum」の徳田菜摘さんです。
座談会中は活動を行う上で大事にしている点や、
憧れの編集者についてなど、独自の経験に基づいて意見を交換し合いました。
それぞれ、独自の理念を持って編集ということに関わっている3つの団体。
出版甲子園さん、SFFさんとお話を進めていくうちに、
編集には、様々なアプローチの仕方があるのだと改めて感じることができました。
だからこそ、自分たちが目指す「編集の形」をしっかり捉えなければいけない。
そう強く感じました。
PARTNERは主に美大生をターゲットにしていますが、
ものを作るという行為は、編集作業に近いものがあると思います。
どうしたら魅力的な作品になるか、何通りもの検証の中から1つを選び出し、それを研鑽していく。
コンセプト・形・色・文字・五感など沢山の要素を、組み合わせ、検証を繰り返す作業は、
様々な素材を集め、それを組み合わせ、編集していく作業と近いのではないでしょうか。
今回の座談会の内容は、9月16日に発売される「編集会議 2015年秋号」に掲載されます。
また、自分のもの作りを「編集」という視点から捉え直すヒントがこの一冊を通して見つかるかもしれません。
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編集会議2015年秋号
執筆:小倉裕香
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