美大の2,3月は入試による入構禁止期間&新年度準備期間なので学内でイベントをやることはほとんどありません。
やって卒業制作展とオープンキャンパスぐらいでしょうか。
特に武蔵野美術大学鷹の台キャンパスは夏休みに通信教育課程の長期スクーリングをやっている関係上、夏休みに学内工事をやることがほとんどできず、春休みに大掛かりな工事をまとめてやるので、なかなかイベントをやりにくいんですね。
でも市ヶ谷キャンパスは、2階「社会連携拠点 1/M(イチエム)」、7階「Co-Creation Space Ma」と整備されて、鷹の台キャンパスで動きにくかった期間にいろいろできるようになりました。しかも鷹の台よりアクセスが圧倒的にいい。
・・・というか、いろいろやりすぎてて(笑)、自分の中でも何をいつやってるのかわからなくなってきたので、完全に自分用に2月のイベント一覧を時系列につくりました。
一部の方しか需要はないと思いますが、せっかくなので共有します。
●会 期:2025年2⽉14⽇(⾦)〜18日(火)
●時 間:10:00-19:00
●会場:武蔵野美術大学市ヶ⾕キャンパス2階 社会連携拠点 1/M(イチエム)
ユカイ工学株式会社と連携し、学生が授業「ロボティクス演習」で制作した作品約20点、ユカイ工学の製品、社会人向けプロトタイピング講座「VCP for Prototyping」の作品を展示。
ユカイ工学のCEOであり、ムサビ教養文化・学芸員課程 青木俊介先生が監修されてます。
本日まで!!
●日時:2025年2月19日(水)18:30 開場 19:00 セッション開始
●会場:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス7階「Co-Creation Space Ma」
●開催形式:事前申込制・リアル開催のみ、動画配信なし
●参加費:セッションのみ無料 / セッション+懇親会 1,000円
●参加資格:18歳以上の学生、社会人(※18歳未満の方は保護者同伴であれば申し込み可能)
ベースメントファクトリープロダクションCEOの北村健さん、Whatever Co. CEOの富永勇亮さんをお招きし、この20年のビジネスにおけるクリエイティビティの大局的な流れと変化、また、現代のクリエイターに求められる力や考え方についてお伺いします。
●会期:2025. 2. 21 - 24
●時間:10:00 - 20:00 (最終日は16:00まで)
●会場:武蔵野美術大学市ヶ⾕キャンパス2階 社会連携拠点 1/M(イチエム)
クリエイティブイノベーション学科・長谷川敦士研究室では、大きなテーマとして「理解のデザインのデザイン:いかに新しい理解をデザインできるのか」を掲げ、様々な実験を行っています。
今回は3年ゼミ生による「対象を分解して再構築することによる理解」の成果展。
●日時: 2025年 2月22日(土)14:00-17:30(開場13:30)
●会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス7階 Co-Creation Space -Ma-
●参加人数:事前申込制・先着50名
●参加費:無料
人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究をされている安斎勇樹さん(株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEO、東京大学大学院 情報学環 客員研究員)と、アート教育実践家・アーティストとして活躍されているムサビ芸術文化学科卒・末永幸歩さんをお招きしてお二人のトークと合わせ、「学びのデザイン」の事例をもとに、これからの学びの可能性を考えます。
今回のシンポジウムは小学校、中学校、高校、大学といった初等教育から高等教育を対象とした議論を行います。
ほんとどうでもいい話なんですが、ムサビ病な手羽は毎回「MANABI DEDIGN」を見るたびに「ん?MUSABIがどうした?」と釣られてしまうんですよね。ほんと毎回。手羽のためにタイトル変えてほしいのだけど。最近多い「MUSUBI」も危険ワード。
●会期:2025年2月28日(金)~3月3日(月)
●時間:10:00-18:00 *最終日は16:00まで
●会場:武蔵野美術大学市ヶ⾕キャンパス2階 社会連携拠点 1/M(イチエム)、地下2階多目的プロジェクトスペース
*3月2日(日)午前は、東京マラソンに伴う交通規制のため、市ヶ谷キャンパス前の外堀通り等の横断が困難になります。来場の際はご注意ください。
昨年度から始まった空間演出デザイン学科(空デ)の卒業・修了制作の選抜展。
去年レポート記事書いてるんでご参考に。
■【空間で人を幸せにする】ムサビ空間演出デザイン学科卒業・修了制作選抜展@市ヶ谷キャンパスに行ってきた
もちろん受験生を始め、いろんな方に見てほしいのですが、個人的に一番見てほしいのは去年も書いたとおりCI学科の学生さんです。
空デ・五十嵐久枝先生、北川陽史先生とプロが展示構成を担当されてるので、「同じ場所でも展示方法だけでこれだけ見やすくなるんだよ」てのがわかるはずで、卒展の参考に絶対になりますよ。
そして初企画として、教員と学生によるトークイベントが開催されます!
■空間演出デザイン学科 卒業修了制作選抜展関連企画「教員トーク&学生プレゼンテーション」
●日程:2025年3月1日(土)、2日(日)14:00~17:30
●担当教員:3/1 津村耕佑、池田ともゆき、鈴木康広、安藤北斗|3/2 パトリック・ライアン、五十嵐久枝、太田雅公、北川陽史
●定員:70名
●参加方法:事前申込制
卒業制作を通して空間演出デザイン学科4コース<セノグラフィー(舞台美術)、インテリア、環境メディア、ファッション>の特徴を知る機会となるはずなので、空デに関心をお持ちの高校生、保護者、在学生、近隣住民の方など、様々な方のご参加をお待ちしています!
え?6個のイベントぐらいでこんがらがるなって?
実は2月上旬にやってた
■大学と社会をつなぐ新しいカタチのコワーキングスペース「Ma」入居説明会&見学会
■食育イベント「つながる ~Farm to Table~」スピンオフ 交流座談会『100年後の食 ー食と農の未来を考えるー 』 vol.04
■地域×表現 : 根津プロジェクト202②-202④成果展&若杉ゼミgroup展
■Convivi Lab no.24「日常の中に世界を再発見する」〜これからの学び場のカタチ〜
■ユカイ工学の発想法を学ぼう〜クリエイティブスプリント体験会〜
や、昨日やってた「VCP for TOKYO Tourism」最終プレゼンを外して、なんです・・・。
ついでに手羽が把握してる3月のイベントを2つだけ紹介しておきます。
これまた面白そうなものがあって。
■第1回オープンミーティング:オルタナティブな場の連携を美大から考える
●日程:2025年3月9日(日)
●時間:15:00-17:00
●登壇者:小野冬黄(武蔵野美術大学連携共創チーム αMアシスタントディレクター)|松田愛子(多摩美術大学社会連携課 Up & Coming担当)|綱川知里(東京造形大学学術交流課 CS-lab職員)
●司会:石川卓磨(美術家・美術批評家)
●会場:市ヶ谷キャンパス2階gallery αM
美大内でアート活動の独自な運営が行われてるムサビの 「gallery αM」、タマビの「Up & Coming」、東京造形の「CSLAB」に携わるメンバーでオープンミーティングが行われます。
ちなみにタマビ「Up & Coming」が2024年4月にオープンした時に、
タマビ担当部署以外の大学教職員(タマビ含めて)で、初めて訪問したのは手羽だったりします。
東京造形卒展レポートでちゃんとCS-labのことも触れてるし、なんで手羽に声がかからないのか不思議で(何様)。
もうひとつ。
■映画『アートなんかいらない!』(Session1&2)上映会&トークセッション 〜山岡信貴監督と小室弘毅教授(出演者/関西大学)を迎えて〜
●日時:3月29日(土) 12:00 開場、16:50終了
●会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス7階 Co-Creation Space -Ma-
●料金:一般¥3,300、学生¥1,980
映画『アートなんかいらない!』(Session1&2)の上映と、山岡信貴監督と本作出演者で荒川修作の研究をする小室弘毅教授を迎えた上映会とトークセッション。
ずっと気になってた映画。
これもどうでもいい話なんですが、ロバート秋山の「TOKAKUKA」
という「どれが都管轄なのか区管轄なのかわからん」とうたった名曲があるんだけど、市ヶ谷キャンパスのイベントもどれが大学連携共創チーム主催か教員主催か研究所主催かMa主催かConvivi主催か全くわからないんですよね。手羽も「MAU KA MA KA」って曲作ろうかな。
以上、土日はどこにも出かけず、ほぼネット絶ちして、撮りだめてた「ホットスポット」と「御上先生」を第1話から一気見して、タイプロ最終発表を娘とドキドキしながらチェックしてた手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。