手羽が気になった全国の美術系大学関連情報をプライスレスでピックアップして紹介する美大ネタまとめ。
前回9月11日以降の情報です。
タマビ90周年事業が発表され、その中で上野毛キャンパス新棟の完成予想図も公開されました。
設計は学長の内藤廣建築設計事務所で、2026年度使用開始予定。
タマビといえば、
専業主婦から、いきなり「ベストセラー作家」へ…絵本『ぎょうざが いなくなり さがしています』創作アイデアの源になったもの(現代ビジネス)#Yahooニュース
玉田美知子さんはタマビ立体デザイン専攻卒とのこと。
「ん?立体デザイン専攻?!そんな専攻なくね?」と思っちゃいますが、旧建築科と旧デザイン科立体デザイン専攻インテリアデザイン専修が統合されてできたのが「環境デザイン学科」(現在の建築・環境デザイン学科)なのです。
タマビ豆知識。
日 程:2024年10月15日 (火) – 11月4日 (月) 11:00-18:00 会期中無休
入場料:無料
会 場:多摩美術大学 TUB 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F (デザインハブ内)
Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2024の一環として開催。
会期中にトークイベントもあります。
周年事業ってことだと、
【大阪芸術大学グループ】創立80周年記念ロゴが決定!
全151点の作品が集まり、一次審査を通過した45作品の中から厳正なる選考で大阪美術専門学校の生徒さんの作品に決定。
周年事業絡みだと、
新棟(第4アトリエ棟)が完成しました!!(10.1更新) | ニュース | 公立大学法人長岡造形大学
長岡造形大は創立30周年。
周年イベントの一環として見学会も開催されます。
長岡造形大ってことだと、
専任職員(事務職員)の募集 | 採用情報 | 公立大学法人長岡造形大学
現在専任職員を募集中。
ちょっと北にのぼって、
震災伝承などでも幅広く連携 仙台市と山形・東北芸術工科大学
「協定の更新」がニュースになるのは珍しいかも。
進藤やす子先生のマンガはいつも楽しみにしてます。
今回は東北芸工大が開催した社会人向け講座「夏芸大」の話。
社会人向けじゃなく子供向け講座ってことだと、
芸術大学の先生や学生から指導 子どもたちは大いに刺激 「キッズユースオープンキャンパス」がスタート 今年は東京藝大、多摩美大で開催@art_ex_japan
学生から中学生を主な対象に、大学のアトリエや音楽ホールなどでアートに関わる様々な体験ができる「キッズユースオープンキャンパス」が8月8日に第一弾として東京・上野の東京藝術大学で開催。
東京藝大ってことだと、
魅せる収蔵庫”「東京藝術大学大学美術館取手収蔵棟」竣工記念式典を挙行(9/25) | 東京藝術大学
芸術資料の収蔵スペース不足を解消し、*買上作品や自画像といった本学ならではの作品を継続して保存・収集する目的で取手キャンパスに建設。
芸大ってことだとこちらは京都芸大の話。
「日常から浮いた視点を」 京都市立芸大、移転1年 学長に聞いた:朝日新聞デジタル
もう1年たつのか。早いなああ。
京都市立芸大絡みの話題を1つ。
SUJIN CRAFT TOUR
京都市立芸術大学が移転した崇仁地域の魅力を「ものづくり」を通じて体感する、京都芸大生が企画したセルフガイドツアー。
こちらは京都芸大じゃなく京都芸術大学の話題。
舞台芸術関係者に向けた「LGBTQ勉強会」|京都芸術大学
和田華子さんを迎えて、
① LGBTQとは:性的マイノリティに関する基礎的な知識。
② 日本におけるLGBTQの現状
③ 演劇とLGBTQ:稽古場で起こりやすいアウティングの問題を中心に、当事者・非当事者共により良い創作の現場を作る為に必要な知識や対処法のレクチャー
をお話ししてもらう会。
対象は「俳優 / 演出家 / 舞台制作者 / テクニカルスタッフなど」と書かれれてるので多分瓜芸生じゃなくてもよさそうだけど、事前申込制です。
瓜芸といえばUHA味覚糖さんと作った「ぷっちょ」が有名ですが、
女子美術大学×UHA味覚糖 産学連携プロジェクト 学生が企画・デザイン提案・SNS PRを手掛けた『グミッション』が発売されました
女子美共創デザイン学科とUHA味覚糖株式会社との産学連携プロジェクトでグミ商品『グミッション』を共同開発し、全国のコンビニエンスストア等で発売中!
ここからは美大が直接・間接的に関係する話題をまとめて。
株式会社コーワ、卒業制作応援キャンペーンを10月1日より開始!美大・芸大生の鏡やガラスを使用したアート作品作りを全力応援。
大学・短大・専門学校の卒業制作で、ガラス・鏡・アルポリックを使用する学生が対象。
寺田倉庫、新進アーティスト支援を目的とした「TERRADA ART AWARD 2025」を開催
2024年11月20日(水)から2025年1月31日(金)18時を応募期間とし、2025年9月10日(水)にファイナリスト5組を発表、2026年1月15日(木)からはTERRADA ART AWARD 2025 ファイナリスト展を開催。
もひとつコンペ情報。
「ADFデザインアワード2025」作品応募募集
賞金は最優秀賞30,000米ドル、全カテゴリーから優秀賞5,000米ドルが2本出され、かつ最優秀賞及び優秀賞受賞者は、副賞として2025年4月開催予定の世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」の会期中にフォーリサローネのADF会場で作品を展示することができます。
さらに東京・青山ADFギャラリースペース・メタバースミュージアム「COCO WARP」で作品展示予定と、受賞後のケアがかなり手厚い。
「BUG Art Award」とは、リクルートホールディングスが主宰する「BUG Art Award」は、制作活動年数10年以下のアーティストが対象のアワード。
現在は第2回のファイナリスト展が10月20日まで開催中。
アート・デザイン系のイベントを2つ紹介。
DESIGNART TOKYO
テーマ:「Reframing〜転換のはじまり〜」
会期:2024年10月18日(金)〜10月27日(日)の10日間
エリア:表参道・外苑前・原宿・渋谷・六本木・広尾・銀座・東京駅周辺
主催:DESIGNART TOKYO 実行委員会
東京を舞台に、デザイン、アート、インテリア、ファッションなどが多彩なプレゼンテーションを開催する日本最大級のデザイン&アートフェスティバル。
いろんなアーティストやデザイナーがあちこちで展示してるんで、詳しくはWEBをチェックしてください。
会期:2024年 10月5日(土)-10月20日(日)
会場:国立市周辺エリアの18スペース
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、国立市、公益財団法人くにたち文化・スポーツ振興財団、一般社団法人ACKT
後援:国分寺市
協力:立川市、多摩信用金庫
企画:Kunitachi Art Center(museum shop T / Gallery Yukihira / STUDIO322)
運営 :一般社団法人ACKT
Kunitachi Art Centerは、日本で4番目に小さい市『国立』の市内や近辺に点在するアトリエ・ギャラリー・店舗を会場に展示とまちを横断するプログラム。
今回で第5回目で、手羽も何度か参加してるけど、会場がほんとあちこちに点在してるので、レンタサイクルがあると便利ですよ。
以上、ムサビネタまとめは多すぎて明日書きます、の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。