GIFアニメで自由な表現を!この秋、展示とコンテストで盛り上がる!

1987年に誕生したというGIF。わずかなループの中で繰り返されるアニメーションに、クリエイターは人の心を動かす動的な表現を施す。一度は廃れたかのように思われたGIFアニメーションは、スマートフォンの普及でその軽量さゆえに再びクリエイターのよい表現の場となった。そんなクリエイターたちの最もミニマムな表現GIFアニメーションにまつわる展示とコンテストが、この秋開催される。トップ画像:(c) ジフ展

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GIFアニメーションは、インターネット黎明期に誕生。
なぜ近年再び注目が集まっているのか?


GIFアニメーションというと、紙芝居のようなカクカクとした動きを想像するかもしれない。
しかしたとえば、下のGIFアニメーションを見て欲しい。
武蔵美の卒業生を中心としたデザインチームtymoteによるものだ。
そのクオリティは他の動画フォーマットに遜色ないものだとわかってもらえるのではないだろうか。


ファイン系の美大生には、「GIF」と聞いてもピンとこない人もいるかもしれない。
ファイルの拡張子「.gif」でおなじみの画像ファイル形式GIFは、複数の画像を順に表示することにより、動画を表現するGIFアニメーションを作成することができる。

1987年誕生当時、インターネットの黎明期でもあったため、動画ファイルでは唯一PCのプラットフォームに依存せずブラウザ上で閲覧することができることや、動画データでは圧倒的にファイルサイズが小さいことから重宝された。音声を扱うことができず、使用できる色数も最大256色までと、表現方法が限られているということもあり、一時あまり使われない時期もあったが、2000年以降再びスマートフォンが普及するにあたり、その軽量の動画フォーマットに再び注目が集まり、現在では最もミニマムな動画形式としてその制約を生かした表現が生み出されている。

GIFアニメーションが好きな人たちが投稿する『GIFMAGAZINE』なんていうサイトもある。アート作品として見応えがあるものから、笑えるおもしろ動画、アニメやアイドルに関するものまでその表現内容は幅広い。



GIFアニメーションの表現の可能性を知りたい!
来月東京のギャラリーTETOKAで開催される「ジフ展」


  • (c) ジフ展

そんなGIFアニメーションに魅入られた、アーティスト、イラストレーター、デザイナーと、幅広い分野で活躍するメンバーからなるグループ展が、来月5日(土)より約1週間、都内のギャラリーで開催される。
出展アーティストは、伊藤桂司、オオクボリュウ、菅田ミサ、谷口暁彦、ten_do_ten、薙野たかひろ、NANOOK、ぬQ、水野健一郎、東泉一郎、山﨑健太郎 (NO DESIGN) 、よシまるシンの12名。どんな作品が並ぶのか、ぜひ注目したい。


▼展示概要
展覧会名:「ジフ展」
出展アーティスト:伊藤桂司、オオクボリュウ、菅田ミサ、谷口暁彦、ten_do_ten、薙野たかひろ、NANOOK、ぬQ、水野健一郎、東泉一郎、山﨑健太郎 (NO DESIGN) 、よシまるシン
会期:2015年9月5日(土)〜9月13日(日)
会場:TETOKA 東京都千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
企画:Yu Murooka



そんなクリエイターの想いが詰まったGIFアニメのコンテストも開催中。
the GIFs -Award of GIF creator-とは?

また、ジフ展と同時期に、GIFアニメーションのコンテストを主催するにふさわしい、アドビシステムズ株式会社と GIFMAGAZINEを運営する株式会社creative boxが、共同でGIFアニメのコンテストを開催する。昨年の同コンテストでは、応募総数の30%が美大生による作品だったそう。

コンテストの募集部門は、アート・シネマグラフ・インタラクティブ・ドット絵部門、そして美大生に注目のU22部門が用意されている。日頃からGIFアニメーションを制作しているという人はもちろん、「おもしろそうだな」と思ったあなたは作って応募してみてはいかが?
すでに応募作品がサイト上で見れるので、こちらも合わせてチェックしてみてほしい。


▼コンテスト概要
the GIFs-Award of GIF creator-


・投稿期間:2015年8月3日(月)〜11月8日(月)23:59まで
・応募数:制限なし

・審査員:
1.奥下和彦(アートディレクター・映像作家)
2.1041uuu(ドット絵作家)
3.谷口マサト(LINE株式会社 チーフプロデューサー)
4.轟啓介(アドビ システムズ 株式会社)
5.GIFMAGAZINE(GIFアニメ作品の投稿・共有サービス)

・賞
 ■最優秀賞(賞金25万円):審査員による審査により決定いたします。
 ■優秀賞(賞金3万円):審査員による審査により6作品決定いたします。
  その他、アート部門賞、インタラクティブ部門賞、シネマグラフ部門賞、ドット絵部門賞、
  審査員 賞、U-22部門賞、Adobe賞、GIFMAGAZINE賞を含め全15賞
 ※結果発表は、授賞式およびコンテストページ、GIFMAGAZINE特設ページ等で行われます。

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