【人ありて技術】宮崎県立佐土原高校と日向市駅に行ってきた #スギダラケ #チキン南蛮

2024年7月6日(土)

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7月5日(金)朝9時半、手羽は

宮崎ブーゲンビリア空港に到着。
 
実は前日12時ぐらいに「あれ。そういえば飛行機のチケットをメールでもらってないような」と気が付き確認したら、チケットが取れてないことが判明したのが16時。忙しいところスタッフに動いてもらって、なんとかゲットしてもらい、「このままじゃ空港に行っても飛行機に乗れずトムハンクスになるところだったよ」とアメリカンジョークを飛ばしたのが19時。

・・はい。悪いのはもっと前に確認しなかった手羽なんです・・。小学生の頃、親に寝る前「明日図工で牛乳パックが2ついるだけど」と言って「なんでもっと早く言わないの!!」と怒られたのを思い出しました・・。

空港ではアローラナッシーがお出迎えしてくれます。
 
で、すぐにレンタカーして向かったのは、

日向市駅
宮崎で一度見ておきたかった場所なんだけど、宮崎市内から車で高速使って1時間ちょっとかかるんですよ。なので早めの飛行機に乗ってやってきた、と。

日向市は杉の生産量が日本一の地域でもあり、地元の杉材をふんだんに使って建てられました。
設計はタマビの学長でもある内藤廣さんで、駅前広場の設計は小野寺康さん、ファニチュア設計は南雲勝志さん等と早々たるメンバーが関わっています。


  • プラットホーム下の自由通路

なんていうか、「ここまでやる!?」な杉の使い方。

せっかくここまで来て外観だけ見て帰るのも悔しいから、入場券を購入。久しぶりに切符を買った。

入場。
もちろん中もスギダラケ。

ホームの屋根もスギダラケ。
この湾曲した形や鉄と木のハイブリットがすごい。


  • ベンチも

世界の優れた鉄道デザインを表彰するブルネル賞を始め、林野長官賞、国土交通省鉄道局長賞、九州建築賞建築部門作品賞なども受賞してます。
 
ただ、日向市駅はデザイン性の高さでも有名ですが、どちらかというと駅舎や駅周辺再開発を行政(宮崎県、日向市)、市民、鉄道事業者、学識経験者、専門家による委員会が常に市民に開かれた状態で進められたことの方が有名かもしれません。

手羽も日向市駅を知ったのは、日本全国スギダラケ倶楽部の発足人でもあるクリエイティブイノベーション学科の若杉先生経由で。

若杉先生たちは、平成16年度に日向市立富高小学校6年生と総合の時間を使って、自分たちの夢や想いを形にし、地場の杉を素材とした屋台を製作しました。「まちづくり課外授業 ~杉で作る「移動式夢空間」」という取り組み。
で、その作った「屋台」が、ではなく「課外授業教育プログラム」が2005年グッドデザイン賞(新領域部門)を受賞してるんですね。
「かっこい」意匠を作るのだけがデザイナーの仕事ではなく、地域の人に地域の強みを気づかせ、根付かせ、住民と一緒にやっていく・・・これらのことを知ってると「クリエイティブイノベーション学科」が取り組んでいることが少し理解できるかも。
 
 
んで30分ぐらい滞在して、宮崎市に戻り、13時半

おぐら本店へ。また来ちゃった。

相変わらずのチキン南蛮。ま、これ一択でしょ。
 

そして2時半に宮崎駅前で入試チームのムトゥくんをピックアップ。

シーガイア横を通る。
去年は命の危険を感じるほどの大雨だったけど、天気がいいとほんとに南国って感じ。
 
で向かったのが、

宮崎県立 佐土原高等学校です。
国公立大学合格者数は全国の工業高校ではトップクラスにあり、野球を始めスポーツも強く、最近だと全国選抜高校テニス大会個人の部で2年生が優勝してたりします。
なおかつ就職率100%で文武両道・ハイブリッドな工業系高校。ちなみに蛯原友里さんが出身です。

教育理念は「人ありて技術」
この言葉、すごくいいと思いません?「人ありて美術」ともいえる。

電子機械科、通信工学科、情報技術科、産業デザイン科があり、今回は産業デザイン科2年生対象の説明会をさせていただきました。
説明役はムトゥくんで、手羽は後ろでネチネチとチェックする係。

1時間ムサビの話をした後に、

個別相談対応してたら、終わったのが18時。
熱心な生徒さんが多い学校だったなあ。
 

さて、本日7月6日ですが、

13時半からアートホテル宮崎で「第11回宮崎県美術系大学短大説明会」が開催されます。
他美大スタッフのSNSを見てると、おぐら本店でチキン南蛮を食べてる写真がアップされてたりして、「おお。続々とみんな宮崎入りしてるなあ」と。

あ、そうそう。7日(日)は急遽某所でムサタマトークをやることになりました。今週・・というか2日前に確定した話だったりします(笑)
楽しみにしててね。
 

 
以上、ムトゥくんと夜ご飯食べるために宮崎駅方面に歩いてたら、

こんな看板を発見し、「おおおお。AMUってMAUと文字が同じじゃん!!!」とコーフンしながらバシャバシャ写真撮ってたら、ムトゥくんから「これだけでコーフンする領域にはまだなれないっす」と遠回しに「こうはなりたくない」と言われたような気がする手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。