手羽が気になった全国の美術系大学関連情報をプライスレスでピックアップして紹介する美大ネタまとめ。
前回12月4日以降の情報です。
今年最後の美大ネタまとめ。
■ドラマ「わかっていても the shapes of love」キャスト・あらすじ・番組概要・配信情報まとめ
美大生が主人公のドラマ。
撮影協力で日芸の名前が出てくるんですが、手羽も知らない景色なので、多分日芸所沢キャンパスかな。それと東京造形大さんも「プロダクション協力」で大学名が出てきますが、学生作品提供だろうか。
実写といえば、待ちに待ったこちら。
■映画『かくかくしかじか』特報 永野芽郁×大泉洋 |2025年5月16日(金)公開
手羽が一番好きな美大生主人公のマンガは「かくかくしかじか」でして。
自分もおじいちゃんが経営する田舎の画塾出身なので、当時の匂いまで思い出すし、最終話では泣きました。
マンガの舞台は金沢美術工芸大学だけど、撮影はどこでやったんだろう。
金沢美工大といえば、
■KANABIクリエイティブ賞2024の実施について - INFORMATION|金沢美術工芸大学
国際的もしくは全国的規模で開催される公募展・コンクールにおいて優れた評価を得た学生、創造的でめざましい活躍をした学生・グループを表彰。カナビ生限定。
アーティスト育成といえば、
■アーティストのための企画書・申請書相談会 | Up & Coming
●日時:2025年1月11日(土)10:00〜17:00(終了18:00)
●会場:多摩美術大学八王子キャンパス本部棟1Fキャリアセンター
●ゲスト:金井学|アーティスト、東京大学大学院総合文化研究科/芸術創造連携研究機構特任准教授
●対象:多摩美術大学在学生・卒業生《限定》
多摩美術大学キャリアセンターがギャラリー「Up & Coming」との共催企画で、アーティスト・クリエイターを目指す学生を対象に、アートにまつわる文章についての個別相談を受け付け。
こういう企画、すばらしいですね。
というわけでタマビネタを3つ続けて。
■クリエイティブチーム「AC部」個展を開催 “漫画という概念”の超越に挑む - KAI-YOU
個展「GIFTOOOON」を、日本橋三越本店のギャラリーで2024年12月25日(水)〜2025年1月6日(月)に開催。
AC部は、多摩美術大学で結成されたクリエイティブチームで、インパクトのあるクリエイティブを発信されてる印象だけど、2024年4月からはコロコロコミック、デザインサービス・Canvaで漫画『キャンバれ! 郎太桃』を連載開始してるんですね。
開催日時:2025年3月1日(土)13:30~16:30
会場:多摩美術大学八王子キャンパス レクチャーAホール
参加定員:200名(要事前申込、先着順)
参加費:無料*事前申込制
主催:多摩美術大学アートアーカイヴセンター、国立アートリサーチセンター
ヨーロッパと日本で制作されたマルセル・デュシャンの代表作のひとつ《彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも》(通称:大ガラス)のレプリカと関連資料を考察する初めての機会として国際シンポジウムを開催。
前回の美大ネタまとめでも紹介したタマビ学長・副学長対談動画。
学長が「今度深澤さんが作る・・」等とすごく匂わせ発言をちょいちょいされてます(笑)
新大学院でも作るのかな?
新しい組織ってことだと、
■東京藝術大学を中心とした産学官共創プロジェクト「ART共創拠点」に参画 | ニュース | DNP 大日本印刷
大日本印刷株式会社(DNP)は、東京藝術大学を中心とした41機関による産学官の共創プロジェクト「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点(ART共創拠点)に参画していて、そのプロジェクトの一環で、DNPコンテンツインタラクティブシステム「みどころシリーズ®」を活用したアート体験イベントを2024年11月27日~12月3日に実施。
もひとつ藝大ネタ。
■東京科学大学との研究マッチングイベントを実施しました(11/28) | 東京藝術大学
「東京科学大学」ですが、今回「東京藝大が包括連携協定を結んでる」対象は旧東京医科歯科大学の方。なかなかややこしい・・。
国公立5芸大つながりで。
■京都駅近くの市立芸大キャンパスにレンタルアトリエ オープン|NHK 京都府のニュース
京都市立芸術大学の新キャンパス内に、アトリエとして利用できるレンタルスペースがオープン。
1室5畳前後の広さのスペースが31室分あり、オープンになったスペースは月4万円から、個室タイプは月4万7000円で借りられます。
京都市立芸術大学(京都芸大)といえば、こちらも。
■-高校教員に知っておいてほしい最新情報-「私大の6割が定員割れ時代の進路指導」&「生徒の時間とやる気を奪うSNSなどのWEBサービスの構造」教員研修大会】
講師の吉田大作さんは、京都芸術大学クロステックデザインコース 准教授、株式会社クロステック・マネジメント代表取締役、京都芸術大学スタートアップ支援室室長。
吉田さんには9月に若手職員研修でしゃべってもらったんですが、
■学生募集広報プロジェクト研修で京都芸術大学・吉田大作さんに登壇してもらった件
ほんと、とどまることを知らず、精力的に活動されてる。
日程:2024年11月23日(土)〜2025年3月31日(月)
休館日:水曜日、12月26日(木)~1月5日(日)、2月17日(月)~2月21日(金)
時間:10:00〜17:00(最終入館は16:30)
会場:京都国際マンガミュージアム
文化庁によるメディア芸術振興のひとつである「メディア芸術連携基盤等整備推進事業」の成果を活用する形で、マンガ・アニメ・ゲームの3分野でのアーカイブの試み(収集・保存・活用方法)について、パネルや現物などを展示して紹介。
ゲームと言えば、
■コウゲイゲームショウ2025が1月11日に開催決定|東京工芸大学
ゲーム学科の3年生が授業で1年間かけて制作したゲーム15点を一堂に集めた試遊会「コウゲイゲームショウ2025」を、2025年1月11日(土)に東京工芸大学中野キャンパス6号館で開催。
武蔵野美術大学2002年度芸術文化学科卒の橋本公さんの卒業制作映像作品『1945-1998』が、日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞受賞にあわせ、ノルウェー・オスロのノーベル平和センターで12月11日から約1年間展示されてます。
「1945-1998」はこちらで見ることができますが、途中からぞぞっとしますよ。
東北芸工大で先生をされてるムサビ卒・進藤やす子さんの授業レポート。
今回はムサビOGが登場で、東北芸工というよりムサビの宣伝になってる気も(笑)
■「第51回伊藤熹朔賞」が決定いたしました!!|テレビ日本美術家協会
毎年舞台芸術をはじめとする各芸術分野において特に顕著な功績のあった人を表彰する「伊藤熹朔賞」で、油絵学科卒の松尾実可子さんが新人賞、同じく油絵学科卒の吉田等さん特別賞を受賞されました。おめでとうございます!
■訃報:香川元太郎さん 65歳=イラストレーター | 毎日新聞
香川さんの名前を知らなくても、図書館でよく面陳されてるこの「迷路シリーズ」を知らない人はいないんじゃないかと。相談会とかで高校生に見せるとほぼ100%の確率でわかるんですよね。
香川さんもムサビ卒で、また大先輩を今年おひとり失ってしまいました。
ムサビ美術館・図書館 元館長で名誉教授でもある神野善治先生が登壇する研究会。
いろんな美大からも出席されていて、主催は秋田公立美術大学有志の方々。
アキビさんといえば、
■秋田公立美大卒業生のNFTアート作品を秋田市ふるさと納税返礼品に|PR TIMES|Web東奥
KDDI株式会社等の協力を得て秋田公立美術大学卒業生2名のNFTアート作品を、秋田市ふるさと納税返礼品として12月17日(火)より提供開始。
地方といえば、
■伊予高校芸術科設置を前に女子美術大学の出張授業【愛媛】
愛媛県立伊予高等学校に2026年度から県内唯一の芸術科が設置されるのを前に、女子美さんが出張授業が行っています。
女子美さんといえばこういう話題も。
■【重要】アート・セミナー講座の閉講について | JOSHIBI NEWS | 女子美術大学・短期大学部・大学院
そうそう、愛媛といえば、
■全国で唯一 愛媛県だけ「一級建築士」受験資格が得られる学科専攻がなかった? 建築系学科の大学トレンドは?
愛媛大学が「一級建築士」の受験資格を得られるプログラムを2026年度よりスタートすると発表。
今まで愛媛県だけなかったんですね。
以上、12月24日の合言葉は「メリークリスMAU!」でお願いします、の手羽がお送りいたしました。
かれこれ15年ぐらい提案してるんだけど、全然浸透しないんだよね・・。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。