【日本一チャレンジする町】7年ぶりに秩父の横瀬町へ行ってきた

2024年4月25日(木)

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4月24日(水)、午前10時。
手羽は

埼玉県秩父郡にある横瀬町へ7年ぶりに来てました。
なぜ7年ぶりかは後で書きます。

車で来たわけですが、カーナビ設定した時は「到着まで2時間半」と出て「えっ。2時間半あったら札幌行けるぞ(連携共創チームは北海道に行く機会が多いから時間の単位が札幌)」となったけど、高速がすいてて2時間で行けました。
 

まずは横瀬と言ったらあそこに行かなくちゃね。

羊山公園で、別名「芝桜の丘」
7年前にも来てるけど、ちょうど今は満開時期らしく。

芝桜が丘陵全体に咲いています。きれいだし、花粉症になりそうなくらいの花の匂い。 
到着したらなぜか雨がダーダー降り出したんでこんな色味にしか撮影できなかったけど、本物はもっと彩度が高いです。


  • 平日でも前に進まないくらい人がやってくるそうで、現地の人が「今日は雨で人が少なくてよかったわー」と言ってました。手羽のおかげ

雨が降ってなければ正面に武甲山が見えるはず。
動画の方が現地での感動に近いかな?

脳内で彩度を上げてください。

帰り道には

名物やお土産を買えるスペースもあります。

秩父市イメージキャラクターの「ポテくまくん」
名物「みそポテト」がモチーフになってます。

秩父といえば、この人を忘れちゃいけません。

秩父市観光大使のアキラ100%さんです。
5月4日にいらっしゃるそうなので、皆さんもぜひ。
 
少し車を走らせて、ある場所へ。

JA旧直売所跡地を利活用して2019年4月にオープンしたオープン アンド フレンドリースペース「Area898」
横瀬に関わる人たちのためのコミュニティ・イベントスペース。
ちなみに名前の「898」の由来は、8(ヤ)9(ク)8(バ)、「役場」で、横瀬町が運営する施設だから、もっと役場を身近に感じてもらうためにつけたそう。
「でも絶対に『エリア88』をモジってるよね?」と思ったのは手羽だけかな。 
イベントがなければ外部の人も入れるんだけど、この日は貸し切り日で中を見れず。残念。
 
その横にあるのが、

2022年5月に開設された「LAC横瀬(LivingAnywhere Commons)」
宿泊つきのコワーキングスペースでもあり、この2階には2023年3月にオープンしたスキーマが運営する五感拡張型クリエイティブ制作室「TATE Lab」と2023年6月オープンの子どもの居場所「Area899」も。

その裏には、2022年7月に誕生した「NAZELAB」
子どもたちに新しい学びの場の選択肢を提供する施設で、“学校でも家でも塾でもない”小中学生の学びの場で、設計は倉林貴彦さん。

そう。横瀬町は町長さんが「日本一チャレンジする町」を掲げ、様々な取り組みをされているんです。
2016年から始めたヒト・モノ・カネ・情報を呼び込み活性化を図るための官民連携プラットフォーム「よこらぼ」は、2023年に総務省のふるさとづくり大賞優秀賞、国内最大規模の政策づくりコンテスト「第18回マニフェスト大賞」でコミュニケーション戦略賞優秀賞、と立て続けに受賞されていて、ソーシャルデザインで注目されてる熱い町でもあるんですね。
 
その横瀬町役場へ。

多分TATE Labで作った家具があちこちにありました。

仕事をやらなくちゃいけなくて、コワーキングスペースを探してたんだけど、WEBを見ると町役場にもあると判明し、やってきた、と。

ブコーくんがいる町役場1階中央にあるこの空間がコワーキングスペース。
役場の人に声をかけて1時間使わせてもらうことに。

ウッディ。
 
あっという間に1時間がたち、連携共創スタッフと待ち合わせをしてる

秩父や横瀬は、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(あの花)、「心が叫びたがってるんだ。」(ここさけ)、『空の青さを知る人よ』(空青)の舞台でもあり、聖地になっています。

秩父といえば、この人も忘れてもらっちゃ困りますよ。

ムサビ視覚伝達デザイン学科卒の林家たい平さんです!!
 
 

お昼は道の駅の中にある秩父食堂で

一番人気の「わらじかつ丼とざるそばのセット」をセレクト。旨かった。

 
とかやってたら、集合時間になりまして。

花咲山公園へ。

7年前に建築学科の産学連携事業として取り組んだ案件でして、詳しくはこちらをご覧ください。
【心が叫びたがってるんだ!】横瀬町×ムサビ官学連携竣工式に行ってきた

自治体とイベントなどの連携はよくやってるけど、構造物を作ることはほとんどなく、今回建築学科の菊地先生と当時の作者学生さんたちとその後どうなったか見に来た、というわけです。
もちろん学生さんたちは社会人になってて、有休を使って参加したそう。
しかし、あの日から7年かあ・・7年前からやってることがほとんど変わっていない手羽が怖い・・・。
 
到着して「7年たってても意外と植物って育たないもんね」と思ったけど、7年前の写真と比べてみると、


  • 2017年撮影

当時は思ってた以上にハゲ山だったことが判明。

「花咲山」というには、もう少し時間はかかりそうだけど、確実に緑が増えてますね。

↑7年前がこうで、

↑2024年はこう。
 

↑2017年がこんな感じで、

↑2024年がこう。

小雨が降ってたけど、ハイキングをされてる人もいました。

緑が増えた分、マムシも出るようになったそう。
 
現地で役場の方といろいろ調整をして、今度は仕事として町役場へ向かうことに。

途中、武甲温泉の「鯉のぼり祭」会場へ。

圧巻・・・ではあるんだけど、川の上を泳ぐ大量の鯉のぼりたちに価値があるはずなのに、流行のオートキャンプ場にするため川幅を狭めて河原を整地されてたんです。流行に対応するために逆に土地のポテンシャルを下げてないかなあ、と思ったりも・・。

あ。観光してるところを徒歩で町役場に向かってる菊地先生たちに見つかってしまった。
 
町役場で7年ぶりに町長にお会いし、意見交換をして解散。
そこから2時間かけて東京へ帰りました。
長瀞も近いし、1泊してこの辺をゆっくり回りたいなあ。
 
 
以上、

道の駅で食べたジェラードがめっちゃ美味しかった手羽がお送りいたしました。
か、観光じゃないからね!ちゃんと仕事したからねっ!
今日の研修発表、頑張ってください。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。